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2024年4月22日~4月26日のニュース

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政府機関がノース・カスケード山脈でのグリズリーの個体数回復計画を発表

4/26/2024・KING5

アメリカ合衆国国立公園局(NPS)とアメリカ合衆国魚類野生生物局は25日(木)、ワシントン州のノースカスケード山脈においてグリズリー(ハイイログマ)の個体数を回復させる計画を発表した。グリズリーは昔からノース・カスケード山脈に生息していたが、主に狩猟によって個体数が減少し、同山脈のアメリカ側で最後に目撃されたのは1996年。発表によると、5年から10年かけて年間3頭から7頭のグリズリーをロッキー山脈とブリティッシュコロンビア州内陸部の生態系から移動させ、25頭の初期個体群の確立を目指す。2022年に始まった環境影響評価プロセスの結果によりこの決定が下され、またグリズリーはノース・カスケードの生態系において重要な役割を果たすとNPSは述べているが、ノース・カスケード国立公園周辺の住民からは不評を買っている。今のところ、この計画の具体的な日程は発表されていない。KING5の関連記事はこちら


Good To Go!を装ったメッセージでの詐欺に注意喚起

4/25/2024・KIRO7

ワシントン州運輸省(WSDOT)が運営する有料道路の料金徴収サービス「Good To Go!」は、テキスト、電子メールを悪用した新しい手口の詐欺に注意するよう利用者に呼びかけている。FBIインターネット犯罪苦情センター(IC3)には、少なくとも3つの州の道路料金徴収サービスを装い、料金の未払いに関する通知を行うスミッシング詐欺(テキスト・メッセージ/SMSを用いたフィッシング詐欺)について、2000件以上の苦情が寄せられている。Good To Go!は、偽のメッセージに支払いと延滞料回避のためのリンクが含まれているが、その指示に従わずにカスタマーサービスへ直接連絡して確認することや、未払い料金はウェブサイトにて支払うことを推奨している。また疑わしいメッセージを受け取った場合は、IC3へ報告することも勧めている。KIRO7の関連記事はこちら


シアトル・ストームのオーナー・グループにスー・バード氏が加わる

4/25/2024・KING5

女子バスケットボール・リーグWNBAのシアトル・ストームは24日(水)、2022年に現役引退するまで同球団で20シーズンにわたりプレーしたスー・バード氏がオーナー・グループに加わったことを発表した。バード氏はストームの4度のWNBA優勝に貢献し、オールWNBAチームにも8回選出されている。また、オリンピックの金メダル5個を獲得している伝説のプレーヤー。ここ数年、全米で女子バスケットボールの人気が爆発的に高まる重要な時期に、同氏はオーナーに加わった。またストームは最近、シアトルのインターベイ地区に6400万ドルをかけて建設した新しいチーム専用練習施設についての発表も行っている。KING5の関連記事はこちら


テスラのオートパイロットで運転中に衝突、1人が死亡

4/24/2024・KING5

スノホミッシュ郡のSR522で19日(金)に発生した車とオートバイが衝突した死亡事故で、テスラに乗っていた運転者が自動運転技術による運転支援システム、オートパイロットを使用していたことがわかった。オートバイに乗っていた28歳の男性は道路に投げ出されて現場で死亡。事故を引き起こした56歳の男性は、オートパイロットを使用してオートバイの後ろを走行し、携帯電話に気を取られている間にオートバイに衝突したと州パトロール警察に話しており、自動車殺人容疑で逮捕された。ワシントン州では現在、自動運転(Autonomous Driving)での公道の走行はテスト目的のみ合法で、ワシントン州免許局によると、その資格が認められているのはNVIDIA Corporation、Waymo、Zooxの3社だけ。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州の高校生が親パレスチナ派の抗議活動を行う

4/23/2024・KING5

ワシントン州西部各地の高校生らが23日(火)、親パレスチナ派の抗議活動として授業をボイコットした。イスラム組織ハマスとの戦闘で、パレスチナ地区ガザへの軍事行動を行ったイスラエルへの武器供給を止めることをアメリカ連邦政府に要求している。この抗議活動は、22日(月)夜から始まったユダヤ教の宗教的記念日である過ぎ越しの祭り(ペサハ)に合わせて行われており、地元の大学に加え、シアトル、レドモンド、レントン、オリンピア、イサクア、ウディンビルなどの学校区の高校生が抗議活動を実施。シアトル公立学校区の生徒らは、同日朝の授業を欠席してカル・アンダーソン公園で集会を開いた。アメリカ国内各地の大学などでも最近、反イスラエルの抗議デモが広がっているが、攻撃的で反ユダヤ的な言動が報告される中、ユダヤ人コミュニティーの多くが身の危険を感じるようになったと話している。KING5の関連記事はこちら