シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2023年3月20日~3月24日のニュース

ニュース・トップページ 最近のニュース一覧

ワシントン州最高裁、キャピタル・ゲイン税を合憲と判決下す

3/23/2023・KING5

ワシントン州最高裁判所は24日(金)、富裕層を対象としたキャピタル・ゲイン税を合憲とする判決を下し、下級審の判決を覆した。判事9人のうち7人が合憲と判断しており、キャピタルゲイン税は資本資産の売却または交換に対して課税されるものであり、資産や利益そのものではないため、物品税として特徴づけられる述べている。キャピタルゲイン税反対派は同税は所得税の一形態であり、ワシントン州の法律で禁止されていると主張。2022年3月にはダグラス郡高等裁判所で、課税は違憲であると判決が下されていた。個人、夫婦ともに25万ドルを超える株式や債券などの資産売却に7%を課税する同税金の法案は2021年に可決、2022年1月1日に施行され、学校教育への資金として年間数億ドルを捻出することが期待されている。KING5の関連記事はこちら


NCAA女子バスケのマーチマッドネス、シアトルで24日から開催

3/23/2023・KIRO7

シアトルのクライメート・プレッジ・アリーナでは、24日(金)からNCAA女子バスケットボール・トーナメント「マーチ・マッドネス」が開催される。今年は初めて地域ラウンドを4ホスト方式から2ホスト方式に変更して行い、同アリーナとサウスカロライナ州グリーンビルのボン・セキュア・ウェルネス・アリーナがその会場。シアトルでは24日と25日(土)にスウィート16に進出した8大学チームが戦い、その勝者は26日(日)と27日(月)に同会場でのエリート8に出場する。ファイナル4は31日(金)にダラスにて開催予定。シアトルでは今年7月にMLBオールスター・ゲーム、また2026年にはサッカーのワールドカップが予定されているが、シアトル・スポーツ・コミッションのベス・ノックス氏は、マーチ・マッドネス、また他のスポーツの大イベントで多くのファンを迎える準備をしていると話している。KIRO7の関連記事はこちら


アートやテクノロジーを融合させた新しい博物館がシアトルにオープン

3/22/2023・KING5

アートやテクノロジーを融合させた、インタラクティブで没入感のある体験型の展示を行う新しいスタイルの博物館、WNDRミュージアムが22日(水)、シアトルのウォーターフロントにオープンする。2018年にシカゴで設立された同博物館はサンディエゴでも開館しており、シアトルは3番目の施設で、今後ボストンにもオープンする予定。シアトルでは20以上の展示があり、草間彌生をはじめとする世界的に有名なアーティストや、アンディー・アークレーなどシアトル在住の芸術家による作品を展示する。KING5の関連記事はこちら


イーストサイドの2月の住宅価格の中央値、前年よりも21%下落

3/21/2023・KING5

ノースウエスト地域の不動産ブローカーに先進技術を利用したサービスを提供するNorthwest Multiple Listing Serviceの最近のデータによると、住宅市場において販売物件数の減少とともに、住宅ローン金利が6%~7%と上昇している中、キング郡における2月の住宅価格の中央値は昨年同時期よりも7%下落、さらにイーストサイド地域では21%の大幅な落ち込みを見せている。不動産ブローカーは、昨年10月以降に実施されている、IT関連企業で大型人員削減が影響していると見ており、イーストサイドで起こった歴史的な住宅価格の高騰が軟化し、2021年秋の水準に戻りつつあると話している。この状況は、高値の利益を享受しようとしていた不動産所有者にとって、大きな打撃となっている。KING5の関連記事はこちら


アマゾン・ドット・コム、9,000人の追加削減を発表

3/20/2023・KIRO7

オンライン販売大手でシアトルに本社を置くアマゾン・ドット・コムが、9,000人の新たな人員削減を予定していることが20日(月)に明らかになった。同社は2カ月前の1月に18,000人の削減を発表している。CEOのアンディ・ジャッシー氏は従業員宛のメモで、人員削減は今後数週間に実施され、アマゾン・ウェブ・サービスやTwitch、広告部門などの従業員に影響を及ぼすと述べている。KIRO7の関連記事はこちら


ロサンゼルスとサンディエゴの今年の降雨量、シアトルを上回る

3/20/2023・KING5

シアトル・タコマ国際空港では、先週17日(金)の最高気温が華氏62度を記録し、昨年10月20日以来、約5カ月ぶり60度を超えた。今年は通常より雨が少なく、3月中旬までの今年の同空港における降雨量は7.43インチで、例年同時期に観測される11.9インチを大きく下回っている。一方乾燥した気候で知られるサンディエゴの空港では、3月中旬までの今年の降雨量は9.11インチで、通常の倍近い雨を記録。ロサンゼルスの空港でも同様の傾向で、2023年に入ってから3月中旬までに15.65インチの雨が観測され、例年の6.98インチの2倍以上、また今年のシアトルと比較して2倍の量の雨が降っている。KING5の関連記事はこちら