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アメリカ〜ンなステーキが食べられる専門店

Jak’s Grill ジャックス・グリル

(2005年5月)

地元の人達から愛されるオリジナル・ステーキ

ウエスト・シアトルで1996年に創業し、ユニバーシティー・ディストリクト、イサクアにも支店を持つ人気のステーキ・ハウス。「ダウンタウンではなく小さな街で、地元の人がいつでも気軽に入れる店を出したかった」というオーナーのケンさんのこだわりから、予約は受け付けていない。そのため、約80ある席はすぐに埋まり、ピークの時間帯はいつも長い行列ができている。

この店の自慢は、28日以上熟成させ、肉本来のうま味を引き出したネブラスカ産のビーフ。ステーキをオーダーすると、サラダとポテト、そしてパンが付いてくる。サラダのドレッシングは3種類用意されており、今回試した「ブルー・チーズ」は、こってりした濃厚さで赤ワインにぴったり。また、ポテトも4種類のメニューから選べるのがうれしい。

「ステーキを焼く時には、ガーリック、オリーブ・オイル、チーズなどを混ぜ込んだ特製バターを使うんだ。それがおいしさの秘密だよ」

ケンさんが言う通り、なるほど、よく見るとステーキにはパルメジャン・チーズが貼り付いている。肉にナイフを入れ、じゅわじゅわと溢れる肉汁をからめつつ、まずはそのままひと口、そして塩・こしょうを振ってもうひと口……うまい! 日本の霜降り牛肉とはまた違う、アメリカの赤身牛肉独特のさっぱり感に、特製バターの風味がプラスされ、ちょうど良いバランスに。そして何よりも、その肉の柔らかさに感動。

ステーキは$18.95から選べ、週替わりのスペシャルとして$20以下のお得なコンビネーションも用意されている。ステーキ専門店というと高そうで敬遠しがちだが、ここなら普段行く外食の選択肢に追加しても問題なさそうだ。

(取材・文/小関典子)

ジャックス プチ・フィレ・ミニオン
▲「プチ・フィレ・ミニオン($25.95)」。肉の隣にあるのは、じゃがいもの皮まで入った「ガーリック・マッシュ・ポテト」
ジャックス お肉
▲豪快に行くなら「プライム・ポーターハウス」ステーキがボリューム満点。左が21oz($39.95)、右が40oz($49.95)の生肉
ジャックス デザート
▲日替わりデザート($4.50)がまたおいしい。この日食べたのは「チョコレート・デカダンス」


Jak’s Grill(ウエスト・シアトル店)
4548 California Ave. SW, Seattle, WA 98116
TEL:206-937-7809
営業時間:月曜5:00 p.m.~9:30 p.m.、火~木曜5:00 p.m.~10:00 p.m.、金曜4:30 p.m.~11:00 p.m.、土曜4:00 p.m.~11:00 p.m.、日曜4:00 p.m.~9:00 p.m.
ウェブサイト:http://jaksgrill.com

ルースズ・クリス・ステーキ・ハウス

(2005年5月)

1965年にニュー・オリンズで創業して以来、全米はもちろん、中南米やアジアにまで店舗展開をするステーキ・ハウス。ノースウエストでは、ダウンタウンにあるグランド・ハイアット・ホテルに新しくオープンしたシアトル店のほか、ベルビュー・スクエア店、ポートランド店がある。ステーキにはアメリカ中西部産の肉を使用し、450度の鉄板の上でバターと共にじっくりじっくり焼き色を付けるのがルースズ流。切った分厚い肉の断面を見れば見事な薄紅色が現れ、食欲をそそる。価格はサラダかフライ付きで$25.95~と決して安くはないので、ブランチなどでカジュアルに利用するなら薄切り肉がたっぷりとバゲットに挟まった「ケイジャン・プライム・フレンチ・ディップ($9.95/$13.95)」もオススメ。4:00p.m.~6:00 p.m.及び9:00 p.m.~閉店はハッピー・アワーとなり、$2.75のビールやカクテルのほか、$4のピザなどお得なバー・メニューが用意されるので、こちらもぜひ活用したい。

Ruth’s Chris Steak House(シアトル店)
727 Pine St., WA 98101
TEL:206-624-8524
営業時間:6:00 a.m.~2:00 p.m.、4:00 p.m.~10:00 p.m.(日曜~9:00 p.m.)
ウェブサイト:www.ruthschrisnw.com

(2005年5月時点の情報です)