シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2022年1月4日~1月7日(1月2週目)

ニュース・トップページ 最近のニュース一覧

大雪のため、カスケード山脈の全ての主要な峠が日曜まで閉鎖の見込み

1/7/2022・KING5

ワシントン州運輸局(WSDOT)は大雪のため、カスケード山脈の主要な全ての峠を6日(木)早くから閉鎖しており、スノコルミー・パス(I-90)、スティーブンズ・パス(US 2)、ホワイト・パス(US 12)、ブレウェット・パス(US 97)での通行止めは少なくとも9日(日)まで続く見込み。スノコルミー・パスはノース・ベンドとエレンズバーグの間、スティーブンズ・パスは市ニックからレベンワース西端の間で閉鎖されている。道路は雪崩、倒木、視界不良など危険な状態に加え、現在カスケード山脈では雪崩警報が発表されており、今後数日間に雪が雨に変わるとその危険性が高まり、除雪などの作業が難しい状況にある。WSDOTが安全に作業が行えると判断すれば、作業員は雪崩のリスク評価や雪崩の制御、道路の除雪と瓦礫・倒木の除去などに取りかかる。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州、コロナ検査キットの無料配布やワクチン接種会場増設を発表

1/6/2022・KING5

ワシントン州のジェイ・インスリー知事は5日(水)、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染が急増する中、州は大規模なワクチン接種会場を開設し、また自宅で利用できるCOVID-19検査キット500万回分以上の無料配布を計画していると発表した。知事によると、州はすでに80万回分の検査キットを受け取っており、今週中に追加で200万回分を入手する予定で、今後数週間のうちに合計約550万回分を確保する。これらは学校、各地域の保健局から住民に配布される他、ケアエボリューションやアマゾン・ドットコムと提携して住民がオンラインで直接自宅へ配達を依頼できるようにする。COVID-19ワクチン接種に関しては、キング郡にあるアーバーンFEMA移動式接種クリニックでワクチン接種できる回数を増やしており、1日あたり数千件の予約に対応している。またワシントン州北西部には大規模なワクチン接種会場を18日(火)の週に1カ所をオープンする予定。これらに加えて、州からのマスク供給量を増やし、1000万枚以上のマスクを地域コミュニティや学校で無料配布すると知事は話している。KING5の関連記事はこちら


シアトル運輸局、舗装道路のくぼみに関する報告急増に備える

1/5/2022・KING5

シアトル運輸局(SDOT)は雪の後の今後数週間、舗装道路のくぼみに関する住民からの報告件数急増を見据え、その対応に備えている。昨年SDOTが補修した道路のくぼみは14,000カ所だが、最近起こったような冬の荒天が、補修カ所で再びくぼみを起こす可能性がある。雪と氷が残っているため、各報告へのSDOTの対応は通常よりも時間がかかるとみられ、同局は住民に理解を求めている。シアトル市はアプリ「Find It, Fix It」、Eメール(684-ROAD@seattle.gov)、または電話(206-684-7623)にて、住民からの報告を受け付けている。またSDOTは、道路のくぼみの補充状況がわかるリアルタイムのオンライン地図を公開している。KING5の関連記事はこちら


シアトル公立学校区での2日間のCOVID-19検査、588人に陽性反応

1/5/2022・KING5

シアトル公立学校区が生徒と職員を対象に今週2日(日)と3日(月)に実施したCOVID-19検査において、検査を受けた14,021人のうち588人に陽性反応があった。同学校区は4日(火)に冬休み明け初日の授業を行う前に、希望者に対して中学校12校で検査を実施。2日の陽性率は7%、3日は4%だった。オンライン授業に戻るかどうかについては、提携する公衆衛生関係者の指導を仰ぎながら決定すると学校区は述べている。シアトル公立学校区でのCOVID-19検査は今週も継続して実施されており、サウスショアPreK-8校でも午後4時から午後8時まで、ミーニー中学校では5日(水から7日(金)の午後5時から8時まで、検査を実施している。KING5の関連記事はこちら


ブルース・ハレル新市長の就任宣誓式が行われる

1/4/2022・KING5

昨年11月のシアトル市長選挙で当選し、2022年1月1日付で就任したブルース・ハレル新市長が4日(火)の朝、就任宣誓式を行った。ハレル市長は、新型コロナウイルスの新規感染が増えている状況から大規模な就任式を見送っており、4日の式典は幹部メンバーや報道関係者などが出席して行われ、またシアトル市民に向けて団結した都市へのビジョンについて演説した。昨年の選挙でハレル市長は、景気回復、住宅問題への対策、治安向上、警察改革などの公約を掲げ選挙戦を戦っている。KING5の関連記事はこちら


ワシントン大学病院、COVID-19検査を症状がある場合に制限

1/4/2022・KING5

ワシントン大学病院(UW Medicine)は、COVID-19検査での陽性率が高まっていることを理由に、4日(火)から運営する9カ所の検査場で検査対象者を制限、また3カ所では検査を一時的に取りやめている。一時閉鎖される検査場はバラード、サマミッシュ、シアトル市役所で、陽性率が下がるまで再開されない。他のUW Medicineが運営する検査会場では、呼吸器疾患の症状がある人、または感染者との接触が判明している人のみに検査対象者を限定する。陽性反応が出た場合、そのサンプルは追加検査が必要となり、新規感染者が急増する一方で、UW Medicineが扱えるサンプル数は限りがあると同病院は話している。シアトルとキング郡での最近の平均陽性率は約25%と高く、UW Medicineが検査場をフル稼働させるには、10〜15%以下になる必要がある。KING5の関連記事はこちら


今年1月1日から施行される、ワシントン州の新しい法律は?

1/4/2022・KING5

ワシントン州は2022年1月1日より、飲食サービスでの使い捨て用品提供の制限(SB 5022)、譲渡所得税の課税(SB 5096)、介護保険料の徴収(HB 1323)、最低賃金の値上げ、学校でのネイティブ・アメリカンに関連するマスコットの使用禁止(HB 1356)、重罪犯の選挙権回復(HB 1078)に関する法律を施行する。SB 5022に関しては、使い捨てされる製品の使用と廃棄を減らすために、使い捨て用品、ストロー、調味料の容器、飲料用カップの蓋は客が求める場合のみ提供するよう制限される。HB 1323の介護保険料については、雇用保険局は4月まで雇用主からの徴収を行わない。またワシントン州の最低賃金は時給13.69ドルから14.49ドルへ値上げされる。新しく施行される法律の詳細はオリジナル記事に記載。KING5の関連記事はこちら