シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2021年10月25日~10月29日(10月5週目)

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ワシントン州西部で再び大雨、道路の冠水や河川で洪水の恐れも

10/28/2021・KING5

大気中に大量の水蒸気が帯状に流れ込む「大気の川(Atmospheric River)」のため、ワシントン州西部では28日(木)に大雨となり、洪水の危険性が高くなると予報されている。大雨と落ち葉により排水溝が詰まり、28日と29日(金)には道路が冠水する恐れがあり、また河川の水位も上昇し続けるため洪水が発生する可能性が高まるとみられる。国立気象局(NWS)はワシントン州北西部と中西部の一部において、28日正午から同日夜まで洪水注意報を発表している。NWSは、カスケード山脈北部やオリンピック半島の多くの河川で洪水に近い状態となり、28日午後にはいくつかの河川で小規模から中規模の洪水となる可能性があると話している。またピュージェット湾地域では地滑り発生の危険性も高くなる。29日早朝には大気の川が南東へ移動し、同日午後までに晴れ間が広がる見込み。週末は晴れるものの、朝は肌寒くなると予想されている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市でCOVID-19ワクチン接種会場数カ所が再開

10/27/2021・KING5

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、COVID-19ワクチンの接種対象を5~11歳へ拡大する許可を近日に出すとみられているが、シアトル市ではワクチン需要の急増に向けて準備を進めている。今月29日(金)には、ウエスト・シアトルのNeighborhood Houseにおいてワクチン接種会場をオープンする予定で、子どもが接種を受けられるよう最終準備をしており、また追加接種(ブースター接種)希望者や未接種の大人にも対応できるよう定員を増やす。同会場でのワクチン接種は金曜・土曜の午前11時から午後7時に行われ、事前予約を推奨しているが予約がない場合でも接種を受けられる。市は先週、サウスレイクユニオンのアマゾン・ミーティング・センターのワクチン接種会場を再開、来月にはレーニア・ビーチ接種会場の再開を予定しており、ワクチンの需要増加に伴い各地で接種会場の再開を計画している。KING5の関連記事はこちら


キング郡でCOVID-19ワクチン接種証明の提示義務化始まる

10/26/2021・KING5

キング郡では25日(月)より、郡内のレストランや屋内外のイベント会場におけるCOVID-19ワクチン接種証明書の提示義務化が始まった。72時間以内に受けた新型コロナウイルスのPCR検査での陰性証明書、またはイベント会場で行われる迅速抗原検査で陰性が確認された場合も入場が認められる。同義務は12歳以上が対象で、屋内で行われるレクリエーションイベント、映画館、パフォーミングアート上演会場、ジム、コンベンションの会場などで、ワクチン接種証明や検査での陰性証明の提示が必要。また500人以上が参加する屋外イベントや、屋内飲食サービスを主に行うビジネスの利用でもこの義務が適用される。キング郡は同義務の継続が必要かどうか、6カ月後に再検討する。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州西部で嵐が発生、各地で倒木などの被害

10/25/2021・KING5

ワシントン州沿岸で発生している強力な低気圧のため、州西部では24日(日)から強風や雨が続いており、各地でさまざまな被害が出ている。プレストンでは24日午後、車が強風で倒れた木の下敷きになり、乗車していた2人が死亡した。シアトル南部、E Marginal Way S. の一部では電柱15本が倒れ、電線のたるみが起こり全車線が閉鎖され、25日(月)の午前中も復旧作業のため通行止めが続いている。その他にも各地で停電が発生し、25日午後9時半の時点で、シアトル市内の1万世帯以上が影響を受けている。ワシントン州西部では25日も強風と雨が続くと予報されている。KING5の関連記事はこちら