シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2016年4月25日~29日(4月5週目)

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シアトル警察は、5月1日(日)に予定されているメーデーの抗議活動が暴動に発展した場合の準備を行っている。通常の平和的な抗議活動が期待されているものの、警察は昨年よりも人員を3割増加して警備を強化する。ダウンタウンのウエストレイク・パークでは、反資本主義者の抗議活動が午後6時に開始予定。その他、El Comite主催の労働者と移民の権利擁護を主張するデモ行進が同日午後と夕方に、セントラル・ディストリクトとダウンタウンで行われる。ウエストレイク・パークでは抗議活動前の午前10時から午後4時半まで地元の音楽バンドや活動家による音楽イベントも予定されている。警察はデモ行進誘導や交通整理にあたるが、抗議活動の影響で、ダウンタウン周辺では交通渋滞が予想される。ダウンタウンやキャピトル・ヒルのビジネスでは、抗議者が暴力に使用する可能性がある屋外の看板を撤去することが奨励されている。KIRO7の関連記事はこちら

シアトル市のゴミ条例に違憲無効判決

4/28/2016 ・Seattle Times

ゴミ回収者が一般ゴミの中身を確認することを許可するシアトル市の条例はプライバシー侵害に当るので違憲で無効と、キング郡最高裁判事のベス・アンドラス氏は27日(水)、判決を下した。残飯などの堆肥化や再生可能なゴミと一般ゴミを区別することを目的にシアトル市は2015年1月からこの条例を施行しており、ゴミ回収者は出された一般ゴミの中身を確認し、10パーセント以上の残飯などが含まれている場合は札を付けることになっている。昨年7月、市民8人がこの条例が違憲であるとして、シアトル市に対して訴えを起こしていた。Seattle Timesの関連記事はこちら

任天堂がマリナーズの株式売却へ

4/28/2016 ・KING5

シアトル・マリナーズは27日(水)、筆頭オーナーの米国任天堂が保有する株式の90パーセントを他のマリナーズのオーナーへ売却すると発表した。同社の株式売却は、アメリカ・大リーグ機構の承認を受けた8月以降に正式に行われるとみられる。1992年、当時任天堂の社長であった山内溥氏が経営危機に陥っていたマリナーズへ個人で出資し筆頭オーナーとなった。2004年までに米国任天堂が山内氏の出資分を買い取り、現在はマリナーズの株の半数以上の株式を保有している。また、併せて球団の最高経営責任者のハワード・リンカーン氏は退任し、ジョン・スタントン氏が後任となるという発表もあった。KING5の関連記事はこちら

高架橋通行止めによる交通渋滞対策でシアトル市がUberと提携

4/27/2016 ・KING5

29日(金)から予定されているAlaskan Way 高架橋での2週間にわたる通行止め期間中、シアトル市とシェアライド・サービスのUberが提携して市民の移動を支援する。Uberが最近開始した、あらかじめ決められたルートでの相乗りサービスuberHOPで、ウエスト・シアトル内とウエスト・シアトルのウォーター・タクシー・ターミナル間、ダウンタウン・シアトル内とダウンタウン・シアトルのウォーター・タクシー・ターミナル間で、片道料金2.50ドルでの利用が可能。乗車申し込みはUberのアプリで行え、4月29日から5月13日までの平日、午前7時から午前10時、午後4時半から午後7時半のラッシュ時間にサービスが提供される。Hwy.99トンネル建設工事で高架橋直下での掘削作業が行われるため通行止めが実施されるが、ダウンタウン付近での交通渋滞が懸念され、ワシントン州運輸局などは公共交通機関を利用するよう呼びかけている。uberHOPの乗降場所はこちら。KING5の関連記事はこちら

タコマ市の小学校、飲料水の鉛汚染が懸念される

4/26/2016 ・KING5

タコマ市にある小学校2校で水道水が鉛に汚染されている恐れがあるとして、タコマ学校区は25日(月)から水飲み場を閉鎖し、ボトル入りの水を2校の教職員と生徒へ配布し対応した。マン小学校とリード小学校の保護者と教職員へは25日朝に検査結果が通知されたが、学校区によると、安全基準を超える高濃度の鉛が検出されたのは2015年5月。しかし最近、市内の水道水における鉛汚染が懸念されるようになるまで、学校での水質検査の結果が確認されていなかったことが明らかになった。アメリカ環境保護庁が基準としている飲料水の鉛許容値15ppbに対し、リード小学校では検査が実施された59カ所中39カ所で20pbbを超え、そのうち1カ所では2330pbb。また、マン小学校では69カ所中23カ所で20pbb以上、最高784pbbという結果が出ていた。検査を担当していた学校区の職員は現在休職処分を受けている。KING5の関連記事はこちら

シアトルの水道水、鉛濃度は安全基準値内

4/25/2016 ・Seattle Times

タコマ市で水道水から高濃度の鉛が検出されたことを受けて、シアトル・パブリック・ユーティリティー(SPU)は21日(木)から飲料水に関する注意勧告を利用者に出していたが、検査の結果、水道水の鉛濃度は安全基準値内であったと24日(日)に発表した。2日間にわたり、シアトル市内の住宅5軒での鉛濃度の詳しい検査が実施され、そのうち最も高かった濃度はアメリカ環境保護庁が飲料水の鉛許容値とする15ppbよりも低い1.95ppb。検査結果からSPUは、市内での水道水の水質は安全と判断した。鉛汚染の原因とみられる鉛製S字形管は、シアトルではおもに1930年以前に建てられた住宅で今も使用されている可能性があり、市内約2000軒での水道水の鉛汚染が懸念されていた。SPUは先週、6時間以上水道を使っていない場合は、飲み水や調理に水を使用する前に2分間以上、水を出しっぱなしにするよう利用者に呼びかけていた。Seattle Timesの関連記事はこちら