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2008年シーズンのシアトル・シーホークス

※このページは、2008年シーズンのシアトル・シーホークスについて、2008年のシーズン中に作成・掲載された記事を基に再編集したものです。

シーホークス観戦記

2008年9月6日(土)更新
ついに待ちに待ったフットボールシーズンがやってきた。

思えば、長い冬の時代だった、仕事は手につかず、1日のうち約19時間は眠たい、オマケに4月にノモト先生に食い過ぎによる胃炎を宣告され、開幕に間に合うかと心配したが、肉食の20%カット、ビタミン摂取のための最悪ヒロミチジュースのカットを実行、乳製品はおっぱいのみとしたところコロッと治り、こうやってシーズンを迎えられた。

なにしろ、テールゲートでは肉食以外は認められず、野菜なんか食った日には カマ扱い、地位陥落はまぬがれないのだ、これで開幕ロースター入りは間違いないだろう。

開幕前2週間はもっとも忙しい。ここ3戦のプレシーズンの結果、昨年のデータ、ケガの具合、さらにサイコロ、トランプ占い等を駆使し、53人の開幕最強ロースターを選ばなければならないからだ、仕事をしている場合ではないことは言うまでもない。

今シーズンのシーホークスは、ランオフェンスに大ナタを振るった。長年フランチャイズRBとして活躍したアレクサンダーを放出、カーボーイズから、以前散々にやられたRBジョーンズを獲得、サードダウン要員のダケット、それに モーリス、さらにドラフトルーキーで、プレシーズン大活躍のフォーセットを加えた。また、ガードにプロボウルのウォールを配置し、ランニングゲームの強化に大きな前進となっている。

しかし、ワイドレシーバー陣は、ハケットが抜け、ブランチ、イングラムのファーストチームがいずれも数週間のアウト、若手のステップアップが必至だ。

QBハッセルベックは円熟期を迎えた。名将ホルムグレンのファイナル・イヤーでもあるので、花道を飾りたい。

ディフェンスは、ドラフトで名門USCからDEジャクソンを加え、ほぼ磐石と言って良いだろう。スペシャル・チームでは、Kブラウンの抜けた穴を埋めたいところだ。

そして懲りずに、今シーズンも開幕大予想といってみる。

昨年もハズレにハズレまくったことはさっぱり水に流し、各地区ごとに追っていこう。

今年の予想も例年どおり、チーム編成、ドラフト、トレード、ウエーバーによる補強、昨年のデータ、専門家の意見等、膨大なデータを基に弾きだす予定だったが、あっさりあきらめ、カンと気分に頼ることにした。つまりテキトーに予想したものだ。

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(P)(W)はプレーオフ出場予想

NFC 西地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位シーホークス 10-6(P) 10-6
2位カージナルス 9-7(W) 8-8
3位ラムズ 8-8 3-13
4位 フォーテイナイナーズ 6-10 5-11

期待は大きいながら、我がシーホークスの勝敗はこんなところか。アリゾナは台頭著しく対抗馬、ラムズは昨年のシーホークスのKブラウンらの補強で上り調子。49ナーズは先発QB決定がプレシーズンまでずれ込み、今年も苦しい戦いか。

NFC 北地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位 パッカーズ 10-6(P) 13-3
2位 バイキングス 9-7 8-8
3位 ベアーズ 8-8 7-9
4位ライオンズ 7-9 7-9

ファーブの抜けたパッカーズだが、バックアップだったロジャースが意外に良いかも。ラン攻撃のバイキングスとの争いになるだろう。ベアーズは攻撃力が落ちており、一歩後退か。

NFC 北地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位パンサーズ 10-6(P) 7-9
2位セインツ 9-7 7-9
3位バッカニアーズ 8-8 9-7
4位 ファルコンズ 6-10 4-12

ラン、パス攻撃ともに安定しているパンサーズ、セインツがリードか、 バッカニアーズは去年のペースを維持したいところ、3強の争いか。

NFC 東地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位 カウボーイズ 13-3(P) 13-3
2位 ジャイアンツ 10-6(W) 10-6
3位 レッドスキンズ 8-8 9-7
4位イーグルス 8-8 8-8

あいかわらずの激戦区だ。カウボーイズはスターターのほぼ8割がプロボウルとタレント揃いで独走が硬い。昨年のプレーオフのような、取りこぼしがなければ、スーパーボウルの本命だろう。ジャイアンツはディフェンスの穴を埋めれるかがカギだ。攻撃力はあるだけに、昨年のようなサプライズもありうるかも。 レッドスキンズは、ニューコーチのもとでの始動、3番手か。イーグルスはQBマックナブがケガなくシーズンを過ごせれば、穴かも。

AFC 西地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位チャージャーズ11―5(P) 11-5
2位ブロンコス 9-7 7-9
3位チーフス 8-8 4-12
4位 レイダース 7-9 4-12

チャージャースが一歩リード、大規模補強により、意外にわからないのがレーダース。昨シーズンは悲惨だっただけに雪辱したい。

AFC 北地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位 ブラウンズ 10―6(P) 10-6
2位 スティーラーズ10―6(P) 10-6
3位 ベンガルズ 8-8 7-9
4位レイベンス 6-10 5-11

昨シーズンは好成績で、しぶとく力をつけてきたブラウンズが良さそう。しかしザンネンながら相変わらずスティーラーズは強敵。レイベンズはオフェンスが今ひとつ、逆にベンガルズはディフェンスに難があるかも。

AFC 南地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位 コルツ 11―5(P) 13-3
2位タイタンズ10―6(P) 10-6
3位テキサンズ 9-7 8-8
4位ジャグワーズ 8-8 11-5

コルツは最有力、名QBマニングは手強い、しかし残りの3チームいずれも劣らぬ力を持つまでに成長してきた若いチームだ。今年初の勝ち越しにリーチしそうなテキサンズは買い。この地区はダンゴレースだろう。

AFC 東地区 チーム 勝敗予想 昨シーズン
1位 ペイトリオッツ 12―4(P) 16-0
2位ジェッツ9―7(P) 7-9
3位ビルズ 7-9 4-12
4位ドルフィンズ 6-10 1-15

昨年16戦全勝のペイトリオッツはイイカゲンにしてもらいたい。すでに伝説ベテランQBファーブを獲得したジェッツや、若いチームの台頭ビルズには頑張ってほしい。ドルフィンズは昨シーズンの悪夢からの立ち直りに期待だ。

プレーオフは
NFC決勝 シーホークス VS カウボーイズ
AFC決勝 ペィトリオッツ VS ブラウンズ というところでどうだろう。

クエスト・フィールドの席は、例年と同じくSEC230 ROW だ。 また毎回、朝8時よりテールゲートをやっているので寄ってくれ。場所はプロ・ショップの前のファースト・アベニューを渡ったトコにある倉庫を後ろに回りこんだトコのパーキングで、いちばん倉庫に近い列の北寄りの辺りだ。ただし下品な人(ヒロミチ、まー君等)、顔が暑い(熱いではない)人(ヒロミチ、まー君等)、うるさい女(ユー子等)、化粧の濃い女(……)等はお断りだ。あ、手ぶらもだめだ、ちなみに好きなのはキャッシュだ。

今シーズンも、ザンネンながら連れは某博多会会長ヒロミチ氏だ。彼は地球温暖化による氷河の後退のように、アタマが後退してきているのだ。再び氷河期がくればボーボーになる予定なのだが……トレード要員を募集中だ.

なお今年の遠征は、バッファロー、サンフランシスコ、そしてオークランド(サンディエゴ戦)を予定している。

2008年9月29日(月)更新
ずぶぬれバッファロー

へへ、バッファローに行ったのだ!

なにしろ開幕戦、おっかけヒロシとしては、初戦を見逃すってことは、おっぱいを前に後ろを向くに等しい。というわけで、単身バッファローに乗り込んだ。やはりというか、当たり前だが、パーキングから道までバッファロー・ファンで埋め尽くされている。違う服を着てるだけでブーイングという特殊な地帯に時折出会いつつ、シーホークス・ファンとハイ・ファイブをしながらスタジアムへ向かった。

今回、シーホークス・ベンチ後ろの最前列にもかかわらず、まわりはバッファロー・ファンばかりだ。しかしこんなことでめげるわけにはいかない。鋭く(自分ではね)ガンを飛ばしつつ「ハァ~ィ、ソーリー」とか言いながら、敵の様子を探った。敵に囲まれ、まさに一触即発状態。私が強そうだから相手も手をださないと見た! おまけにこの席はバッファローのチァリーダーのすぐ横だ。ゲームに集中できるか、ふと不安がよぎった。

ついに2008年シーズンのキックオフだ。わがシーホークスは、ワイドレシーバー、ブランチ、イングラムの戦線離脱により、空中戦に不安を残している。

ゲームは膠着状態のまま進んだ。開始後間もなく雨が降ってきて、すぐにズブヌレだ。基本的にセクシー系ズブヌレや、ヌレTシャツ系は好きなのだが、自分がぬれてもあんましおもしろくない。しかし、気合が入っているため、ズブヌレなんてなんのその、湯気がたつほど声援を送り続けたのだ。

前半、ワイドレシーバーのキャッチミスが続く。ハッセルバックもプレシーズンを欠場し、いまいちタイミングが合ってないようだ。そんな隙をつけこまれ、バッファローが先制。第2クオーターにはタッチダウンを奪うが、再び引き離される。

ハーフタイムまではゲームになっていたが、第3クオーターには、私の指示も届かずトリックプレーにひっかかり、続くスペシャルチームのファンブルで、一気に突き放される、あまりの不甲斐なさに、周りのバッファロー・ファンからも、「お前のグローブを貸してやったほうがいいんじゃないか」と、ありがたいアドバイスをもらったほどだ。

その後オフェンスもほとんど機能せず、これはもうビンタもんだ、と思いつつ、あっという間に時間は過ぎ、終わってみれば34-10の大敗……。

雨もいつのまにかやみ、泣きながらスタジアムを後にする私にバッファロー・ファンは優しく、キャンディーをくれたり、「どうして来たんだ」とか反省をうながしたり、写真を撮ったり、おまけにゲーム後のテールゲートに呼んでくれたりしたのだ。

その後、ナイアガラの滝に打たれて出直そうと思っていたが、あまりのお怒涛にさっぱりあきらめ、しっかり観光してきたのだ。

しかしバッファロー戦に続き、またしっかりズブヌレになったのは言うまでもない。

2008年10月2日(水)更新
連敗スタート

待ちに待ったシーズンがやってきた!

ついにシアトルでのホームゲーム、先週のバッファローではコテンパンにやられ
出鼻をくじかれたが、今日の相手は同地区、サンフランシスコだ。

先週の徹を踏まぬよう、念のため3日前から極力仕事を避け、テールゲートの仕込みに精を出し、アキ乳母のおっぱいをもらい、気合をいれるためハルちゃんをビンタ。朝は6時起きで、7時半にはテールゲートに入ったのだ。

今年の連れもザンネンながら、某博多会会長のヒロミチ氏だ。地球温暖化の影響をモロに受け、氷河と同じようにアタマが後退しているが、気合いは十分。例年と変わらない、冴えない顔ぶれがそろう中、朝からステーキを食うのだ。

肝心のシーホークスだが、先週来の課題であるワイドレシーバーの補強がイマイチだ。おまけに先週のバッファローで唯一残っていたスターターのバールソンまでもがシーズンアウトのケガを負ってしまったのだ。つまり現時点でのシーホークスは品切れ状態だとも言える。すし屋で言えば、トロ、ウニ落ち、イカとタコのみで勝負するに近い。とは言え、相手はシーズン直前まで、クォーターバックも決まらなかったサンフランシスコだ。たいしたことはないだろう。

ゲームはダラスから移籍のランニングバック、ジョーンズのタッチダウンランや、ファンブルリーターンのタッチダウンで、第1クォーターを14-3と好調に滑り出した。しかし、ラン攻撃は冴えを見せるものの、いまひとつパスの呼吸が合わない。

第2クォーターには、フィールドゴール等でじりじり差をつめられ、7点差でハーフタイムだ。リードしながら不安の残る展開に、シーギャルズのおっぱいでも見てリラックスしようと、気を抜いたのがいけなかった。

第3クォーターに入ると、ファースト、セカンドダウンはディフェンスが踏ん張るものの、サードアンドロングの好機をことごとくロングパスでやられ、一気に10点をうばわれ逆転される。ようやくわれわれも事の重大さに気づいたのだ。

第4クォーターではシーホークスも意地を見せ、ふたたび逆転! しかし、頼みのデイフェンスがペナルティー。そしてサードダウンを踏ん張れず、残り2分のところで、ふたたび同点にされたのだ。

そしてオーバータイム、この日300ヤードパッサーとなった、サンフランシスコのオーサリバンのサードダウンパスがあっさり決まる。フィールドゴールの呪いも通じずあっさり負けてしまったのだ……。

だいたい、サンフランシスコのワイドレシーバー、ブルースにたった4回のパスで
153ヤードを取られるとは、いったディフェンスはナニをしとったんだってカンジだ。気をはいたのは、ジョーンズだけ。やっぱりハッセルバックのターゲットがいないのが響いた場面も多々あった。しかし、今期もまた鉄壁だと思われたデイフェンスがコレだぁ……。ひとつ歯車が狂うとすべてに影響が出るという感じのゲームだった。

ゲーム後、緊急ミーティングを召集、来週のテールゲートのメニューについて話合ったのは言うまでもない。

そして明日は仕事のやる気もおこらない、休むことにする。(9月14日)

2008年10月6日(月)更新
シーホークス大爆発!

今日はホームでの2戦目、セントルイスラムズだ。

ラムズは、シーホークス以上に、攻守ともに最悪のスタート。2連敗同士という、なんともテレビ受けしない対戦だ。しかし、この1週間、ただおっぱいを(あっ指か……)くわえていたわけではない。デンバーから即戦力のワイドレシーバー、コルーバートを獲得、それに、あのシーホークスを3年前にカットされた、ワイドレシーバー、ロビンソンをも獲得。空中戦に望みをつないだのだ。

我々も断食、断煩悩、断仕事などで気合いを高めた。ラムズ戦だけに「今日はラムチョップだ!」と、7時にテールゲートに乗り込むはずだったが、例によって最悪ヒロミチ氏が遅刻。しかしテールゲートではオトナリさんが、我々のパーキングを確保しておいてくれ、無事ラムチョップにありつけた。ゲーム前には、タッチダウンシティーで念のためシーギャルのおっぱいにお参り、必勝を誓ったのだ。

ゲームは、今日はシーホークス大爆発。第1クォーターでまず、フィールドゴールで先制すると、ジョーンズのタッチダウンラン、ルーキーワイドレシーバーのバンプスのプロ初タッチダウンで一気に17点を獲得。手薄なワイドレシーバー 、あ、そうだ、ロビンソンは久々にフィールドにでてケガ、このゲームを欠場しているのだ……コラあぁぁ!

話は飛んだが、ラン攻撃を中心に展開。ジョーンズは目覚しく、なんと154ヤード、弾丸ダケットも得意のショートゲイン連発で2タッチダウン。ラムズの付け入るスキを与えず、前半を27-6の大量リードで折り返した。

昨年までシーホークスで大活躍し、ラムズに移籍したキッカーブラウンは超ブーイング。ほとんどアレックスロドリゲス状態だ。

後半に入ってラムズは第3クォーターに7点を返したが、頼みのパワーランニング
バック、ジャクソンが66ヤードと失速。パス獲得ではシーホークスを上回ったものの、第4クォーターにはダケットのタッチダウン等10点を挙げ突き放した。

結局37-10の快勝。気持ち良くスタジアムを後にしたのだ
これで1勝2敗、来週はバイウィーク。その次はジャイアンツ戦が控えるだけに、なんとしても、ブランチ、イングラムの復帰を望みたいところだ。

NFC西地区は、アリゾナ、サンフランシスコとシーホークスがダンゴ状態、とくに
アリゾナは力をつけてきていて、侮れなそうだ。がんばれシーホークス!(9月21日)

2008年10月7日(火)更新
番外編:裏切りモノ!??

今週は平穏な週だ。シーホークスがバイ・ウィークということなのだが、どうも、フットボールがないのが落ち着かない。完全に中毒症状が出ているようだ。

これまで、コーヒー、カジノ、悪い女、おっぱい、パンチラ等、あらゆるものの中毒に掛かってきたが、この中毒は重い。週末になると仕事が手につかなくなる。月曜もそうだ。その前後を戦略、作戦、天気予報、テールゲートの準備、結果の確認(おなじニュースを何回も見るってことね)等に費やすと、実は平穏に過ごせる日は水曜と木曜しかない、近年は、11月以降木曜にもゲームがあるため、仕事に集中できるのは週1回というありさまだ。

前置きが長くなったが、オークランドレーダースのゲームを見にいったのだ。ウエストコーストではここだけだったからね……。

朝7時のフライトでオークランドへ。今回はサンディエゴ戦ということ、また無用なトラブルを避けるため、シーホークス・スタイルではなく、オークランドのユニフォームを着用。シアトルで見つかれば完全な、ウラギリモノとして粛清を受けるスタイルだが、テールゲートで遊びたかったんで仕方なかったんだもんね……。

オークランドはハードリカーもオッケーらしく(確認してないけど)、テールゲートはバー状態だ。それに数も多く、海賊がテーマということもあり、コスチュームはハロウィン顔負け。結構どん底チームなのに、このオークランドネーションには感動!

写真を撮ってもらったり、テレビを見たり、フードをわけてもらったりしながらぶらつく。当然ながら、ブーイングは受けない、シアトル以外のスタジアムでブーイングされないのは初めてだ。まぁオークランドの服着てるしね……。

スタジアムは、野球のアスレチックスと共用のMCAFEEスタジアムだ。ちょっと古いが、空港からの便は良いし、席はいちばん前。プレーヤーも、チアリーダーにも手が届く、絶好のロケーションだ!

ただし参考のため発表すると、前回のバッファローもフロントローだったが、いちばん前には欠点もある。とくに40ヤードから真ん中付近ってのは、実は、ゲーム自体はほとんど見えない……。もちろん、詳細はリプレーで確認できるが、やはりゲーム自体を見るためには、すこし後ろの方が良いだろう。つまりゲームに集中するか、選手のケツとチアリーダーのおっぱいを取るかという選択だ。

まぁいい。ゲーム中は、レーダース・サイドということもあり、応援に精を出しした。フロントのゴタゴタや、コーチの解任もささやかれているチームだけに、いまいちここってところでの詰めが甘い。クオーターバック2年目のラッセルは、サードアンドショートでのスクランブルが目立つ。ディフェンスの踏ん張りで、あわや勝利かと思ったが、やはり最後は自力があるサンディエゴに押し切られ、3敗目を喫した。

フットボールを見れて中毒症状もおさまり、オークランドのユニフォームのまま
人目をしのび、シアトルの空港に戻ったのだった。

帰ってすぐに、テレビでサンデーナイトフットボールを観戦したのは言うまでもない。(9月29日)

2008年10月7日(火)更新
シーホークス、シーズン序盤ですでに満身創痍創痍状態!?

※本文中のデータは10月15日現在のものです。

ホルムグレン監督最終年の今季

2008年のシーズンが始まったのだ。今年は、1999年からシーホークスを率い、昨年まで4年連続でNFC西地区優勝に導いた、名匠マイク・ホルムグレンのコーチ最終年。昨年、いちばんの問題点だったラン・オフェンスも、ジュリアス・ジョーンズ、TJダケットを迎え、さらには、ルーキーの台頭もあり、期待が高まった。マット・ハッセルベックの出遅れが気になったものの、そこはベテラン、磐石の体制で開幕を迎える……ハズだった。

現時点での結果から言うと、第6週のグリーンベイ・パッカーズ戦を終わった時点で1勝4敗。こんなハズではなかったというのが大方の感想だろう。まず、開幕前のボビー・イングラムのけがと、ディオン・ブランチの昨シーズンの故障の回復遅れで、主力ワイドレシーバーがネイト・バールソンだけ、と予測外の展開で開幕したのがつまずきの始まりだった。

これまでの5戦を振り返る

初戦、バッファロー・ビルズ戦(L)10-34
雨の中、空中戦、地上戦共に不発。ディフェンスへの負担も大きく、頼みのネイト・バールソンも、シーズンアウトのけがに見舞われた。これにより、ワイドレシーバー陣の構築という、本来まったく心配のなかった部分を、開幕後わずか1週間でやり直すという事態に陥り、急遽、ビリー・マックマレン、カーリー・コルバートを獲得。体裁は整えたものの、不安を抱えたまま、ホームでの開幕を迎えることになった。

第2戦、サンフランシスコ・49ナーズ戦(L)10-33
やはり、パス・ゲームはタイミングが合わず低空飛行だったが、新加入のラン・オフェンス陣が活躍、明るい兆しが見えた。しかし、奮闘するディフェンスが、サード・アンド・ロングという絶好のチャンスに度々ビッグ・プレーを献上。点の取り合いになったものの、まさかのホームでの敗戦。このゲームでは、コートニー・テイラーがアウト。これで、昨年から所属していたワイドレシーバーをすべて失う。そして急遽、元シーホークスのコーレン・ロビンソンを獲得した。

第3戦、セントルイス・ラムズ戦(W)37-13
息が合ってきたレシーバーと、ジュリアス・ジョーンズらラン・オフェンスの活躍で、ようやく本来のシーホークスらしいゲームになった。もちろん相手は泥沼のラムズだが、ウエストコースト・オフェンスがよく機能した。また、ディフェンスもラムズのスティーブン・ジャクソンを封じ込め、一方的な展開で勝利を収めた。

第4戦、ニューヨーク・ジャイアンツ戦(L)6-44
立ち直ったかに見えたディフェンス陣が崩壊。イングラム、ブランチが復帰するも、すでになすすべなく、大敗を喫した。コーチング、デイフェンス・ラインのプレッシャー不足、主力選手のローファ・タトゥープとシャットダウン・コーナーの不調など、問題は山積みだ。また、ハッセルベックがひざを負傷、ブランチもまたサイドラインと、シーズン序盤ですでに満身創痍状態だ。

第5戦、グリーンベイ・パッカーズ戦(L)17-27
ハッセルベックの欠場により、大きく戦力を失ったシーホークスは、攻撃がかみ合わない。ディフェンス、セカンダリーの不調も加え敗戦。地区最下位に転落した。けがで仕方ないとはいえ、ここまで週代わりで主力選手を欠くと、ファンも若干諦めムードが漂っている感じだ。中盤を迎え、シーホークスはホルムグレンの有終の美を飾り、また、来年からの新監督体制に向けて、再び強いチームを作り上げられるのか。まさに1週、1週が緊張の連続なのだ。

【ジュリアン・ピーターソン】
まさにアウトサイド・ラインバッカーにうってつけのスピードと、超ド級のパワーを兼ね備えたピーターソン。ある時はランを止め、またある時は相手クォーターバックにパス・ラッシュをかけ、アックス・ボンバーをお見舞??

2008年12月9日(火)更新
不安材料てんこ盛りのまま、シーズン中盤に突入

※本文中のデータは11月11日現在のものです。

選手の不調が続く

フットボール・シーズンも中盤を迎えた。シーホークスは、司令塔のマット・ハッセルベックや、攻撃の要であるワイドレシーバーのディオン・ブランチを相変わらず欠いている。また、デイフェンスでも両コーナーの不調、ローファ・タトゥープのけがなど、不安材料てんこ盛りだ。

第6戦~第9戦の戦果
第5戦までで1勝4敗。本来なら、ほぼシーズン・オーバーと言われてもおかしくない状況ながら、NFC西地区はアリゾナ・カージナルスが唯一の勝ち越しチームで、あとはいずれも低迷という、なんとも力の入らない状況となっている。

第6戦 タンパベイ・バッカニアーズ戦 (L)10-20
けがの不安を抱える、第2クォーターバックのセネカ・ワレスが出場した。結果は10点差だったが内容は散々。獲得ヤード、ボール保持時間、ファーストダウンと、いずれもダブルスコアの差をつけられた。特にパス獲得ヤードでは、4倍以上の差がつくなど、全く勝てる要素の見えないゲームだった。

第7戦、サンフランシスコ・49ナーズ戦 (W)34-13
フルバックのレオナード・ウィーバーが爆発。116ヤード、2タッチダウンの活躍で、シーホークスに勝利をもたらした。この日はディフェンス陣も奮起。要のローファ・タトゥープを欠きながらも、インターセプト・タッチダウンや、ファンブル・リカバーなどのビッグ・プレー。獲得ヤードで127ヤード先行されながらも、大勝した。

第8戦 フィラデルフィア・イーグルス戦 (L)7-26
開始早々、セネカ・ワレスから、コーレン・ロビンソンへ90ヤードのタッチダウン・パスという、チーム・レコードとなるビッグ・プレーが飛び出したものの、これがこの日のハイライト。主力を欠くシーホークスと、5勝目を狙うイーグルスでは、力の差は歴然。特に後半は、ほぼ完璧に抑え込まれ、今期すでにホームでの4敗目を喫した。

第9戦 マイアミ・ドルフィンズ戦 (L)19-21
禁断の果実と言われる奇策、ワイルド・キャットで気炎を上げるドルフィンズは、前半で14-0と先制。しかしシーホークスもジョーダン・バビノーのインターセプト・リターン・タッチダウンから反撃を開始する。1点差まで肉薄したが、逆転の2ポイント・コンバージョンに失敗。僅差で7敗目を喫した。

ファンは応援するのみ!
後半戦に入ったところで、ここまで2勝7敗。シーホークスはすでに昨年の負け数を上回った。特に、イースト・コーストへの遠征試合では4戦全敗。もともとウエスト・コーストのチームは、時差の関係もあるのか勝率は良くないが、それでもやはり行き着くのは、けが人続出でチームの士気が上がらないところだろうか。
地区では、6勝3敗でアリゾナが首位を独走。残念ながらダラス・カウボーイズ、ニューイングランド・ペイトリオッツなどの“大物”との対戦を残しているシーホークスにとって、プレーオフは絶望的だと言わざるを得ない。しかし、本誌が出るまでに、マット・ハッセルベック、ディオン・ブランチも復帰しているはずだ。ファンとしては1ゲーム、1ゲームを応援して楽しむのだ。
良いシーズンもあれば、4年連続地区優勝のシーホークスがこのように低迷することもある。これが、NFLのひとつのだいご味であることは間違いないだろう。
Go Seahawks!

【ジュリアス・ジョーンズ】
昨年までシーホークスの顔的存在だったショーン・アレキサンダー移籍後に新加入したランニングバック。昨シーズンまでダラス・カウボーイズでプレイし、さんざんシーホークスを苦しめたジョーンズだが、NFLキャリア5年目の彼は、パワフルなランだけでなく、レシーブのうまさも発揮するマルチな存在。素早い動きで相手ディフェンスの隙をつき、走りまくるのだ。

2009年1月12日(月)更新
シーホークス、昨年に比べ想定外の急下降……
3ゲームを残し2勝11敗。第10戦~第13戦を振り返ると共に負の要因を探る

※本文中のデータは12月10日現在のものです。

4戦共に敗戦を喫す
 えらいことになってしまった……。5年連続でのプレーオフ出場、4年連続NFC西地区タイトルと輝かしいキャリアを誇ったシーホークスだったが、つるべ落としというか、ここにきて一気に転落。泥沼にすっぽりとはまってしまった。名将マイク・ホルムグレンは契約最終年に有終の美を飾るどころか、キャリア最低の年と最悪の結末を迎えそうだ。
第10戦 アリゾナ・カージナルス戦 (L)20-26 
波に乗れないマット・ハッセルベックとは対照的に、アリゾナ得意の空中戦が炸裂。ラリー・フィッツジェラルド、アンクワン・ボールディンのコンビに337ヤードを奪われるなど、第4クォーターまでに26-7と突き放された。最後はシーホークスも反撃したが、痛恨のインターセプトでアリゾナに2002年以来となるホームでの敗戦を喫してしまった。
第11戦 ワシントン・レッドスキンズ戦 (L)17-20
ホームでの2連戦ということで気をはいたシーホークス、接戦になった。前半を10-7とリードで折り返し、シーソー・ゲームの末、第4クォーターには、新人タイトエンド、ジョン・カールソンへのタッチダウンパスで同点に追いついたものの、再びフィールド・ゴールでリードを許した。起死回生の最後の攻撃でも、前ゲームと同じくインターセプトを喫し終了。これで今期9敗となり、プレーオフへの道が閉ざされた。
第12戦 ダラス・カウボーイズ戦 (L)9-34
シーズン前には、サンクスギビングのナショナルTVでのゲームということで盛り上がったが、プレーオフを争うダラスとの力の差は歴然。大方の予想通り、ダラスのブローアップそのまま、全くゲームにならなかった。司令塔ハッセルベックは7サックを浴び、攻撃陣はタッチダウンなし、3フィールドゴールのみと壊滅状態。守備陣も447ヤードを奪われ、惨敗を喫した。
第13戦 ニューイングランド・ペイトリオッツ戦 (L)21-24
ハッセルベックが再び戦線離脱し迎えたゲームだったが、2番手のクォーターバック、セネカ・ワレスが212ヤード、3タッチダウンと活躍。ディオン・ブランチも久々のパフォーマンスを見せ、終盤までゲームを21-13とリードした。しかし地力に勝るニューイングランドは、第4クォーター、フィールドゴールで5点差、さらに残り3分を切ったところで逆転。その後シーホークスにもチャンスがあったが、過去ふたつのホームゲームと同じく、あっさりとターンオーバーでゲームオーバーとなった。

敗因を探る
シーホークスはあと3ゲームを残し、2勝11敗とボロボロ。去年に比べてのあまりの急降下はまさに想定外。どこにその問題があったかを追ってみた。
けがによる主力選手の戦線離脱に始まり、モチベーションが低下。結果パフォーマンスに影響が出て、負けのスパイラルに陥ってしまったことに異論はないだろう。コーチの作戦はもちろんだが、ホルムグレンが早々にコーチ退任を発表したことに問題はなかったか。主力選手が離脱していた時に残りのメンバーがステップ・アップできなかった要因は? ポジション別に見ても問題は山積みのまま、来期の新監督、ジムモーラ体制でのチーム再編成にむけて動き出すこととなった。グッド・ニュースは、来年のドラフトで、上位選手が指名できそうなことぐらいだ。
今シーズンのシーホークスはさておき、シーズンも終盤に掛かり、プレーオフ争いはヒートアップしている。両カンファレンス共に東地区はほとんどのチームが勝ち越しという激戦区で目が離せない。また、アウト・オブ・レースといっても、あと3ゲームある。弱い時のシーホークスでもしっかり応援して、シーホークス・ファンとして楽しみたいところだ。

【オリンド・マレ/キッカー】
2006年までマイアミ・ドルフィンズ一筋だったベテラン・キッカー。今シーズンは新人キッカーの代役として、一時しのぎに雇われた感があったが、不調のシーホークスの中では数少ない存在感を示す選手となった。フィールドゴールの成功率は昨年までのエースキッカー、ジョシュ・ブラウンに決して引けをとらないパフォーマンスを見せている。

2009年2月12日(木)更新
ホルムグレン監督、任期満了。新体制に向け、士気も新たに!
結局4勝12敗で今シーズンを終えたシーホークス。しかし暗くなっているヒマはない!

※本文中のデータは1月13日現在のものです。

最悪のシーズンだったが……
 シーホークスにプレーオフがないシーズンは久しぶりだ。
例年ならば、1月の週末はワイルドカードから始まり、勝ち上がるごとに相手チームの研究、選手の調子の心配、チケットの手配、テールゲートのメニュー決めと多忙を極めるのだが……。相手がいないだけに、ほかのプレーオフのゲームを真剣に見ることもない。なんだか拍子抜けするほど平穏だ。
第14戦 セントルイス・ラムズ戦 (W)23-20
共にわずか2勝の、まさに底辺の泥沼決戦といった両チームの戦い。依然スターターのマット・ハッセルベックを欠くシーホークスは、前半こそリードを許したが、後半に入り持ち直し、残り3分を切ってからのタッチダウンで同点。そして残り3秒から、オリンド・マレが27ヤード・フィールドゴールを決め勝利。連敗を6で止めた。敗れたラムズは8連敗、まさに出口が見えないシーズンといったところだ。マイク・ホルムグレンはこれで、監督通算160勝目となった。
第15戦 ニューヨーク・ジェッツ戦 (W)13-3
大雪の中で行われた、マイク・ホルムグレン監督最後のホームゲーム。相手は、悪天候を得意とする、ブレット・ファーブ率いるジェッツだ。勝てばプレーオフ出場に大きく前進するジェッツだったが、シーホークスは意地を見せた。守備陣が、わずか1フィールドゴールに抑える大活躍。また攻撃でも期待の新人、タイトエンドのジョン・カールソンがタッチダウンを決めるなど活躍。ランニングバッグのモーリス・モリスも、雪の中、今季最多の116ヤードを走った。ここ数年で最悪のシーズンになったが、10年シーホークスを率いた監督の引退と相まって、このゲームは印象に残る良いゲームだった。
第16戦 アリゾナ・カージナルス戦 (L)21-34
今季最終戦。すでにプレーオフ進出を決めているカージナルスとのゲームは、消化試合の感もあったが、プレーオフに弾みをつけたいカージナルスは、レギュラーフル出場で臨んだ。ここ2ゲーム、若干失速気味であったが、このゲームで得意の空中戦が復活。カート・ワーナーは263ヤード、4タッチダウンを奪い、シーホークスを突き放した。シーホークスのセネカ・ワレスも250ヤード、2タッチダウンと調子が上がってきてはいたが、勝利には及ばず最終戦を終えた。

だからこそ魅力がある!
結局、今シーズンは4勝12敗。ホームでもアウェーでも2勝ずつという結果に終わった。32チーム中、下から4番目だ。この成績はふがいないが、新シーズンに向けては悲観的なものではない。今年のドラフトでは上位者を取ることができるし、もともと選手層は厚い。ジム・モーラ新監督の体制のもと、新たなチームづくりも楽しみだ。
課題としては、主力選手がけがから立ち直ることはもちろんだが、攻撃、守備ラインの整備は必至だろう。ドラフトでの補強が欲しいところだ。また、将来に向けハッセルベックの後釜の、フランチャイズ・クォーターバックの育成なども興味深い。いずれにせよ、昨シーズン1勝15敗とどん底を味わったマイアミ・ドルフィンズが、今季は激戦のAFC東地区で11勝5敗と復活し、プレーオフに出場した例もある。今のNFLではどのチームが勝ってもおかしくない状況だし、だからこそ魅力があるとも言える。
プレーオフでも、現時点でシード権上位がことごとく落ち、NFCではもっとも期待度が低かったアリゾナ・カージナルスとフィラデルフィア・イーグルスが決勝進出を決めた。AFCはピッツバーグ・スティーラーズとボルティモア・レーベンスの戦いだ。そして各カンファレンスの勝者が、2月1日、タンパベイでスーパーボウル決戦となる。

【ジム・モーラ新監督】

来シーズンより、シーホークスは監督が交代。新たにジム・モーラ氏が就任する。地元ワシントン大学出身のモーラは、ディフェンス・コーチのスペシャリストとして、NFL5チームで24年のキャリアを持つ。04~06シーズンは、アトランタ・ファルコンズで監督も経験(26-22)、ここ2年は大ボス、ホルムグレンのアシスタント・ヘッドコーチとしてディフェンスを押し上げた。

シロヒラシガエ
福岡県出身。シアトル在住18年の「ヒロシズ・レストラン」オーナー。これまで旅行、ゴルフ、松茸、罠、悪い女、おっぱいなどにハマってきたが、フットボールに出合って以来、この時季になると仕事そっちのけで「FootballisEverything」になってしまう。

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