■生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて »
(2025年8月)
ノースウエストは夏本番になりました。
先日、庭の手入れをしているお客さんから「アキコー、ルバーブ大きく育ってきたからいる?」と聞かれました。心の中では、「いや、実は家にも放ったらかしルバーブが雑草化して生えてるんだけど…」と思ったのですが、「アップサイドダウンケーキ知ってる?簡単でおいしいよ!」とレシピとスポンジケーキのもとまで用意してくれたので、ありがたく頂いてきました。
ルバーブはとても強い植物で、一度植えたらほとんど枯れずに毎年ちゃんと生えてきます。かといって他の場所にどんどん生えていくことはなく、暑さ寒さに耐え、毎年大きな葉を出して育ちます。植木鉢でも簡単に育てられます。
赤い茎の所を切って、サラダや焼き菓子、ジャムによく使います。アメリカ人の夫は、「子どもの頃、おばあちゃんがよくルバーブのアイスクリームを作ってくれたけど、おいしくなかった」と言っています。確かに野菜にしてはちょっと甘く、果物にしては酸っぱい微妙な味。しかし調べてみると、食物繊維が多く、ビタミン・カルシウムが豊富で、中でもポリフェノールが多いのです。
そのスーパーフードをケーキに使ってみました。暑い日には、冷蔵庫で冷やしてバニラアイスを添えて食べるのがアメリカ風。自分で作ると甘さを調整できるので、ぜひ試してみてください。おいしいですよ~アメリカの夏の味ですね。

▲ルバーブは地植えでも植木鉢でも育てられます。日当たりが良いとお化けみたいに大きくなるので注意。

▲ルバーブの茎と葉。

▲細かく切ったストロベリーかクランベリー、ルバーブを合わせて約2カップに。ブラウンシュガー1/4カップで煮ます。

▲ルバーブジャムをケーキ型の底に敷きます。

▲ケーキミックスの箱の指示通りに生地を作り、型に流し入れて、オーブンで焼き、クルッとひっくり返して出来上がり。

ルバーブは、苗から簡単に育てられます。植えた当初は水やりが必要ですが、1年後にはほとんどいりません。肥料は必要なく、どんな土でもだいたい育ち、虫や小動物の被害もほとんどありません。葉には毒性(シュウ酸)があるので食べないでください。
サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。




