幸運をもたらす風水の花と色 前回、私達にいろいろなイメージを与えてくれる色の不思議な力についてお話ししました。伝統的な風水では、幸運を呼ぶ代表的な吉兆花として、芍薬、菊、白い木蓮、蓮、蘭の花があります。 ・芍薬の花:富、名誉、愛の象徴を意味し、開花した花はさらに最高の幸せを意味します。また中国では、家の中に芍薬があると適齢期の娘がいるということを察するという話があります。 ・菊の花:幸せ、福笑、快適、満たされた生活を意味し、特に福笑を表します。これも中国の家の中でよく見られる花です。また気高さ、性格の強さも表しているとされています。ヨーロッパの特定の国では菊は葬式花としてされているところがありますが……風水では縁起の良い幸福の花とされています。 ・白い木蓮と蘭の花:上品、女性らしさ、純粋、真実を意味していて、特に上品さと女性らしさを象徴しています。 また中国人はこれらの花の芽と樹皮を漢方薬に使っています。 ・蓮の花:仏教やヒンズー教で純粋を意味しています。庭において穏やかさ、純粋、魂の成長を表します。そして創造力を強めるとされています。 そして花に色や香りが加わることにより、私達の目や五感を楽しませてくれますね。色の意味は前回で少し触れましたが、風水にもラッキー・カラー、それぞれの色の持つエネルギーがあって私達の生活に影響を与えている訳です。バラの花は色彩、形、香りといい、最高とされています。また、恋愛と関係していますので、ウエディングではよく使われますね。 ・赤:気分や意志を高める ・オレンジ:元気が出る ・ピンク:愛の色 ・黄色:気持ちを高め安定させる ・緑:平和と調和 ・青:創造力を豊かにする ・バイオレット:霊性、静寂 ・白:純粋と無垢 花には不思議な力があると思います。フラワーアレンジメントや生け花などで表現される花は、私達に確かに喜びと幸せな気持ちをもたらしてくれますし、お部屋のインテリアやファッションでも欠かせない要素ですね。上記以外の花、そしてハーブにもそれぞれの良さと意味があります。自然と調和して、うまく幸せをつかみたいものです。 |
コメントを書く