シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

黄金色に染まるカスケード山脈 サブアルパイン・ラーチ

■生活にもっと緑を! 庭やベランダが綺麗で気持ちよくなるコツを、ノースウエスト園芸部長こと小杉晶子さんに教えてもらいます。小杉さんについて » 

(2026年10月)

紅葉の季節になりました。街では、街路樹が色づいて冷たい風が通り抜け、朝露が車のフロントガラスに付くようになってきました。

ノースウエストの森は、ニューイングランドの森の紅葉に比べると、それほど華やかではありませんね。しかしながら、10月の1〜2週目にカスケードの山肌が黄金色に輝きます。サブアルパイン・ラーチというカラマツの仲間で、標高の高い所に自生する針葉樹でありながら、冬は葉を落とします。

10月に入るとサブアルパイン・ラーチが、一気に黄葉へと変わり、その後すぐにカスケード山脈に雪が降り始めます。ハイキング好きの人から勧められて、いつかは行かないとなぁと思っていました。

朝6時にシアトルを出発し、カスケード山脈を目指しました。岩肌が出てきてごつごつした岩には、ナキウサギが見られます。2時間ほど歩くと、黄色に染まった樹々が少しずつ見えてきます。山頂に近付くと小さい青い湖が現れ、湖を囲むように切り立った岩山がそびえ立ち、黄金色に色づいたラーチの樹々が優しく迎えてくれます。低い気温に耐えるために、背を低くし全く無駄のないような、こぢんまりとした枝ぶりで、等間隔にトレイルの横に生えています。朝早く起きて、ここまで登ってくるのに多少時間がかかります。しかし、この風景は一生の宝物になりました。皆さんにもこの風景をぜひ一度目にしていただきたいです。


サブアルパイン・ラーチ
▲Blue lakeの近く。黄色い葉がサブアルパイン・ラーチです。トレイルはきれいに道が整備されています。
Blue lake
▲Blue lake。訪れた人は、みんなここで美しい湖を眺めながらランチをします。まるでノースウエストの天国のようです。


マウンテン・ブルーベリーも赤く紅葉
▲登山口では、マウンテン・ブルーベリーも赤く紅葉してきています。
マウンテン・ブルー・ベリーの葉
▲赤く紅葉したマウンテン・ブルー・ベリーの葉。


ラーチの木
▲切り立ったカスケードの岩山にスレンダーなラーチの木がとても映えます。「まるで絵画の中を歩いているようだ」と夫。


Blue Lake Trail 登山口まではシアトルからHighway20を進み、車で約3時間。湖まではゆるやかな上り坂で、子連れにも人気です、駐車場がすぐいっぱいになるので、朝早く出た方がいいでしょう。(https://bit.ly/3SD5zc9)

●文・小杉晶子

サウスシアトル・コミュニティー・カレッジで園芸学の学位を取得。現在は、剪定家として庭園や個人の庭の手入れを行う。趣味はバードウォッチング。

◎ このほかのシアトルの生活情報 »
◎ 最新のシアトル生活情報 »