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2021年11月15日~11月19日(11月3週目)

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民間企業従業員のワクチン接種義務化、ワシントン州はOSHAの基準を反映

11/19/2021・KING5

バイデン政権が発表している従業員100人以上の民間企業を対象とした来年1月4日からの新型コロナウイルス・ワクチン接種義務化に関して、ワシントン州のインスリー知事は18日(木)、同州においても定期的なCOVID-19感染検査を選択肢とすることを記者会見で明らかにした。連邦政府はワクチン接種、または週1回の感染検査を義務付けるとしているが、ワシントン州ではこれまで、感染検査は職場での感染抑制に十分な効果がないとして選択肢から除くことを検討しており、その場合、ワクチンを接種しない従業員は失業する可能性があった。しかしインスリー知事は、基本的にアメリカ労働省労働安全衛生局(OSHA)の基準を反映させることを選んだ。アメリカ国内では複数の州や企業などが、民間企業の従業員へのワクチン接種義務化は憲法に違反するとして、連邦政府に対して差し止めを求める訴訟を起こしており、そのうち第5巡回区控訴裁判所は、ワクチン接種義務化の実施一時的に差し止めを命じている。これに対しバイデン政権は、義務化を行わなければパンデミックを長引かせ、多くの命が犠牲になると反論している。KING5の関連記事はこちら

イチロー氏、来年にシアトル・マリナーズの殿堂入り

11/18/2021・KING5

MLBのシアトル・マリナーズは17日(木)、同球団の会長付き特別補佐兼インストラクターであるイチロー氏のマリナーズ殿堂入りを発表した。殿堂入りは来シーズンで、2022年8月27日(土)に本拠地のTモバイルパークで行われるクリーブランド・ガーディアンズとの試合開始前に式典が行われる。イチロー氏は現役時代の合計14シーズンをマリナーズでプレーし、東京で開催された2019年の開幕シリーズ中に引退している。マリナーズ在籍中には10回のメジャーリーグ・オールスター戦選出、10回のゴールデングラブ賞受賞のほか、同球団選手としてメジャーデビューした2001年には、史上2人目となる最優秀新人賞と最優秀選手賞(MVP)を同時受賞。また2004年にメジャーの年間最多安打記録を更新する快挙を成し遂げた。マリナーズの殿堂にはこれまでエドガー・マルティネス氏、ランディー・ジョンソン氏、ケン・グリフィーJr.氏などが選出されており、イチロー氏は10人目となる。イチロー氏がアメリカ野球殿堂入りの資格を得るのは2025年。KING5の関連記事はこちら

次期シアトル市長、元米内務長官を含む市の政権移行チームを発表

11/17/2021・KIRO7

次のシアトル市長に選ばれたブルース・ハレル氏が16日(火)夜、シアトルのアウトドア用品販売大手REIの元CEOで、オバマ政権下で内務長官を務めたサリー・ジュエル氏を含む市の政権移行チームを発表した。また移行チームで議長職を務めるのはEqual Opportunity SchoolsのCEOエディー・リンカーン氏、宇和島屋のCEOデニース・モリグリ氏、Sea MarのCEOロゲリオ・リオハス氏。同チームは、芸術・文化、教育、気候・環境、ホームレス、労働などの問題に取り組むさまざまな分野のサブグループに分かれており、政策専門家や地元政府関係者、経営者、労働者などがメンバーとなっている。ハレル氏は、幅広い地域住民やステークホルダーの方々の協力なしには、大きなアイデアの実現や革新を導くことはできないと話している。KIRO7の関連記事はこちら

シアトル市、カメラを利用し自動的に違反切符を切る試験プログラムを発表

11/16/2021・KING5

シアトル市運輸局(SDOT)は来年、違法なバスレーン使用や、横断歩道や交差点を塞ぐ運転者に対し、自動的に違反切符を切る試験プログラムを開始する。ダウンタウン、サウスレイクユニオン、クイーン・アンにおいて、道路に設置したカメラを利用して実施される予定。同プログラムの発表文によると、設置されるカメラは公共安全の向上、渋滞緩和、交通機関の運行や障害者の動きやすさを向上させる目的がある。カメラは違反車両後部のナンバープレートを撮影し、初めての違反では警告の通知が郵送され、それ以降は75ドルの罰金が科せられる。カメラの設置場所などの詳しい情報はこちら。KING5の関連記事はこちら

ワシントン州西部で雨と風が強まる、河川では洪水警報も

11/15/2021・KING5

先週に大気中に大量の水蒸気が帯状に流れ込む「大気の川(Atmospheric River)」の影響を受けていたワシントン州西部では、別の大気の川が移動してきたため、15日(月)に強風と大雨が再び予報されている。最も被害が予想されるのは特にカスケード山脈とオリンピック山脈を中心とした河川の氾濫だが、風も強まり、地滑りの可能性も高まると国立気象局は(NWS)は話している。15日の日中は1-5沿いの地域で雨量が増えるが、午後3時頃には雨は弱まるとみられている。洪水注意報は16日(火)午後まで、キング郡、ピアス郡、スノホミッシュ郡などを含む州西部ので発表されており、15日の時点で少なくとも12河川で洪水警報が出ている。シアトルでは時速40マイルを超える突風15日に記録されるなど、各地で強風が吹き荒れるが16日には弱まる予報。また15日の午後までに冷たい空気が流れ込むため気温が下がり、NWSによると16日朝の最低気温は華氏30度台半ばから後半まで下がり、17日(水)には平地でも地域により氷点下となる。詳しい予報はオリジナル記事に記載。KING5の関連記事はこちら