2020年2月10日～2月14日（2月3週目）

米大統領選の民主党候補指名獲得を争っているバーニー・サンダース上院議員が、来週17日（月）にタコマ・ドームで、今回の選挙において初めてワシントン州での選挙集会を開催する。同イベントにはワシントン州のプラミラ・ジャヤパル上院議員も同席する。一般の入場が可能の集会で、参加料は無料。ワシントン州では3月10日（火）に予備選が実施される。同議員の選挙事務所によると、大統領選の出馬以来、ワシントン州住民から600万ドル近い選挙資金への寄付が集まっている。サンダース上院議員は11日（火）のニューハンプシャー州予備選において最も票を集め勝利した。KING5の関連記事はこちら

シアトル・センターにて13日（木）から16日（日）の4日間、ボランティアによるシアトル・キング郡クリニックが開催されており、一般に無料の医療サービスが提供される。100以上の医療関連機関が参加して、内科、歯科、眼科を含む診察や治療などが行われる。受診資格の制限は特に設けられておらず、身分証明書や在留資格の証明書の提示は不要。4日間でおよそ3000人の受診が見込まれている。午前5時から受診のための整理券が先着順に配布され、午前6時半より受診受付が開始される。待合場所となるフィッシャー・オアビリオンは期間中毎日午前12時半に開場となる。KIRO7の関連記事はこちら

フェデラル・ウェイにあるパシフィック盆栽ミュージアムは、9日（日）午前7時頃に何者かにより盗まれた展示中の貴重な盆栽2鉢が、11日（火）夜にミュージアム近くの道路で見つかったことを明らかにした。これらはクロマツとギンヨウグミの木で、両方とも70年以上栽培されており、数千ドルの価値がある。クロマツは、日系アメリカ人のフルカワ・ジュウザブロウ氏が第二次世界大戦中に収容所において種から育てられたもの。またギンヨウグミは1940年代にハタナカ・キヨコ氏により育てられた。戻ってきた2鉢の盆栽の状態は良好で、12日中に展示に戻されるが、ギンヨウグミはいくつか枝が折れているとミュージアム関係者が話している。パシフィック盆栽ミュージアムでは2015年5月にもセイヨウネズの盆栽1鉢が盗まれ、別の鉢に植え替えられ、枝は剪断された状態で2日後に戻ってきた。KING5の関連記事はこちら

防災や災害対策を行うキング郡エマージェンシー・マネージメントは、郡内のフォールシティーでゆっくりとした地滑りの現象が見られることから、用心のため付近住民の約75世帯に対し自主的避難を呼びかけている。地面の状態が不安なのはスノコルミー・フォールズ・ゴルフ・コース東側、SR202近くの356th Dr. SE 付近で、道路の全区間で地面の動きが見られる。先週の大雨の後、エマージェンシー・マネージメントが状態の確認を開始しているが、今後も継続して進行中の地滑りをモニタリングする。郡によると、避難する住民のために Snoqualmie Valley Alliance Churchにシェルターが設けられている。大雨で地面が緩んでいるため、先週末にはワシントン州西部数カ所で土砂崩れが発生した。KING5の関連記事はこちら

カリフォルニアを拠点にプライベート・ジェットのチャーター便を運航するJetSuiteX（JSX）は4月2日（木）より、シアトルのボーイング・フィールドとポートランドの定期便運航を開始する。平日は1日5往復、週末は3〜4往復が予定されている。セキュリティーチェックの所要時間は約20分、また飛行時間はおよそ45分で、片道料金は49ドルから。同社はIT業界で働く人をターゲットに、昨年夏よりシアトルとカリフォルニア州オークランド間の運航を行っている。Seattle Timesの関連記事はこちら