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手軽にできるコンテナ・ガーデン

インテリア

 
2004年9月のテーマ 
手軽にできるコンテナ・ガーデン
 

第1週「ハーブを植える」

これから秋から冬へと時期が変わります。夏の間ずっと庭先にたくさん咲いていた花達も、そろそろ姿を消していきます。そんな時期には、コンテナ・ガーデンがぴったり! コンテナに土を入れ、お好みでいろんな種類のハーブを植えてみましょう。器の形や色、植物の色のグラデーションと形を考えながら配置するのがポイント。コンテナは大・小、サイズを変えていくつか置くと、窓際やベランダのアクセントにもなります。ハーブは食用としても、観賞用としても、使えるところが便利ですね。

 
 

第2週「秋の素材を活かす」

秋には紅葉した草木や葉、松ぼっくりなど、外に出掛けるだけで素晴らしい材料がたくさん入手できます。今回は近くのアンティーク・ショップを覗いたところ、素敵なコンテナが$3で手に入りました。こういうお店はガラクタのような物もたくさん売っていますが、注意してみるととてもオモシロイ掘り出し物がありますね。家の周りを散歩しながら、拾い集めた枝や花、枯れ物などをこのコンテナにアレンジメントしみました。なかなか秋らい雰囲気が出ていませんか? 枯れ草や枝などにカラー・スプレーをして色付けすると、またまた違った感じで遊べます。春や夏の時期とはまた違った、秋のデコレーションを楽しんでみてください。

 
 

第3週「透明コンテナで苔をめでる」

今回はモス(苔)ガーデンに挑戦してみました。モスも使い方と見せ方で、素敵なアレンジメントのアクセントに変身します。このモス・ガーデンは、全体の彩り、モスのテクスチャーや自然な雰囲気を見せるために、透明のプラスチック・コンテナを使いました。数種類のモスと野草花を組み合わせ、自然感を出しています。このように、透明コンテナの中に材料をいくつか置いてみると、面白いデコレーションができますよ。小さなサボテンを並べてみたり、枯れ草や枯れ花だけを入れたりと、好きなようにアレンジしてみてください。これからのウエディング・シーズン、きれいな花を入れてデコレーションに活用するのもオススメです。

来月は、ハロウィーンに向けたアレンジを紹介します。

赤池公江:
アメリカ・インテリア・デザイナーズ協会会員。ホテル・ニューオータニ(日本)、モデル・ルーム、駐在員宅、一般住宅などを手掛けて好評を得る。『モダン・リビング』『グラッツィア』など、数々の雑誌で紹介され、シアトルの住宅事情についてエッセイも執筆。ウェブサイト:www.afengshuiinteriordesign.com