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2022年12月5日~12月9日(12月2週目 )

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キング郡などの保健局が屋内の公共の場におけるマスク着用を推奨

12/9/2022・KING5

キング郡、スノホミッシュ郡、ピアス郡の保健局は9日(金)のニュース・リリースで、RSウイルス、インフルエンザ、COVID-19などの感染性呼吸器疾患がワシントン州およびアメリカ国内で流行しているため、屋内の公共の場においてマスク着用を推奨している。着用するマスクは高品質で顔にフィットするものを勧めている。ワシントン州保健局(DOH)の報告では、インフルエンザによる死亡は12月3日(金)時点で大人23人、子供3人を含む合計26人で、その数は前週から13人多く、また救急外来の受診者も急増。インフルエンザは5歳以下、または65歳以上、妊婦、また喘息や糖尿病、心臓病などの慢性疾患を持つ人にとって最も危険。KING5の関連記事はこちら


キング郡メトロ、製造上の問題でバス126台の運行が一時中止

12/8/2022・KING5

公共交通機関のキング郡メトロは今週、車両数台のステアリングシステムに製造上の問題を確認し、その後すぐに事故を未然に防ぐ措置として保有するバス1500台のうち126台の運行を取り止めた。2人バス運転士が問題を発見したため、同社は運行している他のバス全てに対して検査を行った。8日(木)朝の時点でキング郡メトロはおよそ8%の運行を一時中止しているが、その運行再開の日程は今のところ発表していない。KING5の関連記事はこちら


I-90 エレンズバーク近くで38台の玉突き事故

12/8/2022・KIRO7

エレンズバーク近くのI-90 東行き車線で7日(水)午前5時半過ぎ、38台の玉突き事故が発生した。ワシントン州警察によると、現場はエレンズバークがら16マイル東。氷霧と視界の悪さが事故を引き起こしたと見られており、車20台とセミトレーラー18台が事故に巻き込まれた。事故により5人が負傷者したが、いずれも軽傷。この影響でI-90 東行き車線は午後3時半頃まで閉鎖されている。KIRO7の関連記事はこちら


エベレットで長年製造されたボーイングの747型機、生産を終了

12/7/2022・KING5

半世紀以上製造され、今年で生産が完了となるボーイング747型機の最後の機体が、6日(火)にエベレット工場にてロールアウトされた。同機は、今年初めにボーイングに747-8貨物機を4機を発注した貨物輸送会社のアトラス・エアに引き渡される。ジャンボ・ジェットと呼ばれた747型機は1969年に初飛行し、これまで1574機が製造されているが、これまで貨物機や500人近い乗客を運搬できる旅客機、大統領専用機のエアフォース・ワンなど、さまざまな役割を担ってきた。燃費の良い新しい飛行機が製造される中、747型機の旅客便としての利用は、アメリカの航空会社のうち一番最後まで運航していたデルタ航空が2017年に終了。外国の航空会社では、今もジャンボ・ジェットを使用しているところもある。KING5の関連記事はこちら


Real ID法の適用開始が2025年5月まで延期に

12/5/2022・KING5

米国国土安全保障省は5日(月)、飛行機の搭乗や連邦政府の施設利用時に、Real ID法に準拠した運転免許証や身分証明書の提示の義務付け開始を、2023年5月3日から2025年5月7日に延期すると発表した。延期の理由は、各州においてパンデミックに関連した残務があり、Real IDに法準拠した運転免許証の発行の進捗が遅れていることを挙げている。Real ID法施行までの猶予期間は当初2016年で終了予定だったが、これまで何度も延期されている。連邦政府は安全対策強化のためのReal ID法を2005年に成立させ、州が発行する運転免許証や身分証明書に対して最低限必要なセキュリティ要件が定められたが、ワシントン州の標準の運転免許証は同法の基準を満たしておらず、アメリカ在留資格の証明がなくても取得が可能。現在州は通常の運転免許証に加え、Real ID法に準拠した運転免許証も発行している。Real ID法に準拠した運転免許証以外に、身分証明にはアメリカや外国のパスポート、グリーンカードなども利用できる。KING5の関連記事はこちら