シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

2019年1月28日~2月1日(1月5週目/2月1週目)

女子プロ・サッカー(NWSL)のシアトル・レインFCは30日(水)、今シーズンに球団の本拠地をシアトルのメモリアル・スタジアムからタコマのチェイニー・スタジアムへ移転することを発表した。今後はチームの名称からシアトルが外され、レインFCとなる。同球団は過去5年間、メモリアル・スタジアムでプレーしてきたが、2018年シーズンでリース契約が終了。球場における設備上の問題や利用の条件、またNWSLが球団に課した条件など、さまざまな理由でシアトルから移転することを決定した。KING5の関連記事はこちら


ワシントン州の車の排気ガス検査、2019年末で終了

1/30/2019 ・KING5

ワシントン州で実施されている車の排気ガス検査(emissions test)が2020年1月1日より廃止される。今年排気ガス検査を受ける予定の車両については、タブを更新する前に検査に合格する必要がある。州議会は2005年、環境保護局による大気質改善予想に基づいた2020年までの排気ガス検査の段階的廃止計画を通過させている。環境保護局によると、同検査が開始された1982年と比較して、現在のワシントン州の空気質は格段に向上しており、どの地域においても国が定める大気環境基準を満たしている。また排気ガス検査、自動車の技術進歩、また車両燃料の向上などにより運輸関連の大気汚染は大幅に減少しているとウェブサイトで述べている。KING5の関連記事はこちら


シアトル市議会がウォーターフロント改修工事のため特別税を可決

1/29/2019 ・KING5

シアトル市議会は28日(月)、Alaskan Way高架橋解体後のウォーターフロント改修工事費に充てる目的で、1億6000万ドルの特別税をダウンタウンの固定資産の所有者から徴収することを投票により満場一致で可決した。同税収でインフラ整備の基金であるWaterfront Local Improvement Districtを設立する。面積20エーカーの改修費用は7億万ドル以上を見込んでおり、ウォーターフロントの新しい公園整備やパイクプレイス・マーケットとウォーターフロントを接続する歩道の設置、水族館の拡張予定場所の整備などが含まれる。ウォーターフロントの関係者は改修工事は今年中に開始される計画であると話している。SR99新トンネルは2月4日(月)に開通、またAlaskan Way 高架橋は今年夏までに解体される予定。市は2023年の改修工事完了を望んでいる。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部ではしか流行、知事が非常事態宣言

1/28/2019 ・KING5

ワシントン州のインスリー知事は、州西部ではしかが流行していることから25日(金)に非常事態宣言を出した。ポートランド近郊である州南西部では27日(日)までに34人の感染が確認され、またはしかの疑いも9件あると報告されている。患者のうち少なくとこ30人は、これまではしかの予防接種を受けておらず、クラーク郡保健局よると、患者の多くは10歳以下の子ども。ポートランド国際空港、バスケットボールのポートランド・トレイル・ブレイザーズの試合会場、アマゾン・ロッカーやコストコなどの店舗へはしかの感染者が訪れており、周囲にいた人は感染の危険にさらされている可能性がある。またシアトルがあるキング郡でも、最近ワシントン州バンクーバーを訪れた50代の男性1人の感染が確認され、ワシントン州西部で1月以降報告されているはしか感染者数は27日の時点で合計で35人となっている。はしかは感染力が強く、咳やくしゃみなどの飛まつにより感染することがある。KING5の関連記事はこちら

アップデート(1/31):1月30日(水)の時点で、1月以降にはしかへの感染が確認されている患者数は、ワシントン州南西部で38人、ポートランドとシアトルでそれぞれ1人ずつの合計40人に増加。また感染の疑いは追加で13例あったと保健局が報告している。