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2021年11月1日~11月5日(11月1週目)

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今週末、ワシントン州西部の峠で降雪の可能性

11/5/2021・KING5

今週末の天気予報によると、雪を伴う嵐が発生する標高は6日(土)に3,000フィートまで、7日(日)には2,500フィートまで下がると予想されており、標高3,000フィートを超えるスノコルミー・パスで雪が降る可能性がある。KING5の気象予報士は、ワシントン州西部の山岳地帯でこの時期に積雪が始まるのは通常であると話している。また週末の積雪について、標高5,000フィート以上で最大1フィート、標高3,000フィート以下では数インチの雪が降ると予想しており、チヌーク・パスとノース・カスケード・ハイウェイを除いて、峠の交通への雪の影響はないとみている。現時点でスティーブンズ・パスは12月3日(金)、ミッション・リッジとクリスタル・マウンテンでは11月19日(金)にスキー場開きを予定。この冬は、太平洋中央部の海面水温が平年よりも低くなるラニーニャ現象の発生が予報されており、ノースウエスト地域ではその現象の影響で雪が降る確率が高くなることがある。KING5の関連記事はこちら


ワシントン大学病院、子どもへのCOVID-19ワクチン接種を開始

11/4/2021・KING5

アメリカ保健当局は2日(火)、アメリカ疾病対策センター(CDC)の勧告に続いてファイザー製新型コロナウイルスワクチンの5歳〜11歳の子どもへの接種を承認したが、翌日3日(水)にはワシントン大学病院(UW Medicine)がショアラインで、子どもへの接種イベントを行った。同病院によると、3日までに9,300人以上の子どもがウエイトリストに登録されている。また5,700回分の子ども用ワクチンがシアトルのハーバービュー・メディカル・センターに確保されていることも発表している。5歳〜11歳へのワクチン接種量は12歳以上の3分の1で、小さな注射針が使用される。またワクチンは3週間の間隔で2回の接種が必要。ファイザーが2,268人の子どもに対し行った調査では、91パーセント近くの感染予防の効果があった。KING5の関連記事はこちら


シアトル市長選挙、ブルース・ハレル氏が大幅にリード

11/3/2021・KING5

2021年の総選挙の投票が締め切られた2日(火)の午後8時過ぎ、ワシントン州では早期に回収された投票を集計した最初の選挙結果が発表された。シアトル市長選挙における現在の開票結果は元シアトル市議のブルース・ハレル氏が約65パーセント、現シアトル市議会議長のロレーナ・ゴンザレス氏が約35パーセントの得票率でハレル氏が大幅にリードしている。選挙後の集会でハレル氏は選挙での勝利を宣言している。黒人の父親、日系人の母親を持つハレル氏が当選すると、アジア系として初、また黒人として2人目のシアトル市長誕生となる。またシアトル市検事の選挙での得票率はアン・デービソン氏が59パーセント、ニコール・トーマス-ケネディー氏が41パーセント。警察や刑務所廃止派で注目を集めていたトーマス-ケネディー氏に対し、共和党を宣言しているデービソン氏が優勢となっている。現在行われている開票作業は数日かかる見込みで、選挙結果は引き続き毎日発表される。選挙結果は今月23日(火)に各郡で正式に認定、12月2日(木)までに州務長官が認定する。KING5の関連記事はこちら


キング郡保安官事務所、車上狙いについて住民に注意喚起

11/2/2021・KING5

車上狙いで盗んだガレージドア・オープナーを使い、持ち主の家に侵入する事件発生について、キング郡保安官事務所が住民に注意を喚起している。同事務所は1日(月)、夜間はガレージドア・オープナーは車に置いたままにせず、家に持って入るようSNSに投稿。ベルビューのニューキャッスル地区にて先週、この手口でガレージに侵入し、施錠されていない入り口から住宅内に忍び込もうとした事件があり、容疑者はセキュリティ・アラームが鳴ったためガレージドア・オープナーを持ったまま逃走している。またベルビュー警察署でも、最近起こった同様の被害複数件について捜査を行っている。同警察署はガレージドア・オープナー以外にも、住所や個人情報が記載されている自動車登録、所有権証明書のような書類はデジタルファイルを携帯電話に保存するなど、車内に置きっぱなしにしないよう呼びかけている。ベルビューで発生した車上狙いの件数は昨年1年間で1,293件あり、今年はすでに1,400件となってる。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州の生徒の数学と読解のスコアが低下

11/1/2021・KING5

全米学力調査(NAEP)によると、50年間で初めて13歳の生徒の数学と読解のスコアが低下した。2012年から2020年までの全国を対象とした長期評価では、読解力が3ポイント、数学が5ポイント低下。ワシントン州では2017年から2019年の数学のスコアは変化しなかった一方、読解は5ポイント低下している。アフリカ系、ヒスパニック系の13歳についてはさらに悪化しており、それぞれの人種のカテゴリーでの数学が8ポイントと4ポイント落ち込んだ。ワシントン州教育協会のラリー・ディレイニー氏はこの理由の一つとして、アフリカ系、ヒスパニック系の教師を確保するのが難しいことを挙げている。州の生徒の50パーセントは有色人種だが、有色人種の教育者の割合は15パーセントで、このギャップを縮めることができれば、より良い結果を出すことができると思うとディレイニー氏は述べている。KING5の関連記事はこちら