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2020年11月2日~11月6日(11月1週目)

アメリカの大学スポーツ・カンファレンスであるパシフィック12カンファレンス(Pac-12)はフットボールの試合に関して5日(木)、7日(土)に予定されていたワシントン大学(UW)とカリフォルニア大学バークレー校の今シーズン開幕戦を中止すると発表した。カリフォルニア大学バークレー校の選手1人にCOVID-19検査で陽性反応があり、同チームの多くの選手も隔離と接触追跡が必要な状況となっている。Pac-12の方針に則りこの試合は無効となる。陽性反応が出た選手は無症状だと伝えられている。KIRO7の関連記事はこちら


元タコマ市長、アメリカ初の韓国系女性連邦下院議員に

11/5/2020 ・KIRO7

3日(火)の選挙で、ワシントン州第10選挙区に民主党から出馬した元タコマ市長のマリリン・ストリックランド氏が当選し、アメリカ連邦議会で初めての韓国系女性議員、そしてワシントン州初の黒人連邦議員が誕生した。アフリカ系アメリカ人の父親、韓国人の母親を持つストリックランド氏は、2010年から2018年までタコマ市長を務めた。KIRO7の関連記事はこちら


ワシントン州知事選挙、3期目目指すインスリー州知事が勝利宣言

11/4/2020 ・KING5

3日(火)に開票が始まった選挙で、ワシントン州知事選挙では現職で民主党のジェイ・インスリー知事が約60パーセントの票を獲得し、共和党のローレン・クルプ候補を大きく引き離して再選が確実となった。同日夜にインスリー知事は勝利宣言を行い、これまで行ってきた科学に基づくコロナ・パンデミック抑制の取り組みや、より強靭な経済の構築を続けることを有権者が決定したと述べている。インスリー知事は今回の当選で州知事3期目を務めることになるが、ワシントン州知事の3期在任は1965年から1977年のダン・エバンス氏(共和党)以来初めて。また州知事選の他、今回の選挙で注目されているワシントン州全ての公立学校(K-12)における性教育実施に関する法案(Referendum 90)は、14日(水)朝の時点で賛成票60パーセント、反対票40パーセントという結果となっている。KING5の関連記事はこちら


州フェリー乗務員による救助件数増加、パンデミックが原因か?

11/2/2020 ・KING5

ワシントン州フェリー(WSF)のエドモンズ・キングストン間の運航便で1日(日)、フェリー乗務員がジェットスキーをしていた2人を救助する出来事があった。水上でハンカチを振っている人をフェリー乗務員が見つけ、ボートで確認に向かったところ、一緒にいたもう一人に低体温症の症状が認められた。この救助のため、運航は約1時間遅延する影響が出た。WSFによると、昨年まではフェリーの乗務員による救助活動件数は数カ月に1件程度だったが、今年の夏と秋には数週間に1件の割合まで増加。今年のメモリアルデーには3件の救助があった。WSFは救助活動の増加原因について、新型コロナウイルスの流行で、経験がない人が水上でのアクティビティーをすることが増えたためではないかと話している。フェリー乗務員は週1度、救助訓練を受けている。KING5の関連記事はこちら