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2005年シーズンのシアトル・シーホークス

※このページは、2005年シーズンのシアトル・シーホークスについて、2005年のシーズン中に作成・掲載された記事を基に再編集したものです。

シーホークス観戦記
2005年8月22日(水)更新
第1回 今年のシーホークスを語る

私は反省した。

昨シーズンの対ラムズ戦の屈辱的3連敗の後、あまりのショックのため、大食い、思い出し笑い、胃酸過多、おっぱい好き(これは元々か)などの症状……つまり毒キノコに当たったような状態になった。すべてを投げ出し、仏門に入ろうかと思ったほどである(ほかにも教会、女学校、ヨガ教室、A嬢の元に行くか迷った)。

思えば、昨シーズン、私は数々の指示をフィールドに向けて送った(周りの連中も送っていたようだが、どうせロクな指示でないことは品位を見ればわかる)、しかしそれは、「そこっ取れー!」とか、「行けーェ!」とか、「殺せーェ!」とか、「フヤアー」とか、つまり具体性のないものばかりだった。ていうか、その前にフィールドに届いたのかという疑問はある。それはまあ、いいやないの。とにかく、その自分の不甲斐なさを省みず、選手を攻めていたのだ。これを反省せずして、果たしてシーホークス・ファンと言えるだろうか。具体的に、どう反省したかはこれから考えるのだが……。

ということで、本題の今シーズンのチームについて語ろう。昨シーズンは9勝7敗でNFC西地区優勝、プレー・オフ進出を果たしたが、ちょっと待ってくれってカンジ。なにしろ何回も言うけど、ラムズに3連敗しているのである。そのうち2回は大逆転負け、1回は“返り討ち”に遭ったような大敗。そこで新しいチーム作りに当たってふたつの柱を立てた。

ひとつ目はデイフェンスの強化。LBチャド・ブラウン、アンソニー・シモンズ、CBケン・ルーカス、DEチャイク・オキアフォーら中核陣を放出、DEブライス・フィッシャー(ラムズ)、CBアンドレ・ダイソン(タイタンズ)、LBジェイミー・シャーパー(テキサンズ)らを獲得。これで昨年けがに泣いたDEグラント・ウィストロム、2年目のDTマーカス・タブス、共に3年目のSSケン・ハムリン、マイケル・ボウルウェアを加え、全員けがさえなければ(これはどこのチームでもそうだけど)、結構いいセン行くのじゃあないかと期待できる。懸念があるとすれば、LB陣バックアップの層が薄いところか。

ふたつ目は、主要オフェンス選手との継続契約。QBマット・ハッセルベックはもちろん、Tウォルター・ジョーンズ、Cロビー・トーベック、そして先月ようやくRBショーン・アレキサンダーとの契約にも成功。また、素行不良が問題だったWRコリン・ロビンソンはついに解雇。しかし、ジェローム・ペイソン(セインツ)らの獲得で昨年よりもレベルアップできたのではないかと見ている。

また、QBトレント・ディルファーの放出により若手を起用せざるを得ないバックアップQBは、プレシーズン初戦のセインツ戦での活躍が目覚ましかったQBセネカ・ワラスでひと安心か。ところで、今年のNFC西だが、シーホークスがダントツというわけではない(昨シーズンはダントツと思っていた)。まあ、新人QBアレックス・スミスのフォーティーナイナーズはともかく、QBカート・ワーナー擁するカーディナルズは侮れないだろう。それに天敵ラムズ、あぁアタマが痛い! 今日も仕事にならない!!!

ということで、反省でもするか。次週は、今年もハズレ(?)“大予想”です。

2005年9月8日(木)更新
第2回 今季NFL大予想

ついに出た、誰も待ってはいなかっただろうが、今年もハズレ?大予想(何が”大”?)。初っ端からハナシは変わるが、ビーツのジュースを飲んだのだ。あの赤いヤツ。翌日はすごいことになった。なにしろ、赤紫色の物体が出たのだ。まさに美しいクソとはこのことだった。しかも溶けた水は真っ赤という、まさに”働き過ぎ血便”状態。さっそく愛人のアキ嬢にも見せようとしたが、あっけなく拒否。だが彼女は自分でトライし結果を見せてくれるらしい。 ということで、今年のシーホークスは”赤信号”??

地区イチ押し対抗コメント
NFC西 シアトルアリゾナラムズ戦次第。10勝6敗と期待。対戦カードは 悪くない。
NFC東 フィラデルフィアダラスTO 一枚でのレシーバーで大丈夫か。ブレッドソー返り咲き?
NFC南 アトランタカロライナヴィックひとりが浮き出るチームはアブナイ。しかし、対抗馬もいない。
NFC北 ミネソタグリーンベイ戦力拮抗。ファーブ最終年を飾れるか。
AFC西 オークランドデンバーモスの加入でロング・パス主体の作戦が生きるか。
AFC東 ニューイングランドNYジェッツ王朝にはしたくない。しかし未だ最有力か。ジェッツ、ガンバレ!キッカーは大丈夫か?
AFC南 インディアナポリスヒューストンオフェンスではNO.1だろう。着実にステップ・アップするテキサンズが見もの。
AFC北 ボルチモアピッツバーグディフェンスはピカイチ。ロスリスバーガーの2年目正念場。

NFC 決勝進出 シアトル、フィラデルフィア
AFC 決勝進出 ボルチモア、インディアナポリス

今年の予想には気合いが入っている。懸賞金付きだ。ハズレた場合、自腹を切って1,000ドル出すつもりだ。もらいたい人は、申し込み料2,000ドルを持って、ウチのレストランで食事をするだけだ。チップは忘れないでくれ。

どのチームでももっとも恐いのは「ケガ」だ。主力選手をケガで欠き、脱落して行くチームは多い。

幸い、シーホークスはこれといって危機的な脱落選手はいない。なんとかビーツ・ジュースでも飲んで初戦を突破して欲しいところだ。

初戦はアウェーで、対ジャクソンビル戦だ。昨シーズンは9勝7敗、AFC南2位。ロング・パス主体のオフェンス、QBレフトウィッチは、2,941ヤード、15TD、10INT。対するシーホークスQBハッセルベックは、3,382ヤード、22TD、15INT。ラン・オフェンスでは、シーホークスにエッジ。ディフェンスはロング・パスに対応するCB(コーナーバック)、S(セーフティ)の活躍次第だ。ラインは、ジャクソンビルが3ポイント有利だが、ホーム・ゲーム・アドバンテージを考えると、シーホークス27-17ってところでどうでしょう。

次回は興奮のホーム初戦、アトランタ戦。今シーズンは、SEC230、SEC122で、クレージーなヒト達に囲まれ、応援しまーす。

2005年9月20日(火)更新
第3回 いよいよシーズンが開幕したのだ

18日、対アトランタ・ファルコンズ戦が行われ、シーズン開幕! 実際には先週のジャクソンビルでのゲームが開幕戦だったが、あっけなくオトシてしまったため、それは忘れて初試合としてゲームに望んだという訳だ。しかし、巻き爪、ヨガ疲れ、残高不足で、今日も体調が悪い。オマケに連れたA嬢(愛犬はポチ)だけでなく、荷物持ち係のハズの某○多会会長H氏まで来ている。

今シーズンは2席ずつ、コーナーと、フィールド・ゴールの後ろにシーズン・チケットを買ったのだ。このフィールド・ゴールのトコは“ちょっとクレージー”なオッサン達が大半を占め、なおかつ先頭の連中が立っているため、試合中はほとんど座れない。また、罵声、喧嘩、下品な異常者も多く、私以外のほとんどが、街中では頭を上げて歩けないヒト達だ。そのためか、大半の者は顔にペイントをしたり、派手なヘアピースを付けたりしている。一体、何の仕事で食ってるのか、非常にギモンだ。中にはそのまんま、フィールドで戦えそうな、ユニフォーム、ヘルメット完備のオッサンや、常にシーホークスに有利な判断を下しそうな審判のオッサン、ファーストダウンに席で盛り上げるファーストダウンのオッサン(このヒトは試合中のほとんど、フィールドでなく、観客席を向いている)など、いろいろなキャラクターがいる。

さてゲームの見どころだが、なんと言ってもアトランタ・ファルコンズQBのマイケル・ヴィックだ。ウィッグはパス・コントロールだけでなく、自らのランニング・ラッシュも速く、強敵だ。ファルコンズも優勝候補の一角として挙げられており、接戦が予想された。一進一退の攻防の後、第2クオーター中盤、RBショーン・アレキサンダーがアトランタ陣6ヤードに持ち込んだ後、WRジョー・ジャービシャスへのTDパスが決まり、先行。残り3分では、WRダレル・ジャクソンの33ヤードキャッチをきっかけに、14ヤードをRBアレキサンダーがセンターから持ち込み14-0。前半終了間際には、ジャクソンビル戦とは見違えるようなシャープなQBマット・ハッセルベックから、TEジェラミー・スティーブンスへの35ヤードパスが決まり、なんと前半で21-0と大量リードとなったのだ。

ところが! ハーフタイムで浮かれてしまったのか、後半戦の始まりでは、ニュー・シーギャルズの登場に、思わず双眼鏡でのチェック、そしておっぱいズームアップをくり返し、すっかり試合のことを忘れてしまったのだ(私のことではなく、H氏。念のため)。

第3クオーターには入ってから、やっぱしねってカンジでファルコンズがカムバック。じわじわと攻め上がりTDを奪う。その後もシーホークスの反則も手伝い、FCを献上、10-21で第4クオーターを迎える。シーホークスの調子も上がらないまま、反則の連続でFGのチャンスも逃し、ついに残り3分を切ったところでファルコンズはTD、続く2ポイントコンバージョンも決め3点差。昨年の悪夢(ラムズ戦、カーボーイズ戦など)が蘇る。FGで同点なのでなんとしても、自陣には入れたくないところで、ついにシーホークス・ディフェンスがふんばった。2分を切ったファルコンズの最後のチャンスの攻撃は、4ダウンまで決まらず、ハラハラのゲーム・オーバー。今季初勝利を飾ったのだ。

QBヴィックは途中のプレーでハムストリングを痛めたようだった。快勝とはいかなかったが、チョっといい感じだ。QBハッセルベックに若干波はあるものの、RBアレキサンダーは健在。レシーバー陣は、明らかに昨シーズンに比べてポイントアップだ。ヘルシーなオフェンス・ラインは迫力があり、ディフェンス・ラインもDEグラント・ウイストロム、DEブライス・フィッシャーらは十分プレッシャーを与えている。LB陣もまた、ジェイミー・シャーパーを中心に、アップグレードしたし、セカンダリーもCBマーカス・トルファン、CBアンドレ・ダイソンは遜色ない。オフェンスは今日の前半戦の調子を維持し、ディフェンスは結構いいのではないだろうか。先週からの課題だった、ターンオーバーは少なかったが、反則は多かった。その辺が課題か。

とりあえず1-1で発進した今シーズン、まだまだ先は長い。次週はQBカート・ワーナーを迎え、強敵となったアリゾナ・カーディナルズ戦だ。マンデー・ナイトはダブルヘッダーだし、テレビを見なければ。仕事なんてしてる暇はない。それに加え、愛犬ポチの散歩もあるのだ。ああ忙しい。誰か私を散歩に連れていってくれ~。

2005年9月27日(火)更新
第4回 “カモ”のアリゾナを迎えて

今日はシーホークス1勝1敗で迎える対アリゾナ戦だ。スーパーボウル出場のQBワーナー擁するアリゾナは今季、シアトルを抑えプレイオフの最有力候補と言われている。何しろ昨年のドラフト1順目で指名されたピッツバーグ大卒のWRフィッツジェラルドは、今のところNFLトップの17パス獲得と絶好調だ。

アリゾナ自体は勝てそうなゲームを落とし、2敗とつまずいた形だが、楽しみな一戦だ。シーホークスはアリゾナ戦でここ5試合中、4勝している。
さて、気合を入れ、精神力を高めて今日の試合に臨むため、昨日は“彩子のヨガ教室”に行ったのだ。私のように、風のようになびく性格、林のようにごっちゃごちゃ、火のように股間は(ムシ)暑く、山のようなおっぱいが好き、といった“風林火山”状態の者にも、彩子センセイは優しく指導してくれるのだ。
魚の目疑惑発生のA嬢の失笑に耐えつつ(クリスマス柄のパンチラがウケたのだ)、26ポーズをこなしたため、快眠、超(長)快便とまさにハリケーン状態だ。
モチロン、ヨガ教室には「日本一色っぽい女医センセイ」として有名なユーしぇんも参加。開脚で視線くぎ付けだ(博多会H氏はこれが目的)。
このコラムを見た!という暇なヒト達、こんなコラム見てないで、ヨガで自分を鍛えなおすことをオススメする。

肝心の試合だが、秋晴れの下、いつものように大歓声の中でキックオフ。最初のシリーズでFGを先行されるが、1クォーター中盤LG:ハッチソンがうまくルートを作り、ショーン・アレクサンダーが25ヤード・ランでTD。2クォーターでは、アリゾナもFGで食いつくもが、シアトルの厚いディフェンス陣に阻まれエンドゾーンに攻め入れない。今年のアリゾナはQBカート・ワーナー、WRのラリー・フィッツジェラルド、アンクワン・ボルディンらへのロングパス主体の攻撃を仕掛けているので、特に今日はシーホークスのディフェンス・フロントラインがQBにプレッシャーをかけ、セカンダリーもよく機能しているということだろう。10-9と僅差で前半戦を終了した。
シーホークスの前2戦からの大きな課題として、セカンドハーフ(第3、4クォーター)の得点があった。なんと前2戦得点してないのだ。
しかし、今日のシーホークスは違った。もう大爆発と言うカンジで、RBのアレクサンダーは走りまくり22キャリー、140ヤード、4TD、ジャクソンを始めとするレシーバー陣も、QBのマット・ハッセルベックの242ヤードをキャッチ。

応援にも熱が入った。連れのデイブも気合が十分。彼は私の知る限り、5本の指に入る“チョー尻敷かれ男”なのだが、今日のゲームに来るために、先週から200回程、ワイフに謝ったらしい。そのリバウンドが応援に出るため、ほとんど退場スレスレの言葉攻めを繰り出していた。
オマケに、ワイフ以外のおっぱいに飢えているのか、コマーシャル・タイムにはズームアップでシーギャル総勢28人、つまり56おっぱいを総なめ状態だ。

一方アリゾナは、2クォーター後半にQBのワーナーをケガで欠いてから、得意のロングパスが機能せず、結局TDを奪えずにゲームを終了。37-12という大差でシーホークスは勝った。
まさに“彩子のヨガ”は効くことを証明したのだった。
次週は、ワシントン・レッドスキンズ戦、アウェーだ。このチームは先週のマンデーナイトで、ダラス相手に残り3分からの大逆転をやってのけ絶好調だ。続いては宿敵、セントルイスでのゲームだ。なんとか、2連勝をお願いしたいところだ。

ところで、なぜか私にはトモダチがいないのだ。私が高貴過ぎて近付き難いのだろうが、付き合うと頭が薄くなった、レストランに行くとカネを払う前に消える、アンタと居るとストレスが溜まるなどのまったく“私は悪くない”理由で去って行くのだ。オマケにウチのスタッフも、なぜか給料日前以外はほとんど口を利かない。きっと私が大統領ではないか、と勘違いしているのだろう。しかし、最近親友と呼べるトモダチができた。犬の“モチ”だ(前号ではポチだった)。次回のゲームは彼と行く予定だ。次のホームゲームは、ちょっと飛んで10月16日サンデーナイト、ヒューストン戦だ。いいですねえ、夜のゲームは。この日、レストランはクローズです。

2005年10月13日(木)更新
第5回 レッドスキンズ戦とラムズ戦。まとめてイッちゃえ

ワシントン・レッドスキンズ戦、10月2日。
先週のアリゾナ戦の快勝で、勢いをそのまま持ち込みたいゲームだ。なぜかシーホークスはワシントンに分が悪く、ホルムグレンコーチの下、過去3戦3敗。また、ゲームにおけるポイントはほかのゲームの半分以下(平均12.3ポイント、ほかのゲームでは29.2ポイント)、オフェンスは平均281.7ヤード(ほかのゲームでは439.4ヤード)となっている。

と、以上冷静に書いたが、苦手意識が災いしたのか、くそー、負けたのだ。特に今回、ゴートになったのは、最後残り1秒での47ヤード・ウイニングFGを外したKブラウンだった。せっかく起死回生のインターセプションを決めた後、2回の攻撃でたった4ヤードしか進めなかったオフェンスにも、モチロン問題はあったとは言え、決まってたら勝っとたんやでーーー! こっちは前日から“彩子のヨガ”で根性を見せたと言うのに、お前ら皆ヨガ教室送りじゃーと怒り、結局、丸1日ウジウジ、イライラ、ムラムラ、モミモミ、シコシコしてしまったのだ。

まったく、この週はツイてない、超セクシー日活ロマン系女医のユーコ先生が突然帰国してしまったのだ、余命僅かと言われた“巻き爪”もまだ見てもらいたいのに、なんと言うことだ。悲しみのあまり、新作DVD「女医さん上から下から:夜の診察室」を見た(ついでに「団地妻A嬢とバター犬モチ」も見たことを付け加えておこう)。

しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。ハハハ、セントルイスも負けたのだ。これで2勝2敗で並び、週末はセントルイス。今週は仕事そっちのけで、作戦を立てなければいけない。忙しいのだ。

さて10月9日セントルイス・ラムズ戦。
ついに来た、雪辱の時だ。何しろコテンパンにやられている。ここもなぜかシーホークスには強い。昨シーズンの3連敗、大逆転負けかボロ負けというパターンを脱出しなければ、とってもNFL WESTチャンピオンとは言い難い。今日はオマケにWRのイングラムとジャクソンという主力を欠き厳しい状況だ。そのため今日はテレビ観戦を止め、ラムズに呪いをかけるため、松茸狩りに行った(関係ないけどね)。その帰り道、待っていたのは、思いもかけなかった吉報だった。ロトが当った訳ではない。また、税金を払わなくてよくなった訳でもない。また、新しいガールフレンドができた訳でもない。その私の股間を揺るがした吉報とは、すでに勘のいい読者ならおわかりだろう。勝ったのだ。試合はどん底からのスタートだった。開始直後のキックオフ・リターンがTD。たちまちラムズ7-0。しかしすかさずシーホークスも、パス・インターフェロンスの反則を機に同点に。第1クオーター終了間際にもTEスティーブンスへの29ヤードTDパスが決まりあっさり逆転。第2クオーターは両者空中戦となり、ハーフタイム直前のK・ブラウンのFGで辛うじてシーホークス24-21で前半終了。
第3クオーターに入ってからも攻防は続き、RBのアレクサンダーが18ヤード・ランを決めれば、ラムズも追いすがる展開となり34-28とハイスコアで第4クオーターを迎えた。
シーホークスはWRのジャーベシスのナイス・キャッチを足掛かりにFDで追加点。しかしラムズも残り4分のフォース・アンド・ワンを決め、FDで37-31。
ここからが怖いと思うまもなく、2分51秒、スペシャル・チームのバービノックスがパント・リターン・ファンブルを誘い、LSのダッチがカバー。時間切れに持ち込み、シーホークスはセントルイスでは8年ぶり。そして昨シーズンの屈辱を晴らしたのだった。
このゲームでRBのアレクサンダーはチーム・レコードとなる25回目の100ヤード・プラス・ゲームを達成。またスターティングWRを欠いたゲームながらWRのジャーベシス(137ヤード)、新人WRのハケット(43ヤード)が活躍を見せた。
QBのハッセルベックは週間オフェンス・プレーヤーを獲得、途中ケガで退場、真っ青になってしまったSSのボルウエアーは大丈夫だったということで、先週と打って変わったハッピー・ウイークとなったのだ。

これでシーホークスは3勝2敗NFC西で単独1位。
ということで週末はまだ初日が出ないヒューストン・テキサンズとのサンデー・ナイトフットボールだ。週末は“彩子のヨガ教室”で瞑想に耽り(センセイは私のは妄想だという)ゲームへの精神力を高め、煩悩を捨て望みたいと思うのだが、某博多会会長HY氏が持って来たDVDは「バレーボール」。なんと言うことだ、ネーちゃんたちが裸で真剣にバレーボールをやるという“裸でバレーボール”という新作だった。これでは、おっぱいがちらついて集中できないし、いったいこの男はどこまで助平なんだろう。まったくハズカシー。ウチのハルちゃん(元バレーボーラー)は出てなかったケド。

2005年10月18日(火)更新
第6回 ついに来た! サンデーナイト・フットボール

マンデーナイト・フットボールよりは、チョッと盛り上がりに欠けるけど、シーホークスにとって、今シーズン唯一のホームでのナイトゲーム、ESPNでの放送だ。

この日の対戦相手、ヒューストン・テキサンズは、新しくNFLに誕生したチームで、今年4年目、前シーズンは7勝9敗。これまた4年目を迎えたQBデヴィッド・カーを中心にプレー・オフ進出を狙うハズだった。が、開幕でつまずき、もっか4連敗中。初勝利をもくろんでいるが、ラインでは8から9ポイント、また、トータル・オフェンスに至っては、シーホークス1ゲーム平均396.8ヤードと堂々の1位に対して、テキサンズ213.0ヤードで32チーム中最下位と散々だ。

期待のQBカーは4試合で24サックを食らうなど、どのポジションをとってもシーホークスを上回ることはなさそうだ。5:30 p.m.キックオフの試合ながら、気合を入れるため2:00 p.m.に行く。テールゲート・パーティーをするのだ。当然アルコール禁止区域で、見回りのスタッフ、エンフォースメントが3分おきに来るのに、99パーセントのヒト達は酔っ払っているようだ。隣のアイダホから来たオッサンのホットドックを食うなどしながら盛り上がる。

日は珍しく大所帯だ、親友のバター犬“モチノシン”はお散歩のためドタキャン。代わって来たのが某博多会のY氏、前回も登場したミスター座布団のデイブ、そして将来、私がボケた時に世話をしてくれるらしいユーコ先生の後釜、日活ロマン女教師系美女のN嬢らだ。

ゲームは予想通り、シーホークスのペースで進んだ。最初の方は双方ぺナルティー・フラッグが飛び交う展開になったが、1クオーターでのRBショーン・アレクサンダーのTDを皮切りに、完全にペースをつかんだ。この日のアレクサンダーは切れがあり、隙間を突いて実にウマイ走りだ。2つ目のTDは、ヒューストンのぺナルティーもあり、96ヤードをわずか9プレイで獲得。これでシーホークスは今季80ヤード以上で10個目のTDとなった。2クオーターにFGを許したものの、勢いは止まらず、3つ目のTDは3ダウンをコールすることなく、WRジョー・ジャービシャスへのパスTD。QBマット・ハッセルベックもすごくシャープで、ランとパスを使い分け、それがことごとく成功するという最高の展開となり、21-3で前半を折り返した。

ハーフタイムはハイスクールのチアー。なんと我がシーギャルも審判風ニュー・コスチュームで踊るのだ! 双眼鏡の倍率に加え、日ごろ鍛えている想像力も駆使し、多くのオッサン達の視線は揺れるおっぱいに釘付けだ。Y氏も息づかいは荒く、危険を察知した美女N嬢はヨロコビを隠せない。しかし彼女もシーギャルのおっぱいの大きさにプレッシャーをカンジ、ニセモノでもいいから私もなんとか大きくしようと誓ったのだ。

私もA嬢とそして今回のN嬢へのクリスマス・プレゼントは、この審判風コスチュームに決めた。そして彼女達にそれを着てもらい、ハイヒールで審判してもらい、罰を受けるのだ。あんな審判に裁かれたいとオッちゃん達は思い、次回はもっと倍率の高い双眼鏡が売れることは必至だ(最低でも500倍は欲しい、1,000倍なら部分アップできそうだ)。

ふと我に返ると3クオーターが始まっていた。中盤、依然シーホークスのペースは落ちず、再びRBアレクサンダーがTDを決める。ヒューストンも1TDと食いつくがすでに時遅し。4クオーターにもシーホークスはランでのTDをふたつ決め、42-10という大差で勝利をものにしたのだった。

それにしても、ヒューストンは、オフェンス、デイフェンス共にガタガタだ。0-50でのスタートになってしまったが、コーチ陣は職探しをすることになるかも知れない。ファーストダウンはシアトル31に対しヒューストン14、ヤードは459ヤードに対し227ヤードと半分。個人成績では、RBアレクサンダーが141ヤード4TDと大活躍、バックアップのRBモーリス・モリスも104ヤード1TD(最長49ヤード)と文句ナシ。レシーブ陣もジャービシャスやジェレミー・アーバンらが見事に穴を埋めた。不安なポジションだったパンターもトム・ルーエンの復帰で大丈夫そうだ。

しかしWRスティーブン・ジャクソンはアウト、ボビー・イングラムの復帰も疑問だし、昨夜はFSケン・ハムリンがトラブルでけがをし病院に担ぎ込まれている。中盤に差し掛かり疲れも出てくるようだが、現在4勝2敗。マンデーナイト・ゲーム(コルツ対ラムズ戦)でラムズが大敗してくれたおかげで、2ゲーム差をつけてNFC西首位。次週のダラス戦も期待したい。

ところで、多くのモテない連中から、私はフットボールよりもおっぱいが目的なのではと糾弾を受けた。その通りだ。しかし考えてみて欲しい。フットボールとおっぱいが並んでいた場合、フットボールに吸い付くヤツなんているのか??

2005年10月28日(金)更新
第7回 おっぱいよりフットボール!? 歓喜のダラス戦

「アキバ系」というヒト達がいることを知ったのだ。アイドルを追っ掛け、時にはコスチュームに身をまとい、世間の評価はチョッと“ヘンタイ”。さらにモテなくて、トモダチがいないという、まさに三重苦状態のヒト達らしい。しかしチョッと待ってくれ。これはアイドル(多分女性?)とフットボール・プレーヤーという違いはあるものの、シーホークスファンのオッちゃん達そのものではないか。

週末になると、フットボール衣装(ジャージー、審判、チアガールなど)に身を包み、フェイス・ペイントを施し、プレーヤーの汗の染み付いたグローブをゲットした者はそれを抱きしめ、シーギャルのおっぱい周辺をズームアップで狙うという、まさに“ヘンタイ”。
週末のクエストフィールドは、そんな“アキバ系”で満員御礼なのだ。

先週(10月16日)のヒューストン・テキサンズ戦の圧勝でイケイケムード。4勝2敗という登り調子のシーホークスと、昨シーズンのマンデーナイトで、苦杯を舐めさせられたダラス・カウボーイズとのゲームだ。

ベテラン名コーチ、ビル・パーセル率いるカウボーイズは、今シーズン、バッファロー・ビルズを解雇された13年目のベテランQBのブレッドソーを獲得、昨年ウイークポイントとされたディフェンスもFA、ドラフトで補強。WRのジョンソンとのコンビネーションで、今季やはり4勝2敗と好調だ。

ところで今回は同行者に難がある。親友の“モチノシン”は飼い主のA嬢のおっぱいを選び、ドタキャン。代わりに、やっぱりこの男、某博多会会長Y氏。がっかりだ。彼とは最近松茸狩りなどでつるむことが多い。友人には選びたくないタイプだが、フットボール好きだという点、そしてお互いにトモダチがいないという点、ヘンタイという点などで共通しているのだ。今日も迷惑を掛けられなければいいが心配だ。

ゲームは先週と打って変わった硬直したゲーム展開となった。ターンオーバーもあるが決定打とならず、第1クオーター後半、ダラスがコーナーへのTD。第2クオーターもジリジリとした均衡が続き、なんかイライラする展開だ。ちょうど“ウンコが出そうで出ない”といった、まあそういう状況だ。

ようやく、シーホークスも第2クオーター終了間際、Kのブラウンが55ヤード〈自己ベスト〉FGを決め、前半7-3というロー・スコアーで終了。
第3クオーターも均衡は破られない。QBのハッセルベック、ブレッドソー共にパッとしない感じだ。小雨はちらつくし、シーギャルは厚着で“おっぱいポロリ”も期待できない状況に、ファンのオッちゃん達は沈み気味。

しかしそんなフン詰まりの状態も、第4クオーター残り6分辺りから、俄然盛り上がってきた。ぺナルティーのコールを巡って、パーセルが激しく抗議。ついでに同チームのワイド・レシーバー・コーチとももめている。オマケにKのコルテスは、29ヤードFGをハズシ、続いて訪れた追加点のチャンスにもシーホークスの5サックを含む、激しいディフェンスに阻まれ、ようやく2分ワーニングの直前のFGで10-3。そして今日のドラマはここからだった。

自陣29ヤードからの攻撃は、ダラスCBのぺナルティーにも助けられ、ジリジリと攻め上がる。大歓声の後押しの中、QBのハッセルベックのパスは四連続で決まり、WRのハケットのナイス・キャッチで1ヤード・ラインへ。続くプレーで厚いダラスのディフェンスをかいくぐり、TEのハナムが滑り込んでTDキャッチ。エクストラ・ポイントを決め、残り時間40秒。遂に10-10の同点となった。

タイムアウト2回を残し、FGでなんとか試合を決めたいダラス。攻撃権を奪い返し、オーバー・タイム突入を狙うシーホークス。

3アンド7、残りは14秒。タイムアウトはナシ。サイド・ラインを狙ったダラスQBのブレッドソーのパスをダブル・カバーに付いていたCBのバービノックスが、会心のインターセプト。そのまま敵陣32ヤードへ持ち込み、残りは5秒。

スタジアムは狂喜乱舞、間髪を入れず、Kのブラウンが飛び出す。50ヤードのロングFGだ。スナップ、フットボールはFGへ飛び込んだ。わずか10数秒での逆転劇だった。
プレーヤーもKのブラウン、CBのバービノックスらヒーローを囲み、昨シーズンの大逆転負けの借りを返したのだ。

“アキバ系”オッちゃん達は、小雨もなんのその。訳の分からない雄叫びと奇声を上げ、この時ばかりは“やっぱしおっぱいよりフットボール”とヨロコビを表したのだった。

これでシーホークス5勝2敗。来週はバイ・ウイークということで、私も心安らかな日々を送ることができそうだ。
1週おいてアリゾナ・カージナル戦。で、ホームでセントルイス・ラムズ戦と続く。

2005年11月16日(水)更新
第8回 ラムズに昨年の借りを返すことに成功! 観戦チケット・プレゼントもありまっせ~

今日は大一番だ。昨年3連敗を喫した宿敵ラムズ戦、小雨の中、いつものように気合を入れスタジアムに向かった。前日までのパーティー続きと、ユーコ先生に指摘された重い病のため、全身約30ヵ所がイタイ。オマケに昨日の夜食った、激辛韓国料理でウンコも辛くなり、ケツはまさに“火山”マウント・セントへレンズ状態だ。走れる状態ではなかったが、スタジアムに着き、バービー人形のようなシーギャルがコンコースにいるのを見つけ思わず走った(走れたのだ)。握手をしたが、不覚にも、視線はおっぱいに吸い付かれてしまったのだった。

肝心のゲームは、ラムズのペースで始まった。しかし、相変わらずのシーホークスの厚いディフェンス陣に阻まれTDゾーンに近づけずFG3点止まりで2クオーターへ。ラムズはじわじわとシアトル陣内に攻め入り、10ヤード・ラインで4アンド3、当然FGで追加点を挙げるものと思ったのだが、なんとフェイク・プレーで自滅。これが結局この日のターニングポイントになった。

これで“起きた”シーホークスは、RBショーン・アレキサンダーの3回ラッシュ31ヤード、そして圧巻WRのD・J・ハケットによる47ヤード・キャッチ。それをアレキサンダーが楽々持ち込みTD。ハーフタイム間際にも、復帰したWRボビー・イングラムの渋いキャッチが光り、FGを決めて10-3で前半を終了。後半戦は、最初のプレーでラムズのインターセプトが飛び出したが、ディフェンス陣はそれもFGで抑えた。このゲームはLBの要であるジェイミー・シャーパーがけがで出場していないにもかかわらず、ルーキーLBのローファ・タトゥープらが活躍、またFSケン・ハムリンの穴はマーカンド・マニュエルが8タックルとしっかり埋めている。

10-6、しかし間髪入れずアレキサンダー、TEジェレミー・スティーブンスがTDを決める。続いてのシリーズでもQBマット・ハッセルベックの勢いは止まらず、ハケットが31ヤードTDパスをキャッチし、24-9と突き放した。ラムズはこのクオーター、3点を返すに留まった。

4クオーター残り7分、遂にラムズQBマーク・バルジャーがWRトリー・ホルトにTDパスを決め、得意の終盤の追い込みに入る。しかし今年のシーホークスはここからも強い。この後のシリーズではラン攻撃で、じわじわと時間を稼ぎ、残り1分、3アンド1、17ヤード地点で、後1ヤード取れば勝利というところで、なんとアレキサンダーが一気に突き抜け、今日3回目となるTD。これで試合を決め、31-16でゲームセット。2ゲーム・スイープとし、しっかり昨年の借りを返したのだった。

RBアレキサンダーは3TDで累計17、ヤード獲得は1,114ヤードと、NFLレコード(27/2,105ヤード)になりそうなペースの大活躍だ。文句ナシの勝利だったが、唯一心残りはシーギャル。小雨が降り、寒かったのでギャル達はレインコートを着て、踊るハメになってしまったのだ。これは彼女達にとっても本望ではないのではないか、せめておっぱいの上の方だけでも見せて欲しかった。

第10週を終わった時点での成績と今後の展望。予想はシーズン初めに出したもの、いかに私が信頼おける人物かわかっていただけると思う。我がシーホークスは大健闘で7-2、鬼門とされたバイウィーク後のアリゾナ戦を33-19の勝利で無難にこなし、今週のセントルイス戦にも勝利。WRダレル・ジャクソンはけがで戦線離脱だが、バックアップのWRジョー・ ジャービシャス、ジェレミー・アーバン、TEスティーブンスの活躍が目覚しい。残りは7戦、強豪NYジャイアンツ、フィラデルフィア、インディアナポリスとのゲームが控えているが、後の4ゲームはサンフランシスコ(2-7)2ゲーム、テネシー(2-7)、グリーンベイ(2-7)と調子を落としたチームとの対戦。すでにラムズに2回勝っているため、ゲーム差は3ゲームだが、実質的には4ゲーム差となり(同率首位の場合、直接対決の成績によるため)、2位ラムズに対してのNFC西優勝のマジックナンバーは4になる。プレー・オフ出場に期待が持てる。

NFCの注目は東地区だ。混戦模様になっているが、TOのスキャンダルでイーグルスがピンチ。このマンデー・ナイトでもダラス相手に信じられない逆転負けを喫し、遅れを取った。AFC西もおもしろい。期待のオークランドだったが、QBケリー・コリンズ/WRランディー・モスのロングパス主体の攻撃が機能せず、3-6で脱落気味。デンバー、サンディエゴ、カンザスの戦いとなっている。

地区シーズン前の予想と
イチオシ/対抗
中間点コメント
NFC西 シアトル/アリゾナシアトル7-2/
セントルイス4-5
シアトル大健闘、けがが少なく、バックアップも快調。アリゾナは期待ハズレ、サンフランシスコはアウト。
NFC東 フィラデルフィア/ダラスNY/ダラス6-3/
ワシントン5-4
おもしろい地区、トラブル続きで出場停止のTOナシでは厳しそう。混戦。
NFC南 アトランタ/カロライナカロライナ7-2/
アトランタ&タンパ6-3
タンパベイも食いついているが、2強有利か。セインツはホームレスでアウト。
NFC北 ミネソタ/グリーンベイシカゴ6-3前半ハズレ地区。シカゴは意外に健闘、ミネソタは後半に期待。グリーンベイはアウトか。
AFC西 オークランド/デンバーデンバー7-2/カンザス&
サンディエゴ5-4
オークランドの建て直し、叶わず。3チームでの接戦か?
AFC東 ニューイングランド/
NYジェッツ
ニューイングランド5-4この成績は予想外。ニューイングランドの3連覇はほぼ赤信号? ジェッツは相次ぐQBの故障でアウト.
AFC南 インデイアナポリス/
ヒューストン
インディアナポリス9-0/
ジャクソンビル6-3
絶好調負けナシ。ジャクソンビルはワイルドカードしかない。ヒューストンは全く期待ハズレでアウト。
AFC北 ボルチモア/ピッツバーグシンシナティー&
ピッツバーグ7-2
どうしちゃったのベンガルズ。ピッツはQB次第で安定感に欠けている。期待のボルチモアはオフェンスなさ過ぎでアウト。

ということで、今シーズンも後半戦。そして恒例ではないけれども、今年もこのコラムを読むという“アキバ系”“ヘンタイ”“フットボール好き”のヒト達へクリスマス・プレゼント。12月24日(土)のインディアナポリス戦のチケット2枚(SEC122、ROW R南側フィールド・ゴールの真後ろ)に、なんとシーギャル・ポスター(!)を付けて、抽選で1名様にプレゼントします(終了いたしました)。ただしこの席は1、雨だと濡れる 2、ゲーム中座れない(最前列が立ってるため) 3、マトモじゃないヒトが多い(いつも退場者アリ) 4、インディアナポリス・ファンにはキツイ 5、クタクタになる 6、酔っ払い多数 等の制約があります。

2005年12月1日(木)更新
第9回 シーホークス、プレイオフに王手?!

ノッケから余談なのだが、私は“犬”になりたいと思った。なにしろA嬢にはキスしてもらえるし、ヨシヨシしてもらえるし、おっぱいスリスリだって可能、極めつけは視線が下からだということだ。ミニスカートのオネーサンがいたら早速もぐりこみたいところだ。

という高尚な話題で盛り上がりながらスタジアムに向かった。

今日の対戦相手は現在7-3でNFC東地区トップ、QBイライ・マニング擁するNYジャイアンツ、強豪だ。ランもよく、RBバーバーはトップ・ラッシャーのひとりだし、レシービングでもTEショッキーはリーグ・イチのタイト・エンドだ。

予想ではシーホークス5ポイント・リードだが、かなりの接戦ではないだろうか。シーホークスは8-2と絶好調、セントルイスに対するNFC西地区タイトルのマジック・ナンバーは2だが、ゲーム前のヒューストン戦で逆転勝利したため、今日の優勝はないが、勝てばリーチということになる。

連れは、おっぱい&バター・オトコ、某博多会Y氏、最悪だ。せっかくなのでプレゲームのタッチダウン・シティへシーギャルを見に行く。シートは恐怖のフィールド・ゴール後ろ、スタジアムで最も治安の悪い地域だ。プレーの度に奇声、怒号そしてTDの折には、数々の「ムサイ」オッちゃん達と抱き合うという気色の悪い、まさにヘンタイ・ゾーンだ。

さてゲームだが、スコア・ボードはさておき結果は24-21(OT)。

すでにご存知の方も多いと思うので詳細は省きたいが、つまり勝たせてもらったような展開だった。この日のヒーローはなんと言ってもジャイアンツ、Kフィーリー。
OT直後の54ヤードは仕方ないとしても、後の2本45ヤード、40ヤードは決めるべきだろう、と敵ながらアッパレ(唖然?)、と感謝したのだ。OTに入ってから、わずか数ヤードしか進めず、3回も「もうオシマイ……」と思っただけに、このFG失敗はまさに天からの恵み。そしてついにWRハケットへの38ヤード・パスが決まり、26ヤード・ラインからのKブラウン決勝FGで勝利を手にしたのだった。

ナンバーは決して悪くはなかった、トータル355ヤード、Sアレクサンダー110ヤード、1TD。WRジャーべシャス、8キャッチ、137ヤード。しかしジャイアンツも、トータル490ヤード、ファースト・ダウンはシーホークスより8つも多い25と数字の上では上回っていた。なにかスッキリと勝った気がしなかったのはその為だろうか。

数字で勝っているジャイアンツが、勝利を手にできなかった原因は、もちろん先に書いたKフィーリーのFG失敗というのもあるが、ぺナルティも16回114ヤード・
ロス、そしてそのうち11回はフォール・スタートというありさま。TEショッキー、WRバーレス、RBバーバーの活躍が際立っていただけに、ジャイアンツとしては悔いが残るゲームだったろう。

しかし、ここ2~3ゲームのシーホークスの追い込まれようにはハラハラする。ジャイアンツが決めた2つのTDはいずれも、チャレンジ、オフィシャル・レビューに持ち込まれるアヤシイものだったが、それでも残り4分33秒で8点差を詰められ同点に持ち込まれ、その上FGまで決められそうになったのだ。

まあ、しかし勝ちは勝ち、ワン・サイド・ゲームより、接戦の方が見る方にとってはオモシロイ、でもほぼ4時間立ちっぱなし、おまけに数知れぬジャンプ、感情アップ&ダウン、心拍数アップ、そしてコーチ役に審判役、コマーシャル・タイムにはシーギャルおっぱいゾーンへズームアップと大変忙しい。終わった後は声は枯れ、足元フラフラ、疲労困憊。彩子ヨガ教室連チャン状態だ。

これでシーホークス9勝2敗とNFC西だけでなく、NFCをもリード、NFC西でのマジック・ナンバーは1、週末のゲームでセントルイス(対ワシントン戦)が負けるか、シーホークス(対フィラデルフィア戦)マンデー・ナイトで勝利を収めれば、早々と優勝が決まり、次はプレーオフ、ホーム・ゲーム・アドバンテージを見据えた戦いとなるのだ。

このゲーム後、シーホークスがスーパーボウルを取るオッズは9-2(当初は20-1)とインディアナポリスに次いで2番目に上昇、どうする?

2005年12月15日(木)更新
第10回 シーホークスの快進撃が続く、続く、続く!

何しろクタクタだ、ヨロコビの連続だ。私の人生、今までこんなことはなかった。日本風に言えば、盆と正月におっぱい漬け、アメリカ風では、タックス・リターンとクリスマスにおっぱいミルク、インド風では空中ヨガに彩子センセイとシャワー・タイムということになろうか。つまり、騒ぎ過ぎてクタクタなのだ。

先週のマンデー・ナイトの前日、NFC西地区セントルイス・ラムズが負けたため、シーホークスの地区優勝が決まり、フィラデルフィア・イーグルスでのマンデー・ナイトはディフェンスでの3TD、42-0というチームの歴史的快挙での圧勝。そして、この日のサンフランシスコ・フォーティーナイナーズ戦に勝てば地区完全勝利。もっとも昨シーズンも地区優勝ではあったが、何しろラムズにプレー・オフを含め3連敗で、大きな声では言えんケドって雰囲気だった。

さてシーホークス、ここまで破竹の8連勝、10勝2敗。後を追う、シカゴ・ベアーズ、カロライナ・パンサーズが揃って負けたため、現在単独トップ。勝てば2ゲーム差となり、プレー・オフのホーム・ゲームに向け、俄然有利といったところだ。対するフォーティーナイナーズ、絶不調の最中で、オフェンス、ディフェンス共にリーグ最下位。期待のドラフト1位ユタ大のQBアレックス・スミスはパッとせず、2年目ですでに花咲きつつあるニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニングと比べても、先行き不安感が残る。

2週前のジャイアンツ戦で11ものフォールスタートを、ファンの力でもぎ取ったと勘違いしている我々ファンは、いつも以上に不必要な大声、奇声を張り上げ、不必要なジャンプを繰り返した。最悪の同行者、今ゴルフ界では流行っているデカヘッド某博多会HY氏は、通常のキャップでは後ろのアナが足りず、店員さんに「特注になります」と言われて買えなかったため、代わりにA嬢のパンツをかぶっている。

とにかく、ゲームはまさに横綱相撲になってしまった。あまりのフォーティーナイナーズの不調に5パーセントほどの応援を彼らに向けてしまったくらいだ。シーホークスの攻撃で始まり、シーホークスの攻撃で終わったという状態だった。最初のドライブでWRボビー・イングラムが28ヤードのTDパスをキャッチ、その後FGを許したものの、2クオーターにはWRジョー・ ジャービシャスへ8ヤード・パス。その直後のシリーズでも、LBローファ・タトゥープがファンブルカバーを決め、すかさず21ヤードTDパス、QBマット・ハッセルベック冴え渡りのファーストハーフで24-3。後半に入ってからも、シーホークスは攻撃の手を緩めず、再びWRイングラムが7ヤードTDパスをレシーブ。3クオーター残り2分には、FSマーカンド・マニュエルがインターセプト、その後RBショーン・アレキサンダーが3ヤードを楽々持ち込み、今日初TD。38-3で3クオーターを終えた。先週のイーグルス戦と同じく、もうすでに戦いというより残務整理のような4クオーター。しかし、前回も感心したが、このようなゲーム展開でも、黙々と時間を稼ぐゲームに徹するバックアップQBセネカ・ウォレスらにはチーム・プレー精神があり、なかなかいい感じだ。

あまりのワンサイド・ゲームなので、今回はその違いをナンバーで追ってみよう。
・ゲームは41-3、ワンサイド・ゲームだ。
・獲得ヤード数は438-113(うちパス253-51、ラン185-62)
・しかもシーホークス前半のみで237ヤード
・ファーストダウンは31-8(チーム・シーズン・タイ)
・RBアレキサンダーのTD数23。プリースト・ホームズのNFLレコード(2003年)まで、あと4つ
・同地区とのゲームでは100ヤード以上のランを9試合連続記録
・ディフェンスの44サック、NFLトップ
・80ポイント。イーグルス戦、フォーティーナイナーズ戦の点差
・21-3。ここ3年のホーム・ゲームの成績

これでは、下位のチームはなかなか今のシーホークスに勝つのは難しいだろう。毎回の成績を見てもわかるように、個々のプレーヤーの成績はいつもトップ5に入るとは限らない。しかし、この勝率を維持し、また昨年とは違う力強さの要因は、バランスの取れたオフェンス(主力の引き止めに成功)、対応できるディフェンス(CBマーカス・トルファン、DEグラント・ウィストロム、DTロッキー・バーナードらを残しほぼ入れ替えが成功)、キー・プレーヤーのけがのバックアップ(WRダレル・ジャクソン、WRイングラム、CBアンドレ・ダイソンらのけがはあったが、WRジャービシャスらが活躍)、ルーキーの活躍(LBタトゥープ、LBレロイ・ヒル、WRのD・J・ハケット)などだろう。

他のチームでは、すでに脱落しその要因が結構はっきりしているチームもある。オフェンスでコケたのは、セントルイス・ラムズ、 オークランド・レイダース、グリーンベイ・パッカーズ、テネシー・タイタンズ、ヒューストン・テキサンズなど。この中で特にテキサンズは、年々成績を上げ、さあ今年こそプレー・オフと意気込んでいただけに悲惨。またレイダースは、WRランディ・モスを獲得、ロングボールでの作戦が裏目。パッカーズ、タイタンズは、QB高齢化か。けがでコケたのは、ニューヨーク・ジェッツ、デトロイト・ライオンズ、フィラデルフィア・イーグルス。ジェッツは一時、現役を退いたに見えた、ヴィニー・テスタヴァーディにもQBをさせたほどだ。内紛で揉めたイーグルスは、QBドノバン・マクナブの戦線離脱でポシャッた。まったく同じような理由でいったんコケかけたミネソタ・バイキングスは、エースQBダンテ・カルペッパーのけがの後、ベテランQBブラッド・ジョンソンを起用。8-5としぶとく生き残っている。またバイキングスには、シーズン前に素行不良で解雇されたWRコーレン・ロビンソンが新規一転(ホントか?)活躍しているのもおもしろい。

そのほかは、
・不運でコケた(ニューオーリンズ・セインツ):ハリケーンでホームレス
・ディフェンスでコケた(ボルチモア・レイブンズ):入れ込み過ぎ? オフェンスを忘れていた?
・シーズン前でコケてた(サンフランシスコ・フォーティーナイナーズ、バッファロー・ビルズ):ちゃんとチームを作れてなかった

ということで、シーホークス11勝2敗。次週のテネシー・タイタンズ戦(4-9)は落とすことはなさそうだが、油断禁物。しっかり順当勝ちして欲しい。

2006年1月12日(木)更新
第11回 シーホークスがプレー・オフ進出!

いやはや、シーホークスを応援しているのに、こんなことを言ってはナンだが全く驚きのシーズンだった。主力を欠いていたとはいえ、インディアナポリス・コルツ戦に快勝、プレー・オフでのホーム・ゲーム・アドバンテージ(本拠地開催権)をものにし、さる1月1日、消化試合となったグリーンベイ・パッカーズ戦は落としたものの、レギュラー・シーズンをNFCトップ13勝3敗(リーグでも2位)のチョー好成績で終了、フランチャイズ史上、最高のシーズンとなった。

特にRBショーン・アレクサンダーは、NFL史上1シーズンでの最多TD28を記録し、加えて今シーズンのラッシング・タイトル(1,880ヤード:歴代9位)を獲得。さらにコルツのQBペイトン・マニングを抑えてのMVPと、まさに黄金期となったのだ。来シーズンの動向も気になるが、何はさておき、プレー・オフ・タイムだ。

昨日のプレー・オフ、シーホークス、コルツ、シカゴ・ベアーズ、デンバー・ブロンコスはワイルドカード・ゲームをスキップ、2回戦に向け4ゲームが行われた。まず初戦ではワシントン・レッドスキンズがタンパベイ・バッカニアーズを下し、早速シーホークスとの対戦を決めた。後の3ゲームは次のような結果になった。

初日第2ゲーム、ニューイングランド・ペイトリオッツがジャクソンビル・ジャガーズを下す。2回戦ではブロンコスとの対戦。史上初のスーパーボウル3連覇を目指すペイトリオッツだが、ブロンコス相手に若干不利か。どちらが来ても、おもしろそうなAFCの決勝だ。

2日目第1ゲーム、ハッハッハッってカンジで、カロライナ・パンサーズにニューヨーク・ジャイアンツまさかのシャットアウト負け。3インターセプション、2ファンブルとQBイライ・マニングもうボロボロ状態。RBティキ・バーバも13キャリー、41ヤードと散々。20年ぶりというプレー・オフでのシャットアウト勝ちで、パンサーズ、2回戦は強守備のベアーズとの対戦にNFC決勝を賭ける。ほぼ互角か。

2日目第2ゲーム、ピッツバーグ・スティーラーズがシンシナティー・ベンガルズを下す。ゲーム開始後早々にベンガルズのQBカーソン・パーマーがアウト。元シーホークスのQBジョン・キトナが踏ん張ったが、セカンドハーフでスタミナ切れ。スティーラーズのワンサイドになった。2回戦は、本命コルツとの対戦、コルツの横綱相撲か。

さて肝心のシーホークスだが、2回戦対戦可能チームの中ではワシントン・レッドスキンズは結構、望む相手かもしれない。レギュラー・シーズンではオーバータイムで惜敗を喫したレッドスキンズのランクは、オフェンス11位(シーホークス2位)、ディフェンス9位(16位)。

ラインバッカーのトリオは脅威で、パス、ラッシング・ディフェンスはバランスが取れている。オフェンスは本来、今季バックアップ予定のベテラン、ワシントン大出身のQBマーク・ブルネルが引っ張る。シーズン前半のダラス・カウボーイズ戦、残り2分での大逆転を見せ、波に乗った。RBクイントン・ポーティス、WRサンタナ・モスが中心か。しかしブルネル、13年目でまだバテない?

ゲームはシーホークスが9ポイント有利。さっさと勝ってNFC決勝へ進んでもらいましょう。チケットは買ったし、仕事は断ったし、今週はゆっくり仕事して、土曜に向け体調を整えよう。

2006年1月17日(火)更新
第12回 大興奮! シーホークス、NFC決勝へ

寝不足なのだ。この日のゲームのため、寸暇を惜しみ、ゲーム・プラン、スターターの検討、ワシントン・レッドスキンズの戦力分析、コスチューム、モチのシンのお散歩、シーギャル・カレンダーのおっぱいチェック、エロビデオ鑑賞等に精力を注ぎ込んだうえ、昼1時半のゲーム開始に合わせたスケジュールにするため、朝5時に起きたのが失敗だった。デカ顔の某博多会会長H氏は、テレーっと起きて「12時過ぎに着けばいいっちゃないと?」と言ったが、そんな甘い考えだからこの男はダメなのだ! パビー・クラスからやり直して欲しいくらいだ。オマケに今日は(も)一緒に行くことになってしまった。寝不足なのに最悪だ。いつかこの男には鉄槌が下るだろう。

そういえば、体調も悪い。ユーコ先生に、巻き爪による余命、あと1ヵ月と言われたのをすっかり忘れ、半年経ってしまったのだった。死にそうな体を引きずりつつも、インターナショナル・ディストリクトのカンボジア料理店「プノンペン」で大飯をくらい、バター犬とセーラー服の話題で意見交換をしつつクエスト・フィールドに着いたころには、コロっと調子良くなっていたのだ。入念なフェイス・ペイント(連れのH氏は顔の面積が広く、私の3倍のペイント量)、髪も塗り(H氏、こちらはなぜか私の1/3で済んだ)、準備万端。今朝のウンコ占いでも“大吉”と出た。さあキックオフだ!

残念ながら、天候は小雨。シーホークスの攻撃で始まった。第1シリーズは、断然QBマット・ハッセルベックのパスが冴え渡った。WRダレル・ジャクソンへの30ヤード・パスを皮切りに、あれよあれよという間に一気に15ヤード・ラインへ。これはもらったと思ったのも束の間、なんとMVPショーン・アレキサンダー痛恨のファンブルでターンオーバー。「今日のゲームで怖いのはターンオーバー」と思っていた矢先の出来事で、幸先悪い! しかしディフェンス陣、全くレッドスキンズの攻撃を寄せつけず。また、シーホークスも続くシリーズで再びアレキサンダーがファンブル。オマケにコンカッションでサイドラインへと暗い展開になってしまった。

お互いに、ファーストダウンを奪えずジリジリした展開の中、第1クオーターを終了。第2クオーター中盤、スペシャル・チームのパント・キャッチ・ミスにより、フィールド・ゴールで先制を許す。しかし、シーホークスも残り4分から74ヤードを、RBモーリス・モリスの3つのファーストダウン、WRジャクソンのTDキャッチを含む3キャッチ47ヤードで3-7と逆転。ロー・スコアのままハーフタイムに突入した。

全く、フラストレーションの溜まるゲーム展開だ。雄叫び、罵声、ため息など、相変わらず私の席の周りは下品な連中ばかりだ。シーギャルの登場と共に一斉に双眼鏡が上がるところは、本当に見ていて情けない。そんな彼らを見ていたくないので、私も仕方なく双眼鏡でズームアップ! プレー・オフということもアリ、心なしかシーギャルのダンスも盛り上がる。いつもよりもおっぱいの揺れが大きいのだ。

第3クオーター中盤、RBアレキサンダーの穴を埋めたのは、なんとQBハッセルベックだった。81ヤードのドライブをWRジョー・ ジャービシャスへの31ヤード・パスと、自らの6ヤードTDランで、ついに波に乗った。DEブライス・フィッシャーも開始のサックを決めた。

第4クオーター、シーホークスはフィールド・ゴールで追加点を挙げ17-3と突き放しに掛かるが、レッドスキンズも踏ん張った。QBマーク・ブルネルが、ロングパスを繰り出しTDを奪う。飛び付いたCBアンドレ・ダイソンだったが、頭をわずかにかすめ、17-10になった。

直後のキックオフでは、ジョシュ・スコービーが痛恨のファンブル。大ピンチを迎えてしまったのだ。36ヤード・フィールドゴール、ボールは6万人の念力に押されるように左へ反れ危機脱出。この間のニューヨーク・ジャイアンツ戦以来、なんかこの北フィールドゴールは鬼門だ。残り2分、シーホークスはダメ押しの3点を追加し、20-10。レッドスキンズの最後のTDトライもSマイケル・ボウルウェアの守備に阻まれ、あえなくゲームオーバー。1983-1984年シーズン以来となるプレー・オフでの勝利をものにし、ついに来週、スーパーボウルへの出場権が懸かるNFC決勝へ駒を進めた。

翌日、NFCの決勝の相手はジャイアンツ、シカゴ・ベアーズをいずれもホームで破った、強豪カロライナ・パンサーズに決まった。また、AFCは大番狂わせで、ピッツバーグ・スティーラーズが第1シード、インディアナポリス・コルツに劇的勝利。デンバー・ブロンコスとの決勝に臨むことになった。

さあ、またチョー忙しい1週間が始まるのだ。1月22日のサンデーは、3:30 p.m.のキックオフだ。とりあえず仕事はをやってる場合ではないので、私のレストランはお休み(クローズ)します。この場を借りてお知らせです。今回の寝不足等の失敗を踏まえ、今週は禁酒(元々やらない)、禁煙(やらない)、禁賭(カネない)、禁ヨガ(妄想するため)、禁エロ・ビデオ、禁おっぱい、禁アキ、禁仕事等の禁欲8ヵ条を守り、フットボールに専念することを誓った。

また、次回も同行しそうなトモダチがいない“カオデカ”H氏には、特にたるんでいるため、モンゴル式ホットストーン顔載せ、厳寒早朝滝打たれ、雪山でのきのこピック、モチのシン小屋での就寝等を加えて追加した。日曜の集合は早朝6時、試合開始まで9時間、間に合うだろうか?

2006年1月25日(水)更新
第13回 シーホークスが、夢のスーパー・ボウルへ!

もう声はガラガラ、足はふらふら、狂喜乱舞、スタジアムには紙吹雪(?)が舞い、わけのわからないトナリのオッサンと抱き合い、誰彼となくハイッタッチをくり返した。シーホークス34、カロライナ14。ついにシーホークスはスーパー・ボウルへの出場権を手にしたのだ。

苦節21年、ついにこの日がやって来たのだ。ありそうでなかった、行きそうで行かなかった、取れそうで取れなかった、まさに中年3重苦状態。ヨガ教室の彩子先生とシャワー・タイム状態というか、サトコの薄化粧状態というか、あき嬢ネグリジェで外出状態といったところか。思えば、先週の対ワシントン・レッドスキンズ戦が終わって以来、この1週間苦難の連続であった。友人のモチのシンはタマを抜かれ、おっぱいポロリも、美女からのお誘いも何もなく、仕事だけという苦難だ。

ゲーム前の予想では、多くのコメンテーターはカロライナ・パンサーズ優勢を伝え、特にWRスティーブ・スミスは、シーホークスの守備をかわし、パスを取りまくるとの予想だった。しかし、(ゲーム後だから言えるが)私は違った。とにかく信じたのだ。裏切られることには慣れている。失って困るものはトレーダー・ジョーズで買った食いかけのマドレーヌくらいだ。とりあえず思いつくお祈りのポーズを彩子風にアレンジ。苦しい時の神頼みをし、さあ明日に備え寝ようと思ったところに電話が鳴ったのだ。朝だった。

今日も結局、同行するハメになった匿名希望、某博多会会長ヒロミチヨコオ氏であった。なんと昨夜も、A嬢の家に泊まったと言う。辛うじて犬小屋に寝たということで難を逃れたが、こんなことでゲームは大丈夫だろうか。

3時半のキックオフに合わせ、朝10時に集合。HY氏はすでに手のひらほどもあるシーホークを両頬に描いてきている。同じものを私の○ン○ンにも描いてくれるようA嬢に頼むもあっさり却下。しかしめげずに出張フェイス・ペインティスト、マキぶーに勝利を呼び込む風水ペイントをしてもらったのだ。

ゲーム開始まであと5時間。私とHY氏はダッシュでメシを食い、スタジアムへ。すでにスタジアムの外側はシーホークス・ファンでいっぱいである。キックオフまであと4時間もあるのにみんな大馬鹿やねとか言いながら、とりあえずタッチダウン・シティでピッツバーグ対デンバー戦を見る。ここからはいつも通りのパターンで、HY氏の強い要望でシーギャルのダンスをカブリつきで見て、気合を入れスタジアム入りしたのだった。

やはり決勝ということで、雰囲気が高まる。キックオフでは歓声も最高潮で始まった。先手を取ったのは、我がシーホークスだ。なんとバックアップQBセネカ・ワラスをレシーバーにワンポイント起用。見事に28ヤード・パスが決まり17ヤード・ラインへ。続く攻撃でQBマット・ハッセルベックがTEジェレミー・スティーブンスへTDパスを決め先制。これで波に乗った。

1クオーター後半には大新人LBローファ・タトゥープがインターセプション、Kジョシュ・ブラウンが24ヤードをキックで、10-0。このクオーター、シーホークス41ヤードに対しパンサーズ6ヤード、オマケにRBニック・ゴーイングスはタトゥープとの衝突でサイドラインへ。RBイナイ状態となり、どん底の雰囲気だ。

2クオーターは絶好の1ヤード・ラインからの攻撃。あっさりとRBショーン・アレキサンダーのTDで、17-0。18キャリー、80ヤードといつもの調子だ。パンサーズはスミスのパントリターンTDで返すが、すでにシーホークスのペース。ラン攻撃はモチロン、パス攻撃、ディフェンス、ファーストダウン、すべてで主導権を握った。デトロイトは近いかも。

3クオーター、再びシーホークスのアタック。WRダレル・ジャクソンが落ち着いたキャッチで20-7とリードを広げる。このクオーター、パンサーズのランはわずか4ヤード。FSマーカンド・マニュエルのインターセプトも決まり、ほぼ勝負は決まった。

4クオーター、アレキサンダーのTDでダメ押し、34-7。スタジアムはもうスーパー・ボウル・コール、MVPコール、絶叫状態。パンサーズは残り5分、TDを返したが、すでに焼け石に水。オンサイドキックも決まらず、最後はスミスがファンブルで、大歓声の中シーホークスはNFCチャンピオンとなったのだ。

ゲーム前、恐れられていた、パンサーズのQBジャック・デルホームのパスは、ラン攻撃を失ったことでターゲットが単調になり、ターンオーバーを連発。“取りまくる”ハズだったスミスに至っては、5キャリー、33ヤードと全く不振に終わってしまった。まさに快勝、ゲーム前の緊張感が高かっただけに最高のゲームになった。

ということで2週間後、いよいよスーパー・ボウルだ。私はA嬢(第1シード)かモチのシン(第2シード)とデトロイトへ行くつもりだったがTV観戦することになった。ヒロミチ? 知らん! 相手はピッツバーグ・スティーラーズ。2年目の新人QBベン・ロスリスバーガー、WRハインズ・ワード、RBジェローム・ベティスなど、タレント揃いの強豪だ。ラインは???のピッツバーグが3と1/2ポイントとは、わかってないね。

エガシラ ヒロシ(いいトシこいてる)
福岡県出身、福岡大中退。福岡の中州にある「河庄」で、8年間板前の修業をした後、’90年渡米。現在「HIROSHIS RESTAURANT」オーナー。スポーツ好きの傍ら、旅好きで世界35ヵ国放浪、キャンプ好き(もっぱら食事係)、もちろん巨乳好き(これだけ有名)。

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