シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年1月6日~1月10日(1月2週目)

シアトルのジェニー・ダーカン市長と市運輸局のディレクターであるサム・ジンバブエ氏は、来週より雪の予報が出ている9日(木)の記者会見にて、住宅やオフィスビルの前の歩道に雪が積もったり凍てついた時、今後その所有者、または事業主が雪かきなどの対応を怠ると罰金を科すと話した。昨年9月、これを定めるシアトル市の条例が市議会で承認されており、もし雪かきの警告を受けたのにもかかわらず、それを無視して対応を怠った場合は住宅所有者は50ドル、事業主は250ドルの罰金が科される可能性がある。また事業主については2回目の違反で500ドル、3回目で1000ドルの罰金額が増える。昨年2月の大雪では多くの市民が影響を受け、市の対応が十分ではないと苦情が寄せられていた。KING5の関連記事はこちら


雪雨の境界線低下、シアトル北側で雪を観測

1/9/2020 ・KING5

シアトル近郊のモンロー、メリーズビルを含むスノホミッシュ郡、スカジット郡などでは9日(木)早朝から場所により、雪まじりの雨、または雪がちらつく寒い朝となった。積雪はほとんどなく、山麓でも最高1インチの雪になると見られており、同日午前中には雨に変わる予報が出ている。10日(金)は湿雪が降りやすくなると予想されており、主に標高500フィート以上のエベレット北側やフッドカナル地域で若干積もる可能性もあるが、午前中に雨に変わる。天気予報によると来週は気温が低下し、13日(月)は最低気温が華氏20度台後半、最高気温は30度台半ばになる。12日(日)夜から13日(月)にかけてピュージェット湾地域では雪と雨の境界線が1000フィートから300フィートに降下し、再び雪が降りやすい状態となる。しかし平地での雪はところどころで、積雪はないと予想されている。14日(火)から15日(水)にかけても若干積もる程度と見られている。KING5の関連記事はこちら


シアトル学校区、必要な予防接種が未接種だと授業出席が不可に

1/8/2020 ・KING5

シアトル学校区は8日(水)より、ワシントン州の法律が定める子どもの予防接種が未接種の生徒に対し、順守するまで授業への出席を許可しないと方針を変更する。同学校区では7日(火)4時までに、生徒799人が必要な予防接種を受けていないことを確認。シアトル学校区は無料の予防接種を提供して対応している。ワシントン州では2019年に麻疹の流行が発生。それを受け、子どもの予防接種に関する新しい法律が同年7月より施行され、個人的な信条が理由のMMRワクチン(はしか・風しん・おたふくかぜ混合ワクチン)の予防接種免除が外された。公立学校や保育園に出席する場合、必ず規定の予防接種を受けるか、宗教上または医療上の理由で予防接種免除を申請する必要がある。KING5の関連記事はこちら


カスケード山脈で雪崩発生の危険性が高まる

1/8/2020 ・KING5

ノースウエスト雪崩センター(NWAC)は現在、カスケード山脈の大部分で雪崩が発生するリスクが高いと警告を発しており、スティーブンズ・パス・スキー場では7日(火)、利用客の安全のため2機を除くすべてのリフトの運行を中止した。カスケード山脈では先週末に気温が低下して水分が少ない乾雪が降り、その後気温が上がった6日(月)から7日(火)にかけて、その上に重さのある湿雪が積もり、また雨も降ったため雪崩が起こりやすい状態となっている。NWACの気象予報士は、レジャー用に整備されていないバックカントリーでは、標高が中くらいから高いところへ行くのは現在危険であり、ハイキングやスキーなどのアクティビティーは状態が安定するまで控えるべきであると話している。KING5の関連記事はこちら


ブルーオリジンがケントの新本社オープン記念式典開催

1/7/2020 ・KING5

アマゾン・ドット・コムのCEOジェフ・ベゾスが設立した航空宇宙企業ブルーオリジンは6日(月)、シアトル郊外のケント市にできた同社新本社と研究開発施設のオープン式典を行った。建物は青と白のU字型で、同社の全従業員2500以上のうちの約1500人が新しい本社で働くことになる。敷地面積は30エーカーに及び、そのおよそ半分の土地は調整池や野生生物生息地となっており、侵入植物への対策としても使われる。KING5の関連記事はこちら


シーホークスがイーグルスに勝利しNFC準決勝進出へ

1/6/2020 ・KING5

プロ・フットボールリーグNFLのプレーオフ、ワイルドカード枠の試合が先週末に行われ、5日(日)にシアトル・シーホークスがフィラデルフィア・イーグルスを17対9で破り、ナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC)の準決勝進出を決めた。第1クオーターにイーグルスのクオーターバック、カーソン・ウェンツ選手が頭部の負傷で離脱し、同チームにとって不利となった。第2クオーターには、最近現役復帰してシーホークスへ戻ったマーショー・リンチ選手(RB)がダッチダウンを決めた。また第3クオーターにシーホークスのラッセル・ウィルソン選手(QB)が、活躍を見せているルーキーのD.K.メットカーフ選手(WR)への53ヤードのタッチダウンバスを成功させ、リードを広げている。シーホークスは12日(日)、敵地にてグリーンベイ・パッカーズと対戦する。KING5の関連記事はこちら