シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2020年3月2日~3月6日(3月1週目)

ワシントン大学は6日(金)、ワシントン州での新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を受けて、来週9日(月)から冬のクオーターが終了するまで、すべてのキャンパスにおける教室での授業を取り止めることを発表した。この間、授業と試験はオンラインで行われる。理由は同大学のシアトルキャンパスの西にあるルーズベルト・コモンズ・イーストに勤務する職員1人のCOVID-19の陽性が確認されたため。州内では7日(木)までに、COVID-19の検査で70人の陽性が確認されており、陽性反応があった11人が死亡している。KIRO7の関連記事はこちら


シアトルの医療研究所、COVID-19ワクチンの臨床試験準備整う

3/6/2020 ・KING5

シアトルにある医療研究所「カイザー・パーマネンテ・ワシントン・ヘルス・リサーチ・インスティテュート」は、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチン開発の臨床試験を開始するため、協力者を募集している。健康な18歳〜55歳の成人を求めており、免疫システムに影響を及ぼす病状がある、あるいはそのような薬を服用している人は参加の対象外となる。また14カ月の間にダウンタウン・シアトルにある施設に11回訪れること、また電話での4回の聞き取りが可能なことが条件で、期間中ワクチンの接種が2回ある。臨床試験は45人に対して行われる予定で、3つのグループに分け、それぞれ違った用量のワクチンが試される。研究の第1フェーズの目標はワクチンの安全性と免疫反応を確認することにある。研究者によると、臨床試験に使用するワクチンは毒性を弱めた、あるいは死んだコロナウイルスからは製造されておらず感染を起こす危険性はない。KING5の関連記事はこちら


新型コロナウイルス検査、UW Medicineでも開始

3/5/2020 ・KING5

ワシントン大学の医療機関UW Medicineは、先週末にアメリカ食品医薬品局(FDA) からの許可が下りたため、新型コロナウイルス(COVID-19)の診断検査を開始している。現在24時間体制で検査を実施しており、今週末までに1日1000〜1500件の検査が行えるようになるとみられている。現時点でワシントン州でのCOVID-19の検査を行う機関は、UW MedicineとショアラインにあるWashington State Public Health Laboratoryとの2カ所のみ。検査の処理能力は急速に拡大した一方、医師や医療機関だけが危険因子や症状に基づいて検査を発注できる状況にある。COVID-19の検査を受けられるのは、インフルエンザのような症状ある場合で、アメリカ疾病予防管理センターが定めた基準に合う患者に限定されている。KING5の関連記事はこちら


メトロ・バス、ウイルス感染拡大防止で車内清掃回数を増やす

3/4/2020 ・Seattle Times

シアトル周辺の公共バス、キング・カウンティ・メトロは地元での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、その予防策としてバス車内の清掃回数を3日(火)夜より増やしている。乗客が触れる手すり、ポール、降りることを知らせるロープ、また運転席などは殺菌剤を使って消毒する。またメトロの職員は、背中に背負う消毒用噴霧器の使い方の指導を受ける。バスの運転手へは、郡の緊急事態管理部から配布される手袋や消毒用ワイプ、ハンドサニタイザーなどのキットが支給されることになっている。Seattle Timesの関連記事はこちら


ワシントン州で新型コロナウイルスによる2人の死亡が確認

3/2/2020 ・KING5

シアトル・キング郡保健局は2月29日(土)、カークランドの病院でアメリカ国内で初めてとなる新型コロナウイルス感染(COVID-19)による死者が確認されたことを発表した。死亡したのは持病があった50代の男性で、呼吸器の重篤な問題のため、エバーグリーンヘルス医療センターで治療を受けていた。この男性は外国への渡航歴はない。また別の70代の男性も新型コロナウイルス感染によりエバーグリーンヘルス医療センターで2月29日に死亡。この男性にも持病があった。さらにカークランドにある介護施設、ライフケアセンター・オブ・カークランドでは、同施設関係者50人以上が感染の症状がみられるためウイルス検査を受けている。ワシントン州保健局研究所による検査結果から、現時点で少なくとも5人が陽性と推定されている。正式に陽性かどうかの判断には、連邦政府の研究所による確認が必要。2日(月)にはこの中の70代の男性1人と女性1人、また80代の女性1人が1日(日)にエバーグリーンヘルス医療センターで死亡したと報告している。またライフケアセンター・オブ・カークランドとは関係のない40代のスノホミッシュの男性が感染のため同病院で死亡した。ほかには、インフルエンザのような症状が出ている、または新型コロナウイルスに晒された恐れがある職員、生徒やその家族がいるワシントン州西部のいくつかの学校が休校措置を取り、校舎の消毒を行うことを決めている。新型コロナウイルス感染拡大を受け、ワシントン州のインスリー知事は非常事態宣言を発令。州は新型コロナウイルスホットライン(1-800-525-0127)を設置し、住民からのCOVID-19への質問に対応している。KING5の関連記事はこちら