シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年3月1日~3月5日(3月1週目)

生活に要不可欠な労働者、3月中にコロナワクチン接種開始

3/5/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は4日(木)、新型コロナウイルス・ワクチンの優先接種について新しい日程を発表し、今月22日(月)にフェーズ1B Tier 2へ対象者を広げることを明らかにした。人が集まった環境で仕事をする食料品店、農業、公共交通機関、消防隊、警察など生活に要不可欠な労働者がこのフェーズに含まれる。また16歳以上の妊婦、COVID-19で重症化のリスクが高い身体障害を持つ16歳以上も対象となる。州によると、4月中旬には新型コロナウイルス・ワクチンの接種対象をフェーズ1B Tier 3に拡大する見込み。4月12日(月)より2つ以上の併存疾患を持つ50歳以上、4月26日(月)には同じく併存疾患を持つ16歳以上などへ接種対象を拡大できると見込んでる。ワクチン優先接種の日程は、ワクチン供給量が増加し続けることを想定して出されている。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州のコロナワクチン優先接種対象に教員などを追加

3/3/2021・KIRO7

ノースショア学校区の日本人教員とその交際相手が2月25日(木)夜、インターナショナル・ディストリクトで見知らぬ男に襲撃され負傷したとKIRO7が伝えている。顔を骨折、また歯を破折した被害者は、男は靴下に石を入れ、ヌンチャクのように使ったと警察に話している。犯人の身元はまだ特定されておらず犯行の動機は不明。しかし被害者の同僚たちは、アジア人に対するヘイトクライムであると確信している。キング郡検察庁は2020年に59件のヘイトクライムを起訴しており、2019年の39件から増加。また2021年に入りすでに7件を起訴しており、そのうち2件はアジア系、または太平洋諸島系アメリカ人に関する事件だった。KIRO7の関連記事はこちら


ワシントン州のコロナワクチン優先接種対象に教員などを追加

3/3/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は2日(火)、新型コロナウイルス・ワクチンの優先接種に関して、プリK-12の教員・職員や認可されているチャイルド・ケアで働く人の優先順位をフェーズ1B(Tier 1)に即時上げると発表した。知事は学校での対面授業再開を促している一方、安全性の懸念から教員組合が学校区に対し、対面授業再開計画を停止するよう求める動きがある。これまでインスリー知事は医療従事者や65歳以上の住民へのワクチンが行き渡ることを重視し、教員の優先順位を上げることを踏みとどまっていたが、バイデン大統領は2日、教員やチャイルドケアで働く人のワクチン接種の優先順位を上げ、3月中に1回目の接種を行うよう各州に求めている。アメリカではオレゴン州を含む20州以上が、すでに教員へのワクチン接種を実施している。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州知事、外国からの渡航者に対する規制を更新

3/2/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は1日(月)、外国から空路でワシントン州に入る渡航者に対する規制を更新した。ワシントン州で入国する渡航者は、米国疾病予防管理センター(CDC)の方針を遵守する必要があり、出発3日以内に受けた新型コロナウィルス検査の結果が陰性、または感染から回復したことの証明の提示が義務づけられる。また昨年12月に知事が発令した渡航者に対する勧告では、イギリスや南アフリカで最初に確認された新型コロナウイルスの変異株が検出された国、地域からの渡航者は14日間の自主隔離を要請しており、この渡航勧告も継続される。KING5の関連記事はこちら


シアトル市、ルーメン・フィールドにコロナ・ワクチン接種会場開設

3/1/2021・KING5

シアトル市は新型コロナウイルス・ワクチン接種促進の一環としてスウェディッシュ病院と提携し、3月中に大規模なワクチン接種会場をルーメン・フィールド・イベントセンターにオープンすると発表した。市によると、同会場ではおよそ5,000回/週のペースで接種を開始し、その後、供給があれば最大21,000回/日まで増やすことができる。またレニア・ビーチとウエスト・シアトルにも新しくCOVID-19検査とワクチン接種の会場を1日(月)に開設する。新型コロナウイルスワクチンに関するシアトル市のウェブページはこちら。KING5の関連記事はこちら