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NBA ポートランド・トレイルブレイザーズ観戦ガイド

Moda Center
NBA ポートランド・トレイルブレイザースのホーム、モダ・センター

ポートランドを代表するプロ・スポーツ・チームといえばバスケットボール(NBA)のポートランド・トレイルブレイザーズ。ファンからはブレイザーズとも呼ばれる。NBAの強豪チームとして知られており、プレーオフ出場の常連。バスケの本場アメリカでNBAファンはもちろん、スポーツ観戦初心者もポートランド観光中にプロの試合観戦での大興奮を体験してみよう!

NBA ポートランド・トレイルブレイザースについて

ポートランド・トレイルブレイザーズは1970年創設。NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のウェスタン・カンファレンス(西地区) / ノースウェスト・ディビジョンに所属。球団名の「Trailblazer」には先駆者という意味がある。2020年に50周年を迎え、2019-2020シーズンはモダ・センターのコート・デザインを1970年の初シーズンを彷彿させるデザインに特別に変更した。

トレイルブレイザーズは1977年シーズンに1度リーグ優勝を経験。プレーオフへは多数出場しているが、2019年は近年果たせていなかった1回戦を突破。デンバー・ナゲッツと対戦したNBA西地区準決勝シリーズでは、NBA史上2回目となるプレーオフ延長4回の大接戦を制するなど凄まじい試合展開も。両チーム3勝ずつで迎えたこのシリーズ最終戦において、ブレイザーズが最大17点差から逆転で勝利し、2000年以来19年ぶりとなる西地区決勝進出を果たした。2022年、2023年はプレーオフ進出ならず。

トレイルブレイザーズのホームの試合では白、アウェイでは黒のユニフォームが基本で、赤のユニフォームもある。ユニフォームや選手のTシャツに書かれ、モダ・センターでも見られる「Rip City」とは、かつてトレイルブレイザーズの試合の実況中継にアナウンサーが発して生まれた、ポートランドのニックネーム。

トレイルブレイザーズのウェブサイト
https://www.nba.com/blazers/

NBA公式戦の開催日程

NBAのレギュラーシーズン:10月最終週~4月中旬
プレーオフ:4月下旬~
優勝決定戦(NBA Finals):6月

Moda Center トレイルブレイザーズ
コートのセンターにあるのはブレイザーズのロゴ(pinwheel)。
赤白の5本の線は対戦する2チームの選手それぞれ5人を意味し、双方のチームが試合で攻防する動きやスピードを表している。

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トレイル・ブレイザーズの注目選手(2023年-2024年)

ディアンドレ・エイトン
Deandre Ayton– #2 / センター

7’0″, 249LB アリゾナ大学

2023年にトレードでフェニックス・サンズから移籍。大学時代の2018年にはPac-12最優秀選手賞を受賞し、翌年、全体1位指名でサンズに入団した2019年にはNBAオールルーキーファーストチームに選出。長年ポートランドのスター選手だったデイミアン・リラードが抜けた後、新しいBig Manとしての活躍が期待されている。

マティス・サイブル
Matisse Thybulle– #4 / シューティングガード

6’5″, 201LB ワシントン大学

2023年2月にフィラデルフィア・76ersから移籍。大学時代には2019年にネイスミス・カレッジ最優秀守備選手賞に選ばれるなど、さまざまな賞を受賞した。プロ入り後、2021年、2022年にNBAオールディフェンシブ・セカンドチームに選出されている。

アンファニー・サイモンズ  
Anfernee Simons– #1 / シューティングガード

6’3″, 181LB IMGアカデミー

2018年にドラフト1巡目全体24位でトレイルブレイザーズに指名され入団。2021年3月にNBAオールスターゲームのハーフタイムで行われるスラムダンクコンテストに出場しスラムダンク王となった期待の選手。

ジェラミ・グラント
Jerami Grant– #9 / パワーフォワード/スモールフォワード

6’8″, 210LB シラキュース大学

2022年夏にトレードでデトロイト・ピストンズから移籍。チームメイトとなったデイミアン・リラードとともに東京オリンピックで金メダルを獲得。地元ポートランド出身で、プロ・バスケットボール選手だった父親もトレイルブレイザーズに所属したことがある。

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ポートランド・トレイルブレイザーズ/2023-2024注目の試合日程

トレイルブレイザーズの本拠地、ポートランドのモダ・センターで開催される日本人選手所属チーム、またはNBAの人気選手が所属するチームとの試合日程。

ロサンゼルス・レイカーズ

八村塁選手が2023年にトレードで移籍。NBAのスター選手であるレブロン・ジェームス選手が所属する。歴史が古く、輝かしい成績を持つ名門チーム。
11/17(金)7:00pm

ゴールデンステート・ウォリアーズ

スプラッシュ・ブラザーズと呼ばれるステフィン・カリー選手とクレイ・トンプソン選手のコンビが人気。
12/17(日)6:00pm、4/11(木)7:00pm

フェニックス・サンズ

渡邉雄太選手、NBAで最も人気の選手の1人であるケビン・デュラント選手が所属。
12/19(火)7:00pm、 1/14(日)6:00pm、

ミルウォーキー・バックス

NBAのスター選手であるヤニス・アデトクンボ選手、長年トレイルブレイザーズで活躍したデイミアン・リラード選手が所属。
1/31(水)7:00pm

デンバー・ナゲッツ

昨季の優勝チームで、NNBAオールスターに常連のニコラ・ヨキッチ選手が所属。
2/23(金)7:00pm、3/23(土)7:00pm

ロサンゼルス・クリッパーズ

人気プレイヤーのカワイ・レナード選手が所属。
3/20(水)7:00pm、3/22(金)7:00pm

◎その他のポートランド・トレイルブレイザーズ戦日程はこちら


ポートランド・トレイルブレイザーズ観戦チケットの購入方法

試合ごとのチケット(Single-Game Tickets)

トレイルブレイザーズの観戦チケット価格は日程や席によって変動する。チケット購入はモダ・センターのボックス・オフィス(チケット販売所)で直接購入できるほか、電話やウェブサイト、専用アプリから買うこともできる。

【直接購入】
ボックス・オフィス
Rose Quarter Box Office
場所はモダ・センター北入り口前にあるビル One Center Court, #100。

営業時間:月~金:10:00am – 3:00pm(土曜の営業時間は変動的)、イベントの2時間前にもオープン

【電話での購入】
TEL : 503-797-9619(ボックスオフィス)

【インターネットで購入】
オンラインではウェブサイトやPortland Trail Blazersのアプリでチケット購入ができる。アリーナで購入した場合でも、チケットはすべてデジタルで提供される。(*自宅でプリントしたチケット、またチケットのスクリーンショットのは不可。)
※オンライン購入では「チケットマスター」への会員登録が必要。

NBA ポートランド・トレイルブレイザーズのオフィシャル・サイト
チケット・ページ »

ViaGoGo / ヴィアゴーゴー(チケット販売サイト・日本語表示切り替え可)
トレイルブレイザースのチケット・ページ »
→表示言語の切り替えは画面下、フッター部分で設定できます。
→場所の検索ボックスでPortlandを選んでください。

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トレイルブレイザース本拠地のモダ・センター

ポートランド・トレイルブレイザーズの本拠地であるモダ・センターは、ダウンタウンからウィラメット川を挟んで東側にあり、パールディストリクト/オールドタウンからスティール橋を渡ってすぐに位置する。

トレイルブレイザーズの共同オーナーでもあったマイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏らが出資者し「ローズ・ガーデン」として建設され、1995年にオープン。2013年からModa Healthが10年間の命名権を取得し、現在の名称は「モダ・センター」。バスケットボールの観客収容人数はおよそ2万人。

Moda Center
場所:1 N. Center Ct. St., Portland 地図 »
TEL:503-235-8771
https://rosequarter.com/about-us/venues/moda-center/

モダ・センターへの行き方

ライト・レール
ダウンタウンからモダ・センターへはMAXライトレールのオレンジ・ライン以外の全てで行ける。最寄り駅はRose Quarter駅でアリーナまでは徒歩2分。 パイオニア・コートハウス・スクエアからの所要時間は約8分。

バス
ダウンタウンの6th Ave. を走る8番でRose Quarter Transit Centerで下車。パイオニア・コートハウス・スクエアからバスに乗車した場合の所要時間はおよそ12分。また4番、35番、44番のバスでもRose Quarter Transit Centerまで行ける。

NBA試合観戦中の食事、スイーツ、ビールなど(一部)

Killer Burger
牧草を食べて育てられた地元産の牛肉を使った、ポートランダーに人気のバーガー。
場所:100 level (Section116)

Baes
ポートランドの人気フライド・チキン店
場所:100 level (Section119)

Lardo
ポートランドのサンドイッチ店。肉がたっぷり入ったサンドイッチが人気。
場所:100 level (Section105)

Kinnamon’s
暖かいグルメ・シナモン・ロールが食べられる。
場所:100 level (Section104)

Schonely’s 10 Barrel Taproom
ブレイザーズ戦開始2時間半前からハーフタイム終了までオープン。クラフトビールの他にハンバーガーなどのメニューもあり。
場所:100-level (Section101)

Widmer Bar
ブレイザーズの試合を観戦しながらポーランドの老舗ブルワリーのクラフト・ビールが味わえる。
場所:100 level (Section110)

Fifty Licks
ポートランドで超人気のアイスクリーム店。
場所:Section202

その他のアリーナでの飲食についてはこちら

moda centerのクラフトビール・バー
Widmer Barではポートランドのクラフト・ビールが買える

トレイルブレイザーズ観戦の入場ルール(持ち物の規制など)

一旦外へ出た場合、再入場はできない
持ち込みが禁止されているもの

・エアゾールの缶
・バックパック
・35cm×35cm×15cm(14″ x 14″ x 6″)以上の大きさのバッグ
・カーシートやストローラー
・18インチ以上の棒、自撮り棒、折りたたみでない傘など
・飲食料、アルコール類
(飲用水を入れるための32オンスまでの空のボトル(ガラス製以外)は1人につき1本持ち込み可。乳児連れの場合、ベビーフードや授乳用ミルクの持ち込みは許可されている。)
・ラップトップ、タブレット機器など
・笛などの大きな音を出す応援グッズ
・レーザーポインター、銃器類、花火
など

入場のルールについての詳細(Prohibited Items) »

グッズのショッピングなど、その他のモダ・センター情報

子ども用にスタンプラリーが用意されているので、子連れで楽しめる。
2015年に引退したオリジナルのPDXカーペットが敷かれてる場所がある。
トレイルブレイザーズ・グッズ
ポートランドのお土産にチームのTシャツやキャップなどはいかが?トレイルブレイザーズ・グッズの公式ストアはモダ・センターにある。営業時間中は買い物客はRose Quarterの駐車場を無料で利用できる。試合開催中の営業に関しては入店時に試合チケット提示が必要となる。

Rip City Clothing Co.
2 N. Center Ct. St., Portland(モダ・センター)
営業時間:火~土 11:00am-4:00pm + 試合開催の夜
https://www.nba.com/blazers/ripcityclothing

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NBA / バスケットボール観戦の基礎知識と楽しみ方

(*ライトハウス2019年4月号特集「アメリカ・メジャースポーツ観戦ガイド」より)

Moda Centerでのブレイザーズ試合風景

バスケットボールの試合の流れ

試合時間は、1クオーター(12分)×4で48分間。タイムアウトでゲームが止まったり、ハーフタイムショーがあるので、観戦には2時間ほどかかる。さらに、オーバータイム(延長戦)になれば試合時間は3時間になることも。

NBA試合観戦を楽しむポイント

バスケットボールは比較的ルールがシンプルでスピードがあって、初心者でも見て楽しめる。実際にアリーナ(会場)に足を運べば、コート全体を見渡せるので見やすい。スピードのあるパスワークやディフェンスは、素人目線でも技術の凄さが一目瞭然で面白い!

NBAの試合会場では圧倒的に音が大迫力。バスケット・シューズがこすれる音、ボールがネットをくぐる音、ブザービート(試合終了を知らせるブザー音)などが聞こえる。コート近くのシートだと、身長2m越えの選手がぶつかりあったり、ダンクシュートする迫力がスゴイ! セレブのファンも多く、選手が座るベンチの後ろや、コートサイドなどに普通に座っていたりするので、会場に行ったらチェックしてみて。

以前はメジャーな銘柄しか置いてなかったビールだが、最近はどこのアリーナも地元ブルワリーのビールが味わえるように。

NBA試合観戦の豆知識

ゴール裏のシートはゲーム全体が見にくいためお値段安めの設定だが、シュートの迫力を楽しみたいなら断然オススメ。会場で配られる長細い風船などの「オフィシャル妨害グッズ(?)」を振って、敵チーム選手のフリースローを妨害する面白さも体験できる。

会場に早めに行くと、選手たちのウォームアップを見られる(試合開始の1時間前には会場入りしたい)。

オープニングの選手紹介ビデオがかっこよく、気分が盛り上がる。90秒程度で終わってしまうので、見逃さないように。

バスケットボールのポジションについて

スモールフォワード(SF):何でもこなせる点取り屋。チームのエース多し。
センター(C):ひときわ身長高くて、マッチョタイプが多いかも。
ポイントガード(PG):賢いリーダータイプ。身長低めな印象。
パワーフォワード(PF):ゴール下はオレのものなリバウンダー。
シューティングガード(SG) :チームの花形。コートの中を常に移動しまくる。

バスケットボールのポジション

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