シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年10月18日~10月22日(10月4週目)

ニュース・トップページ 最近のニュース一覧 過去の記事

セイリッシュ海のザトウクジラの子ども、今年は記録的に増加

10/22/2021・KIRO7

ワシントン州とブリティッシュ・コロンビア州で活動する団体、Pacific Whale Watch Association (PWWA) は、セイリッシュ海で今シーズン確認された子どものザトウクジラの数が記録的に増えたと伝えている。ワシントン州とブリティッシュ・コロンビア州各地では、ホエール・ウォッチャーや研究者により21頭の子クジラが確認、撮影されている。現時点で、同地域において記録された年間の頭数は最も多くなっており、昨年のおよそ2倍。PWWAは、子クジラの数が増えた原因は不確かだが、この2年間、クジラにとって餌が豊富だったのかもしれないし、単純に大人のクジラの数が増えたためかもしれないと話している。セイリッシュ海のザトウクジラは冬に向けてハワイ、メキシコ、中米付近まで南下し、春の終わりに戻ってくる。KIRO7の関連記事はこちら


ワシントン州の気候、今冬もラニーニャ現象の影響を受ける可能性も

10/21/2021・KING5

アメリカ気候予測センターの予報官は先週、発生しているラニーニャ現象が87パーセントの確率で12月から2月にかけて継続する可能性があると発表しているが、パシフィック・ノースウエスト地域ではすでにその影響が見られると、ワシントン州の気候学者ニック・ボンド氏は話している。ボンド氏によると、今回は連続した2度目のラニーニャ現象となり、秋は寒くて雨が多く、冬は積雪量が多くなる可能性がある。また1月初旬までラニーニャ現象の深刻な影響はないと予想している。昨冬のラニーニャ現象では、ワシントン州の多くの地域で記録的な積雪量となっている。KING5の関連記事はこちら


シアトルセンターの新アリーナ、ソフトオープンで初のコンサート開催

10/20/2021・KING5

大規模な改修工事が終わりグランド・オープンを控えたシアトルセンターのクライメート・プレッジ・アリーナでは19日(火)、ソフトオープンのイベントとして新アリーナ初となるコンサートが開催された。Foo Fighters、Death Cab for Cutieがパフォーマンスを行い、会場にはおよそ1万3000人が集まった。クライメート・プレッジ・アリーナの正式なグランド・オープンは22日(金)で、イギリスの人気ロックバンド、Coldplayがコンサートを行い、翌日23日(土)にはNHLシアトル・クラーケンの本拠地初となる試合が予定されている。クライメート・プレッジ・アリーナは、個人投資家が10億ドル以上を投じて2018年に旧キー・アリーナの改修・拡張工事を着工し、今年完成した。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州職員など、コロナワクチン接種証明書の提示期限に

10/18/2021・KING5

ワシントン州職員などに対するCOVID-19ワクチン接種の義務付けが開始されるが、対象者は18日(月)までにワクチン接種証明書の提示しなければならず、接種を完了していない場合は失業する可能性がある。新型コロナウイルスのデルタ株による感染例が急増した8月にインスリー知事は、ほとんどの州職員、医療従事者、また介護施設などで働く人が対象となる同命令を発表。医療上、宗教上の理由でワクチン接種を受けられない場合は義務を免除される。今月4日(月)の時点で州職員の92パーセント近くがCOVID-19ワクチンの接種を完了しているが、未接種の職員による影響は公共安全、輸送、教育の各分野に及ぶと予期されている。キング郡、シアトル市も同様に、郡職員、市職員へのワクチン接種義務付けを実施する。KING5の関連記事はこちら