シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年3月15日~3月19日(3月3週目)

アプレット&コットレットのメーカーが閉業を発表

3/18/2021・Seattle Times

ワシントン州の有名なお菓子「アプレット&コットレット」を製造するカシミアのリバティーオーチャードが、今年6月1日(火)に閉業すると発表した。同社は3年間、ビジネスの買手を探しているが見つかっていない。店舗は5月末まで営業する予定で、それまでツアーも継続される。リバティーオーチャードは1920年に2人の移民によって創業され、101年の歴史がある。KING5の関連記事はこちら


元シアトル市議会員のハレル氏、来年の市長選挙へ出馬表明

3/17/2021・Seattle Times

シアトル市議会議長や2017年のエド・マレー元市長辞任後に暫定的に市長代理を務めたブルース・ハレル元市議会議員が16日(火)、来年行われるシアトル市長選選挙への出馬を表明した。シアトル市議会員として2019年まで12年間の任期を務めあげたハレル氏は、母校であるガーフィールド高校で選挙運動開始を発表し、ホームレスや警察の説明責任、人種差別など市が抱える問題に対して、市長としてどのように取り組みたいかを具体的に述べた。シアトルで生まれ育ち、ワシントン大学ではフットボールのスター選手だった同氏は、アフリカ系の父と第二次世界大戦時に強制収容を体験した日系人の母を持つ。シアトル市のジェニー・ダーカン市長は次の市長選挙での不出馬の意向を表明しており、今のところシアトル市議会議長現職のロレーナ・ゴンザレス氏など14人がシアトル市長選挙出馬の意向を明らかにしている。Seattle Timesの関連記事はこちらSeattle Timesの関連記事はこちら


シアトル市内の州道など、法定最高速度が引き下げ

3/16/2021・Seattle Times

シアトル市とワシントン州運輸局(WSDOT)は15日(月)、市内を走るAurora Ave. Nと Lake City Way、またその他の州道の法定最高速度をこれまでより5マイル/時引き下げることを発表した。該当する道路では、新しい制限速度標識の設置作業が前日の14日(日)に行われたが、Aurora Ave. Nでは今後4月半ばまでに設置される。2019年にシアトルのダーカン市長は、2030年までに死亡や重傷を伴う交通事故をなくすことを目指す市のVision Zeroプログラムの一環として、市内の主要道路での法定最高速度25マイル/時に引き下げることを発表。当時州道SR99のAurora Ave. N.、SR522のLake City Wayなどはその対象外だったが、先週WSDOTが州道の法定最高速度変更に関するシアトル市の要請について承認している。法定最高速度変更の詳しい情報はこちら。Seattle Timesの関連記事はこちら


ワシントン州知事、K-12で対面授業再開の命令に署名へ

3/15/2021・KING5

ワシントン州のインスリー知事は12日(金)、K-12の学校に対し、4月19日(月)までに少なくとも週2日の対面授業の選択を生徒に与えることを学校に義務付ける命令を出す意向であることを表明した。命令によると、K-6は4月5日(月)までに、また12年生までの全生徒に対しては19日までに対面とオンラインの両方(ハイブリッド)で授業が受けられる機会を各学校区は提供しなければならない。また対面授業の1週間の時間は週平均授業時間の30パーセント以上、基本的に少なくとも週2日にわたり行わなければならない。今年2月にはシンクタンクのワシントン・ポリシー・センターが、ワシントン州の対面授業再開の割合が他の州と比べて遅れているというデータを報告。またインスリー知事やクリス・レイクダル教育長は州内の学校区に対し、対面授業再開を進めるよう圧力をかけていた。KING5の関連記事はこちら