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2022年9月6日~9月9日(9月2週目)

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山火事による煙で大気質の低下、森林火災注意報も発表

9/9/2022・KING5

国立気象局(NWS)は、9日(金)正午から10日(土)深夜にかけて、ワシントン州西部の大部分に森林火災注意報を発表している。カスケード山脈、オリンピック山脈、ワシントン州西部のほとんどの低地では華氏80度台から90度台の高温、空気の乾燥、また強風となる予報で、火災が広がりやすい状況となる。またピュージェット・サウンド・クリーン・エア・エージェンシーは、山火事による煙に覆われるため、同地域では9日から週末にかけて、敏感な人への健康に影響を与える可能性があるレベルまでの大気質の低下を予想。NWSは火災の発生を避けるため、野外での焚き火や乾燥した芝生の上への駐車などを避けるよう、注意喚起している。 KING5の関連記事はこちら


ワシントン州のCOVID-19関連の非常事態宣言、10月末に解除へ

9/9/2022・KIRO7

ワシントン州のインスリー知事は8日(木)、現在発令中のCOVID-19に関連する緊急命令と非常事態宣言を10月31日(月)までに解除すると発表した。知事室によると、発令した85件のCOVID-19に関する緊急命令のうち、75%近くはすでに解除されている。さらに医療関連の命令13件は10月27日(木)に解除。残り10件は、非常事態宣言を含めて10月31日に解除される。ただし、医療従事者、長期介護の現場、矯正施設などでのマスク着用命令は継続される予定。州による医療・教育従事者に対するCOVID-19ワクチン接種の義務付けも終了するが、雇用主はその義務付けを選択することができる。KIRO7の関連記事はこちら


ポールスボ近くでマグニチュード3.7の地震が発生

9/8/2022・KING5

地震に関する調査などを行っているパシフィック・ノースウエスト地震ネットワークとアメリカ地質調査所(USGS)は、ジェファーソン郡においてマグニチュード3.7の地震が8日(木)午前1時8分に発生したと報告している。USGSによると、震源地はポールスボから北西8.6マイルで、震源の深さは約14.6マイル。ジェファーソン郡やキットサップ郡、またシアトルやボセルでも小さな揺れを感じたと住民が報告した。シアトルのマグナソン・パーク北側にある国立気象局シアトル支局も揺れを感じたとツイッターに投稿した。今回の地震はシアトル断層線のすぐ北側で発生しており、同断層でマグニチュード7.5の地震が発生すれば、数分でシアトル広域圏に到達する津波を引き起こす可能性があるという研究が7月に報告されている。 KING5の関連記事はこちら


シアトル公立学校区の教職員が授業初日にストライキを実施

9/7/2022・KING5

ワシントン州最大の学校区であるシアトル公立学校区(SPS)では、今学年度の授業開始が予定されていた7日(水)に教職員がストライキを実施した。給与、メンタルヘルスのサポート、特殊教育や多言語を話す生徒と教員の人員比率などの問題をめぐり、同学校区の教職員組合(Seattle Education Association)はレイバー・デーの連休中に行った投票で、今回のストライキ実施を承認している。学校区との交渉で6日(火)夜までに合意に至らず、組合は7日朝7時半にストライキを開始。SPSの本部建物前で朝から午後3時半までの間、暫定合意が批准されるまで組合員はピケッティングを行う予定。7日の授業は取り止めとなったが、午前10時から午後1時まで、生徒への給食が提供される。 KING5の関連記事はこちら


オミクロン株対応のワクチン追加接種が間もなく開始

9/6/2022・KING5

ワシントン州は3日(土)、州保健省(DOH)とその他の医療機関がオミクロン株の系統「BA.4」と「BA.5」に対応したファイザー製とモデルナ製の新型コロナウイルス・ワクチン追加接種をレイバー・デー明けの週に開始すると発表した。最初の割り当ては19万1000回分で、供給が始まった直後は需要が供給を上回る可能性がある。アメリカ食品医薬品局(FDA)は8月31日(木)に、ファイザー製は12歳以上、またモデナ製は18歳以上を対象にオミクロン株に対応したワクチンの緊急使用を許可している。KING5の関連記事はこちら