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2015年8月10日~14日(8月第3週目)

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ワシントン州最高裁判所は13日(木)、期限が2018年である基礎教育資金全面調達実現に向けての計画策定が裁判所の決定に従って行われていないとし、州に対して即日より1日10万ドルの罰金を科すことを命じた。この命令は、州が公教育費全額支払義務が定められた州憲法に違反しているという2012年のMcCleary裁判の判決に端を発している。最高裁は、インスリー知事へ問題へ正面から取り組むため、特別立法会議を召集するよう促したが、知事は最高裁の決定について、まず、ボブ・ファーガソン州検事総長と州議会のリーダーで審議したいと述べた。ワシントン州教育省長官のランディー・ドーン氏は、今回の制裁により、州議会が教育予算のための新税導入などについて審議できればとコメントしている。今年、予算案成立が難航している州議会は3度の会期延長をして、増大する教育予算についても審議しており、最高裁の命令に不満を表している議員もいる。King5の関連記事はこちら

WA州西部地域で10%の自主的節水求められる

8/12/2015 ・King5

公益事業を行うシアトル公共局、タコマ水道局、エベレット市、ベルビュー市は11日(火)、水不足を解消するため、自主的に10パーセントの節水するよう住民や事業主に協力を求めた。これらの地域では先月より、水不足対策の第1段階として節水勧告を発令。今回の自主的節水要請はその第2段階となるが、状況が改善しない場合、強制的な節水が行われる可能性がある。ワシントン州では今年冬の積雪量が歴史的に少なく、5月にインスリー知事が州全体に干ばつ非常事態宣言を出した。夏に入ってからも乾燥した気候が続き、河川などの水量が低下している。節水に関する注意点はオリジナル記事に記載。King5の関連記事はこちら

シアトル市議会、銃器への課税法案を承認

8/11/2015 ・King5

シアトル市議会は10日(月)、投票により市内で販売される銃器、弾薬への課税法案を承認した。この法案では、銃1丁につき25ドル、銃弾1個につき5セントの税が課せられる。新税導入で市は年間30万ドルから50万ドルの税収を見込んでおり、銃による暴力防止プログラムや、銃関連事件の被害者の未払い治療費相殺に充てるとしている。また法案には、銃の紛失や盗難の報告義務も含まれる。銃を所有する権利の擁護者は、市が銃に関する法案を採択するのはワシントン州の法律に違反するとして、訴訟を起こす構えをみせている。King5の関連記事はこちら

シアトルで白人警察による黒人青年射殺事件の追悼集会開催

8/10/2015 ・King5

ミズーリ州ファーガソンで黒人青年のマイケル・ブラウンさん(当時18歳)が白人警察に射殺された事件からちょうど1年目となった9日(日)、シアトルで追悼デモ行進が行われた。参加した抗議者は”Black Lives Matter”と声を上げてキャピトル・ヒルをデモ行進し、シアトル警察東管区が入る建物前では、警察に向けて抗議メッセージを述べた。警察が警戒する中、抗議デモは午後9時頃にガーフィールド高校へ到着するまで続いた。King5の関連記事はこちら