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オイスターのおいしい食べ方

coffee cake

素晴らしく過ごしやすいシアトルの夏。アウトドアしてますか? このところ赤潮で潮干狩りができなかったので、続けて2度も訪れたのは、Hwy. 11沿いにある、お気に入りキャンプ場「ララビー州立公園(Larrabee State Park)」。マウント・バーノンからベリングハムに抜けるHwy. 11は景色がすごく良くて、隠れ家的なオイスター・バーがあるし、日本庭園もあるし、アウトレット・モールにも近いので、お天気が悪くてもいろいろ楽しめるのがうれしいところ。今年見つけたのは、各種ベリーのU-Pickや、無農薬野菜の即売所「サクマ・ブラザーズ(Sakuma Brothers)」に、オイスター・ファーム「テイラー・オイスター・ファーム(Taylor Oyster Farm)でした! どこへ行ってもおいしいものが食べたいモーガン家。早速、野菜やオイスターを買って来て、BBQです。

ところで、アメリカに来て驚いたのが、オイスターのサイズ! 一番小さいものでも、日本の2倍はあるじゃない? ラージなんて手のひらサイズで、でろ~っとして気持ちワル~! その後、いろいろな種類があることがわかったけれど、あんまり小さい(例えばクマモト)のも、これまた損した気分になります。やっぱりローカルのエキストラ・スモールくらいが、安いしおいしい。ワシントン州なら、海岸に行ってオイスターを拾うこともできるけれど、殻ごと持って帰れないのが難点。殻付き1ダースで$5は悪くないでしょ?

チャコールに火を入れて、待つこと20分。用意するものは、ゴム引きの軍手とナイフ、しょう油のみ。本命の肉を焼く前のアペタイザーとしてのオイスター。う~、こたえられない! こうやって書いていても、生つばが出てきちゃう。殻の合わせ目から蒸気が上がってきたら、しっかり軍手でつかんで、ナイフでこじ開けます。生の時よりはすーっと楽に開けられるはず。ふたを開けて、さらに身がぷりっとなるまで焼いてから、しょう油をたらっと1滴。くれぐれも焼き過ぎないでね。熱々を歯でこそげるようにしてがぶり! これだけももうビール2本は飲めちゃいます。へへへ。海の幸に恵まれたワシントン州に住んでて、ホント良かったね~。

今年はカニ漁の規制が多くなったので、獲物にありつけなかった時は、このオイスター・ファームでも買えます。ちょっと高いけど……。この間はローカルのボタンエビ(Spot Shrimp)もあったので、それもさっと塩茹でにしたら最高でした。あ、よだれがジュル~。また行かなきゃ。オイスターはなんといっても直火焼きが一番だけど、殻付きが手に入らない、BBQの用意が面倒!という時は、こんな食べ方もいいかも。ワインと一緒にまたまた食が進む!

オイスターの黄金焼きのレシピ

■ 材料
  • オイスター 15~20個
  • マッシュルーム 5~6個(スライス)
  • 日本のマヨネーズ 1/4カップ
  • パルメザン・チーズ 1/4カップ
  • ニンニク 1片(すりおろすかプレスする)
  • パセリ(みじん切り) 大1くらい

■ 作り方
1. オイスターはよく洗い、さっと湯通しし、水気を切っておく

2. マッシュルームはスライス。小さなボウルにマヨネーズとパルメザン・チーズ(できればおろしたて)、ニンニク、パセリを混ぜ合わせておく。

3. 耐熱容器にカキとマッシュルームを入れ、上からマヨネーズ・ソースを掛けて、425度のオーブンで5分、さらに直火焼き1~2分で焼き目を付ければでき上がり。

 

逸子モーガン:
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!