シアトルFIFAワールドカップ26、公式ポスターに日本人デザイナーの作品を採用
4/4/2025
シアトルFIFAワールドカップ26地元組織委員会(SeattleFWC26)は3日(木)、シアトルの公式ワールドカップ・ポスターのデザイン・コンテストで太田翔伍氏の作品が優勝したことを発表した。3月から4月にかけて2026年W杯の16開催都市それぞれが、大会を記念する各地域のポスターを発表するが、このように各都市が地元アーティストと協力したポスターを採用するのは今回が初めて。シアトルが開催都市の一つとして、同地域の文化や美しさを世界に向けてアピールする象徴となる同ポスターを制作した太田氏は、日本出身で現在ワシントン州カマノ・アイランドを拠点に活躍するアーティスト。KIRO7の関連記事はこちら
シアトル近郊にある有名アスリートの住宅への不法侵入事件が連続発生
4/3/2025
シアトル近郊で有名アスリートの住宅への不法侵入が相次いでいる。3月26日(月)にエドモンズのウッドウェイにある、MLBロサンゼルス・ドジャーズのブレイク・スネル投手所有の住宅に不法侵入があったと通報があり、警察が駆け付けた。容疑者は窓ガラスを破壊して侵入しており、警察は複数人の犯行と見ている。この日はスネル投手がドジャーズ移籍後、初めての先発登板したロサンゼルスでの開幕戦前日で、エドモンズの住宅には誰もいなかった。この事件の数日後、3月30日(日)にはNFLシアトル・シーホークの元選手であるリチャード・シャーマン氏が所有するメイプル・バレーの住宅で複数の容疑者による強盗事件が発生。事件発生当時、家にはシャーマン氏の妻や妻のいとこ、子どもらがおり、犯人は銃を子どもらに突き付けたという。同日はシャーマン氏の誕生日で、同氏は家にはいなかった。警察はこの2つの事件の関連性を疑いながら捜査を行っている。シアトル地域以外でも最近、カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ選手やトラビス・ケルシー選手など、有名アスリートが被害に遭う住宅への不法侵入事件が発生している。KIRO7の関連記事はこちら
I-5北行き車線で交通規制を伴う4週間の補修工事を予定
4/2/2025
ワシントン州運輸省(WSDOT)は1日(火)、高速道路I-5のシップカナル橋付近でこの夏に、全面通行止めや車線減少の交通規制を伴う道路の補修工事を4週間実施することを発表した。7月25日(金)から7月28日(月)に I-90からNE 45th St. までの区間の北行き全4車線を閉鎖。7月28日(月)からは2車線のみ閉鎖で残り2車線は通行可能となるが、同区間では最大50マイルの速度制限が行われる。8月22日(金)から25日(月)にも同区間で再び全車線が通行止めとなる。老朽化する橋の補修工事の完了は2027年に予定しているが、2026年のFIFAワールドカップ中の混雑を避けるために今夏から着手するとしている。今回の工事では、シップカナル橋北行き車線側の約20%の補修・再舗装、排水溝の付け替えなどが行われる。I-5シップカナル橋は1日あたり20万台の車両が通行する。KING5の関連記事はこちら
アメリカ保健福祉省の助成金取り消しに対する訴訟、ワシントン州も加わる
4/2/2025
大規模な人員・予算削減を伴う再建計画を進めているアメリカ保健福祉省(HHS)は、州や地方自治体に対する公衆衛生のための助成金110億ドルを3月24日に取り消したが、ワシントン州のニック・ブラウン司法長官は1日(火)、複数の州による、助成金取り消しの一時停止を求める訴訟に加わることを発表した。訴訟にはオレゴン州、カリフォルニア州、コロラド州、ロードアイランド州、ミネソタ州など24州(1日時点)が参加。これらの助成金は議会によって予算として承認されたものであり、ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官に取り消しを行う法的権限はないと訴えている。ワシントン州は1億5千万ドル以上の資金を失うことになり、ブラウン司法長官は、州機関に混乱を引き起こし、感染症管理、緊急時対応、精神衛生や薬物依存サービスなど多くの問題に対応するための資金源が不足すると指摘している。KING5の関連記事はこちら
リンウッドのスーパーマーケットで窃盗犯17人を逮捕
4/1/2025
リンウッドにあるスーパーマーケット、フレッド・マイヤー店内で3月26日(土)に小売盗難(万引き被害)対策のパトロールが実施され、17人が逮捕された。リンウッド警察によると、逮捕者のうち半数以上は同市の住民ではなかった。ジョー・ディキンソン警察署長は、店内でショッピングカートに商品を積み込み、隠すことなくそのまま店を出て行く者をパトロール中捜査官らが確認したと述べた。このパトロールは今後夏まで継続される。リンウッド以外にも、ワシントン州北西部のべリングハム警察は昨年12月に2回、小売店での窃盗の取締り強化を実施し、合計23人を逮捕。またベルビュー警察によると、市内での犯罪で最も多いのが小売店での窃盗(約37%)で、2024年末にはその対策として「Stop The Lift」キャンペーンを開始した。昨年には、ルルレモンをターゲットにした被害総額50万ドルに及ぶ盗難があり、ベルビュー警察が窃盗グループのメンバーを逮捕している。KING5の関連記事はこちら
キング郡メトロが運賃支払いに関する取締りを再開
3/31/2025
公共交通機関キング郡メトロは31日(月)に、2020年から一時停止していたバスと路面電車での運賃支払いに関する取締りを再開した。支払いが済んでいるかどうか、乗客のORCAカード、Transit GOチケット、トランスファーチケットで確認する。制服を着た合計30人の取締り執行官が同業務にあたり、ラピッドライドやその他の乗車率の高い路線、ストリートカーに重点を置くとキング郡メトロは述べている。運賃の未払いがわかった場合、2回目までは警告のみとなり、3回目以上は罰金支払い、または代替措置として複数の選択肢から選んで対応することが求められる。メトロの運賃は現在大人2.75ドル(身体障がい者と高齢者、低所得者は1ドル)で、18歳未満はORCAユースカードの提示で無料。無料パスを所有してしていない18歳未満には、無料プログラム(Free Youth Transit Pass)への登録について情報が提供される。KING5の関連記事はこちら