シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2016年3月28日~4月1日(3月5週目/4月1週目)

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シアトル市内観光ツアーを行っているライド・ザ・ダックの水陸両用車が3月31日(木)午後、ローアー・クイーンアン地域で車1台と衝突する交通事故を起こした。現場はMercer St.と5th. Ave. の交差点で、一時交通が遮断されたが、1時間以内に通常通り通行できるようになった。この事故によるけが人は報告されていない。昨年9月、同社が運行していた別の種類の軍用車両が、死者5人と多数の負傷者を出す貸し切りバスとの衝突事故を起こし、463件の安全基準違反があったことが判明。事故後、営業は停止となったが、安全対策を強化して1月下旬よりツアーを再開している。KING5の関連記事はこちら

シータック空港からのライドシェア利用が可能に

3/31/2016 ・Seattle Times

31日(木)正午より、シータック空港からアプリを利用したライドシェア・サービスが利用可能になる。シアトル港湾局は先週、空港でのライドシェア・サービスを許可する1年間の試験プログラムを明かにしており、これまでUberとLyftが港湾局との契約に合意した。この2社の他、Wingzも来週からシータック空港でサービスを開始する。同空港でライドシェア・サービスに利用される車は、1ガロン当たり45マイル以上の低燃費が基準として定められており、乗客を乗せる場所は空港の駐車場建物3階のみ。参入会社はサービス1回につき料金5ドルを港湾局に支払わなければならない。ライドシェアはこれまで、空港で乗客を乗せることは許可されておらず、空港まで乗客を送るサービスのみ行われていた。Seattle Timesの関連記事はこちら

ボーイング、今年6月までにWA州で4000人の人員削減

3/30/2016 ・Seattle Times

世界最大の航空機メーカーのボーイング社は29日(火)、今年6月までにワシントン州で約4000人の人員削減を目指していることを明かにした。幹部や管理職の削減や、約1600人が見込まれている早期退職プログラムを含む自然減で人員削減を行う計画で、強制的な解雇は最終的手段としている。ボーイング民間航空機部門のレイ・コナー社長兼CEOは今年2月に人員削減を含む大型経費削減を発表。また、シアトルタイムズが入手した内部書類などによると、同社は今年中にワシントン州で雇用される全従業員のおよそ10パーセントにあたる約8000人の人員削減を行う可能性がある。今回の経費削減は競合であるエアバス社などとの競争激化を背景としている。Seattle Timesの関連記事はこちら

シータック空港が保安検査待ち時間短縮のため職員増員を検討

3/29/2016 ・KING5

シータック空港利用者の増加で搭乗前のセキュリティー・チェックの待ち時間が長くなっていることから、空港は契約職員90人を新たに雇い入れることを検討しているとKING5が伝えている。チェックポイントの追加は行わないが、増員により運輸保安庁(TSA)の検査員が旅行者や荷物の検査に集中できるようにして、待ち時間短縮を目指す。TSAは旅行シーズンが始まり、利用者数が増加している空港で、職員配置への批判が増加していることを認識しているが、予算が制限されており検査員の増員が難しい状況にある。現在シータック空港は、国内線利用者へ搭乗時間の2時間前には空港に到着するよう呼びかけている。KING5の関連記事はこちら

大統領選民主党候補者選び、WA州でサンダース氏が圧勝

3/28/2016 ・Seattle Times

26日(土)に行われたワシントン州のアメリカ大統領選民主党候補者指名争いで、バーニー・サンダース上院議員が約73パーセントの票を獲得し、ヒラリー・クリントン前国務長官に勝利した。今回の予備選挙は住民の関心も高く、クリントン氏とオバマ大統領が指名争いをした2008年の記録に迫る25万票にも及ぶ投票数があった。前日にはサンダース氏がセーフコ球場で集会を開き、約1万5千人が参加した。ワシントン州の代議員数は101人で、得票率に応じて代議員数を分配する比例配分方式が取られる。同じ日に実施された、アラスカ州、ハワイ州の党員集会でもサンダース氏が7割以上の票を集め圧勝。しかし、これまでの予備選挙で獲得している代議員数と特別代議員数では、依然としてクリントン氏が優勢な状況にある。Seattle Timesの関連記事はこちら