シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年2月22日~2月26日(2月4週目)

ワシントン州経済活動再開計画、全地域がフェーズ2で一時停止

2/26/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は26日(木)、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制して段階的な経済活動再開を行う計画「Healthy Washington」において、全地域が現状のフェーズ2のまま一時停止すると発表した。フェーズ2以降の段階に関する具体的な計画はまだ発表されていない。11日(木)時点で8地域全てで感染率が減少傾向にある。州西部の地域では今月1日(月)に、また残りの地域全ては14日(日)にフェーズ2に移行している。KING5の関連記事はこちら

早期地震警報システムの試験、キング郡など3郡で実施

2/25/2021・KING5

ワシントン州で今年5月に運用開始が予定されている早期地震警報システム「ShakeAlert」の試験が、25日(木)に実施される。この試験にはキング郡、ピアス郡、サーストン郡にいる人が参加でき、同日午前11時にWireless Emergency Alert (WEA) によりワイヤレス・デバイスへ警報メッセージが送信される。ワシントン州緊急事態管理局によると、メッセージを受け取るにはWEAのオプトインが必要。ShakeAlertは携帯デバイスのGPSで位置情報を特定し、地震発生直後にいつ揺れが到達するのかを住民に情報提供する。ShakeAlertの開発はアメリカ地質調査所とワシントン大学を含むワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州にある大学が行い、カリフォルニアではすでに2019年より利用されており、オレゴン州では3月11日(木)より利用可能となる。KING5の関連記事はこちら

南アフリカのコロナ変異株、キング郡の感染者から検出

2/23/2021・KING5

キング郡で南アフリカで最初に確認された新型コロナウイルスの変異株(B.1.351)が確認されたと、ワシントン州保健省が23日(火)に発表した。患者はCOVID-19検査での陽性が1月29日(金)に確認され、ワシントン大学のウイルス学研究所で行われた遺伝子の配列解析で変異株が検出されている。この感染者と連絡が取れないため、旅行歴などの詳細は把握されていない。変異株B.1.351は昨年12月に南アフリカで発見され、アメリカ国内ではこれまで10州において、感染が確認されている。この変異株が他の種類と比較して重症化しやすいのか、また感染力がより強いのかは、今のところわかっていない。KING5の関連記事はこちら


シアトルでもアジア人へのヘイトクライム件数の増加続く

2/22/2021・KIRO7

シアトルを含むアメリカ各地でアジア人に対するヘイトクライム件数が増加を続けている。キング郡検察官は今年、これまでにすでに5件のヘイトクライムを起訴しており、うち2件はアジア系アメリカ人に関する事件。シアトルでのアジア人へのヘイトクライム件数は2020年に急激に増加し、FBIのデータによると前年の約2倍となった。具体的な発生件数は2016年は9件、2019年は21件、2020年は42件。キング郡検察庁は昨年11月、動機がCOVID-19に関連するアジア人へのヘイトクライムが特に上昇していると記録している。KIRO7の関連記事はこちら