シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2018年9月24日~9月28日(9月5週目)

来年開通が予定されているシアトルのSR99トンネルにて27日(木)、複数の被害者が出る大規模な事故に備えた訓練が実施された。3台のバスを含む、廃品置き場から回収した車8台を使って事故現場の状況を作り出し、さまざまなレベルのケガ人が出ていることを想定。また煙を立てて車の出火に対応する訓練も行われ、火災探知機が反応すると煙を外へ出す装置やスプリンクラーが機能する最新の自動システムも作動した。ショアラインにある州運輸局のトラフィック・マネージメント・センター(TMC)では、24時間体制でトンネル内部の状況を監視することになり、事故発生時には自動的にカメラが現場を向いて鮮明な画像をTMCへ送る最新システムも設けられている。今回の訓練はアメリカ運輸保安庁(TSA)を含む機関により評価され、地元警察や消防署の今後の訓練などに反映される。KING5の関連記事はこちら


来年3月、日本航空がシアトル-成田の直行便就航

9/27/2018 ・Seattle Times

日本航空(JAL)は26日(水)、シアトル・タコマ国際空港で記者会見を開き、シアトルと東京(成田)を結ぶ直行便を2019年3月31日に開設することを発表した。またアラスカ航空とのコードシェア路線を拡大し、アメリカ国内の他都市への乗り継ぎについて利便性を向上させる。同便にはボーイング787-8型機を投入し、毎日運航する。航空券の販売は11月5日(月)開始。シアトル-成田の路線は全日本空輸(ANA)とデルタ航空がすでに運航を行っている。シータック空港では過去2年間に7社による国際線が就航しており、来年はこれにJALとキャセイ・パシフィック航空が加わることになる。同空港の国際線の到着ターミナルはピーク時に非常に混雑する状況にあり、現在2020年8月のオープンを目指し、新しい国際線到着施設の建設工事が行われている。Seattle Timesの関連記事はこちら


ターゲットやセーフウェイで販売の牛ひき肉がリコール

9/26/2018 ・KING5

大腸菌汚染の疑いで先週、13万2000パウンド以上の牛ひき肉のリコールが発表されたが、米国農務省(USDA)は24日(月)にリコール対象商品を販売した主な小売業者のリストを公開した。その中には全国規模でチェーン展開しているターゲット、セーフウェイ、アルバートソンズ、サムズ・クラグが含まれている。USDAによると、コロラド州のCargill Meat Solutionsが今年7月5日から7月25日の間に製造したひき肉を摂取した消費者のうち、食中毒でこれまで少なくとも1人が死亡、17人が体調不良を訴えている。大腸菌に汚染された牛のチャック肉がひき肉に使われた疑いがあり、患者はいずれもひき肉を十分調理しなかったとみられる。リコール商品についての詳細はオリジナル記事に記載。KING5の関連記事はこちら


教員の異動を受けて、シアトル学校区の生徒が抗議運動

9/25/2018 ・Seattle Times

今年度の生徒数が予想よりも少なかったという理由でシアトル学校区が教員の異動を計画していることを受けて、同学校区の生徒は25日(火)午後に授業をボイコットし、シアトル市役所へ抗議目的で行進を行う。学校区は、2018-2019年度の生徒の登録数が予想よりも700人以上少なかったことにより、750万ドルの収入が減るため、27校に勤務する33人の教員を別の学校の専門分野へ異動、または他のポジションに空きが出るまで同じ学校の代用教員として勤務させる計画であることを、先週各校長へ通達している。学校区によると、仕事を失う教員はいない。公立のオルタナティブ・スクールであるノバ高校の生徒と市会議員のサワント氏は24日(月)の記者会見で、この異動が同学校での教育に与えるマイナスの影響について話し、25日午後12時半より抗議運動を計画していることを明らかにした。Seattle Timesの関連記事はこちら


マリナーズのヘルナンデス投手がアメリカ市民に

9/24/2018 ・KING5

シアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手が24日(月)午後にアメリカの市民となることが明らかになった。アメリカ市民権・移民業務局によると、”キング・フェリックス”の愛称でファンに親しまれているヘルナンデス投手は、同日朝に行われた市民権取得のための試験に合格。他の84人とともに午後2時に帰化宣誓式に出席する。ベネズエラ出身で、2005年にマリナーズの選手としてメジャー・デビューし、2012年には球団初の完全試合を記録した。KING5の関連記事はこちら